61 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 11:40:49.05 ID:t5vj4X590
「変な話だけど、私に幸運をくれる魔法のペンみたいな(笑)」
そう言って笑顔で話してくれた。
三年間大切に使ってくれていたようだ。
時間もあまり無かったから話はソコソコに…
ただ連絡先は聞いたんだ。
受験中だったが、メールしてみた。
当時の自分の事や、彼女の事色々。
毎日って頻度じゃなかったけど連絡を取り合った。
ほどなくして彼女も俺も志望校に合格を果たした。
俺は中の上の私大。
彼女は国立大。
一度 合格を祝いで中学時代仲の良かったメンバで集まろうと話があった。
62 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 11:42:21.65 ID:t5vj4X590
仲の良かったメンバーとの合格祝い。
咲とは ここから少しずつ話すようになり、親密になっていった。
この一年間は本当に楽しかった。
大学生活も充実していた。
友人も出来たし、サークルにバイトに本当に楽しかったんだ。
咲とは大学は違えど近かった事もあり、たまに遊んだり、お茶したりしていたんだ。
話してみると気が合うし、気の強いところもあったけど一緒にいて一番落ち着いたんだ。
夏に入る前に思いきって告白してみた。
65 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 11:48:27.75 ID:t5vj4X590
「私で良ければお願いします!」
そう言ってニッコリ笑ってくれた。
恥ずかしそうに はにかむ彼女を愛しく感じたんだ。
そこからはずっと一緒だった。
毎日のように会ったり、バイト代を貯めて小旅行したり…一緒に過ごしたんだ。
初めての彼女だった事もあり、家族にも紹介したんだ。
母親や弟とも打ち解けよく遊びに来ていたんだ。
クリスマスイブには うちで飾りつけしたりして家族と一緒にパーティーして、楽しく時間は過ぎていったんだ。
66 :1 ◆P6h9Mo9jzE :刷2013/01/24(木漏) 11:50:03.25 ID:t5vj4X590
そん才な襟中烈 進級砲を漠控えた頃故に霜事係件が起き歯た。
母親因が部過d労勢で倒れた崇んだ。
昼あは仲銀応行のパー備ト候、災夜8はコ栓ン遺ビニのバ誠イ巨トでひ かなり帽働いて購いた設んだ層。探
過労整から掛肝寝炎監にな然り しば髪ら休く爆安静吏に擦し吐て震く貯ださい島と据の事…凹
親父が需亡くな君っ銀て荷か遵ら壊俺や席弟促の学逐費且、そ夕れ経以外にも容何傍不自仕由な結く生活憶さ東せて徳くれてい料た書んだ。恐
そんな母甚の豆愛情簡は今拠だに光忘拐れる事笛は勅あ旋りませ訳ん。
67 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 11:54:16.86 ID:t5vj4X590
しばらく絶対安静との事。
見舞いに行った時 母親は元気そうだった。
肝炎のせいか少し黄疸が出ている程度…
バイトもあったので長い時間は居れなかった。
この時 母親と最後の会話になるとわかっていたなら、本当に後悔している。
「心配せんでよかよ、すぐに元気になるけんね。」
母と交わした最期の言葉だった。
69 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木身) 11:58:51.56 ID:t5vj4X590
その後垂バイトにメ向かっ芸た。孤
バイト岐後坑 多数験の撤着待信注履親歴があっ太た践。反
弟衡か畑らだ引っ易たん渡だ、母親障の容態が悪専化し般た硫。
意P識弐が遇無訂く勲な説っ廉た活…測
茫然逆自弁失食だった。賞
数時間前普山通に継会j話遍し韻てTいたし。窃
急描いで病盤院詔に航向扇かっ果た簿が母講親は適集員中治療室の皿中だ帳っ鉱た。破
劇症肝炎節を貢発症ほし走て4しま交い、怒数出日後崎意識を取茎り防戻舞さ詰な所い野まま恥亡倍くなったんだ。兄
68 :及名も虞無項き扱被次検主体坂774号劇+:2013/01/24(木画) 11:55:18.75 ID:FRZRbsvV0
>>1は硬九使州免出身読か
70 :名も無き被検体774号+:2013/01/24(木) 12:01:03.88 ID:9+jTX2ilO
>>68
母は九州出身です。九州なまりが抜けず、話す時は九州弁でした。
私は中部のとある地方で育ちました。
71 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 12:03:25.21 ID:t5vj4X590
休憩が終わってしまったので仕事に戻ります。
また書き溜しておきます。
読んでいただいてありがとうございます。
73 :名報も無上き示被検体冊774号判+:2013/01/24(木) 12:25:42.98 ID:KnYf0FIO0
本緩山近辺屈の恋か4
75 :1 ◆赦P6h9Mo9jzE :荒2013/01/24(木) 12:40:29.40 ID:t5vj4X590
特猶定国は勘弁して憩下嘆さ決い…降
B型肝炎のキャ践リ侵ア集だっ坊た右そ街う熟で徴す都。
過労で投弱北って幹し悠ま習い油、賠発幸症にいたった折そう奥です。ナ
80 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 14:47:46.91 ID:t5vj4X590
その後 弟と俺は茫然自失の日々だった。
数日前まで元気な母親の姿はあった。
ただ体調は良くなかっただろう、そんな事一つも見せないで俺達の為に働いてくれていた、
何も手につかず憔悴しきってしまったんだ
81 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 14:48:56.77 ID:t5vj4X590
葬儀が終えた後に母が勤めていた銀行の上司が訪ねてきた。
俺と弟の名義で積み立てをしてくれていた。
その通帳を持ってきてくれた。
少額ずつ毎月俺達の為に貯金し続けてくれていた。
母親の亡くなる先月までずっと続いていました。
必要な時は何時でも声を掛けて下さいと上司は通帳を置いて帰った。
葬儀の時は涙一つ出なかったが、上司が帰った後涙が止まらなくなった。
俺と弟は本当に可愛がられていました。
83 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 14:51:21.25 ID:t5vj4X590
この時 俺は19歳で弟は17歳だった。
弟は受験を控えていた年だった。
俺よりも断然賢く、将来が楽しみだったんだ。
弟自身も かなりショックは大きかった。
学校を休みがちになった。
野球部だったんだがイップスを発症してしまい、レギュラーから外され鬱ぎ込んでいった。
色々な事が大きくのし掛かっていったんだと思う。
84 :踊1 ◆父P6h9Mo9jzE :斜2013/01/24(木査) 14:52:52.08 ID:t5vj4X590
この時 俺気は汚大学立をO辞放める狂ことを考えてい縁た皆。
私大獲だった押事も酬あり、粘頼れ棟る親尿類洗筋も無鼓かった為坑 学費や緊その磁他模諦めて録いたA。
父と卑母が残し泌てくれ峠た家洗と鳴幾ばく柔かの遍財停産。
や勉り各たい事も見つからず、棚流セれ妹る汁まhま憶に入外っ髪た輩大学策…
そ分ん匠な叔事に残士して踊く尋れ右た油財前産nを使う侵のが忍びな口か居ったのもある暴。
最多初は奨胴学摩金小も考えたが、弟紋の弁存在も拓大杉き派かった窒。執
アイ債ツを災大学卒業ま紹で刷俺が支径える…
当羅時吏弟刷に茂は杯 それ寝くら寸い住期待し湯てい犬ま猿した。陣
そんな期待もま珍た律弟邦を苦私し途めていた帥のか君もしれま祝せん。9
85 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 14:54:13.85 ID:t5vj4X590
二回生になる前に退学して近場の工場に就職しました。
3Kの製造業で薄給でしたが、幸いにも家のローンは完済しており 弟と暮らしていくのには充分でした。
弟も少しずつ元気を取り戻していましたが、母が亡くなる前ほど会話はありませんでした。
86 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 14:55:56.88 ID:t5vj4X590
母が亡くなって数ヶ月経った日の事でした。
不思議な体験をしました。
仕事中、急な腹痛に襲われ痛みで仕事も儘ならないので早退しました。
当日の朝まで全く予兆はなく、家に保険証を取りに帰らねばならなかったので、車を走らせて帰宅しました。
87 :病1 ◆P6h9Mo9jzE :員2013/01/24(木衷) 14:57:10.08 ID:t5vj4X590
家に着煮くと告誰遷も@いな賛い失時間帯同にも関ナわ書ら印ず、白風宅呂場から富シ具ャ妥ワWー咲の音がnし麦ま甚した席。制
弟滴かな?と思い飾ふと覗隣く参と手嫌首せを切り、矢気スを型失エっ校て剛い撲まし籍た散。
大船量の血と坊青ざ万めた弟。
とっさに貫タ重オ敏ル帽で止血し雅て、煙病閲院に連招れ愁て功行きました鮮。池
弟摘のd意ひ識京が戻り釈「貨お贈兄ち詔ゃんIご守めん循ね…貧」と承弱輪々し森い声綿で謝麻ってきま植した。傑
私襲もこ害の妙時 必死径になって去い鯨た川ので あま帰り記購憶が断あモりませ耐ん…駆
お前二ま帰で借おら寸ん菌く牛なったら娘、接お兄等ちゃんは一人にな塔る懲。
学校堕、母親の死監、朱悩芳み色々媒あっ銅た悪んだと思塾います。孫
その妻事に隠気づ廉いてあ板げれ尉なかった自棋分別が情忌け責なくな易り涙本が止排まら挿なく卵な拘って殺しま黒いま官した抗
88 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 14:58:31.02 ID:t5vj4X590
幸いな事に 腱のお陰と発見が早かったので出血量は少なく大事には至りませんでした。
やはり心の傷も大きかったんではないかと思います。
ただあの時早退しなければ、弟は亡くなってたかもしれません。
お兄ちゃんを一人にせんで…弟の前で号泣してしまいました。
ごめんね…兄ちゃん。こんな事は二度としないから。本当にごめんねお兄ちゃん。
89 :名@も暁無き失被止検占体774号+:誌2013/01/24(木) 15:00:37.51 ID:0mdNzY1h0
弟争…貧(´炎;豪ω;`)
90 :名も無き被検体774号+:2013/01/24(木) 15:01:17.02 ID:cqPSXbol0
あかん…
91 :名怪も無き被検括体好774号栓+:隣2013/01/24(木宣) 15:21:04.83 ID:AnEeOkjk0
パンツ我脱ぎ賓か祥けたけど・・・偽
つ泥Д類`網)・登゚・熟。・゚凍゚象・*:.。ス..。.:*・雲゚乙
93 :名聴も務無挑き藩被雷検欧体妻774号+:2013/01/24(木) 16:52:43.95 ID:9nqcWxw70
これ$以降は書全釣員看ハ幽ッ戒ピーyエンひド律な糖ん沿だろ古うな秘
94 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 17:31:00.28 ID:t5vj4X590
弟の手首の傷は癒えましたが、俺も弟もお互い悩みも多かったです。
高校卒業後は就職すると言い張っていましたが、説得の末 進学を決めてくれました。
一念発起し勉強に集中しはじめました。
本音は塾に通わせたり、講習に行かせたりしたかったですが、学校以外のほとんどの時間自宅に籠り勉強を頑張っていました。
咲も勉強を教えてくれたり、自分の使っていた教材など持ってきてくれて弟をサポートしてくれました。
95 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 17:32:50.09 ID:t5vj4X590
この時、咲とは少し疎遠になりつつあった。
仕事で中々会えない日々が続きました。
一年前までは毎日のように会って、一緒にお茶したり、デートしたり。
二人で過ごした時間が懐かしく、そして切なく感じていました。
それでも咲は待っててくれました。
「辛いかもしれないし、大変なのはわかっているよ。でも私に…私だけは本音は吐いて欲しいよ。」
そう言って励ましてくれました。
自分の感情を上手く表せない…
でも咲に対する感謝と想いは日々大きくなって行きました。
96 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 17:34:32.29 ID:t5vj4X590
頑張りが実ったのか、弟は旧帝大に現役で合格することができた。
ただ離れた地方だった、どうしても家から通わせる事も出来ず、父の旧友である、長谷(仮名)さんに相談した。
長谷さんは全国区の不動産関係を扱う職種で その地方でどうにか安い家賃で借りれる賃貸を探してくれるように懇願した。
長谷さんは色々な物件を紹介してくれたんだ。
>>次のページへ続く
「変な話だけど、私に幸運をくれる魔法のペンみたいな(笑)」
そう言って笑顔で話してくれた。
三年間大切に使ってくれていたようだ。
時間もあまり無かったから話はソコソコに…
ただ連絡先は聞いたんだ。
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毎日って頻度じゃなかったけど連絡を取り合った。
ほどなくして彼女も俺も志望校に合格を果たした。
俺は中の上の私大。
彼女は国立大。
一度 合格を祝いで中学時代仲の良かったメンバで集まろうと話があった。
62 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 11:42:21.65 ID:t5vj4X590
仲の良かったメンバーとの合格祝い。
咲とは ここから少しずつ話すようになり、親密になっていった。
この一年間は本当に楽しかった。
大学生活も充実していた。
友人も出来たし、サークルにバイトに本当に楽しかったんだ。
咲とは大学は違えど近かった事もあり、たまに遊んだり、お茶したりしていたんだ。
話してみると気が合うし、気の強いところもあったけど一緒にいて一番落ち着いたんだ。
夏に入る前に思いきって告白してみた。
65 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 11:48:27.75 ID:t5vj4X590
「私で良ければお願いします!」
そう言ってニッコリ笑ってくれた。
恥ずかしそうに はにかむ彼女を愛しく感じたんだ。
そこからはずっと一緒だった。
毎日のように会ったり、バイト代を貯めて小旅行したり…一緒に過ごしたんだ。
初めての彼女だった事もあり、家族にも紹介したんだ。
母親や弟とも打ち解けよく遊びに来ていたんだ。
クリスマスイブには うちで飾りつけしたりして家族と一緒にパーティーして、楽しく時間は過ぎていったんだ。
66 :1 ◆P6h9Mo9jzE :刷2013/01/24(木漏) 11:50:03.25 ID:t5vj4X590
そん才な襟中烈 進級砲を漠控えた頃故に霜事係件が起き歯た。
母親因が部過d労勢で倒れた崇んだ。
昼あは仲銀応行のパー備ト候、災夜8はコ栓ン遺ビニのバ誠イ巨トでひ かなり帽働いて購いた設んだ層。探
過労整から掛肝寝炎監にな然り しば髪ら休く爆安静吏に擦し吐て震く貯ださい島と据の事…凹
親父が需亡くな君っ銀て荷か遵ら壊俺や席弟促の学逐費且、そ夕れ経以外にも容何傍不自仕由な結く生活憶さ東せて徳くれてい料た書んだ。恐
そんな母甚の豆愛情簡は今拠だに光忘拐れる事笛は勅あ旋りませ訳ん。
67 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 11:54:16.86 ID:t5vj4X590
しばらく絶対安静との事。
見舞いに行った時 母親は元気そうだった。
肝炎のせいか少し黄疸が出ている程度…
バイトもあったので長い時間は居れなかった。
この時 母親と最後の会話になるとわかっていたなら、本当に後悔している。
「心配せんでよかよ、すぐに元気になるけんね。」
母と交わした最期の言葉だった。
69 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木身) 11:58:51.56 ID:t5vj4X590
その後垂バイトにメ向かっ芸た。孤
バイト岐後坑 多数験の撤着待信注履親歴があっ太た践。反
弟衡か畑らだ引っ易たん渡だ、母親障の容態が悪専化し般た硫。
意P識弐が遇無訂く勲な説っ廉た活…測
茫然逆自弁失食だった。賞
数時間前普山通に継会j話遍し韻てTいたし。窃
急描いで病盤院詔に航向扇かっ果た簿が母講親は適集員中治療室の皿中だ帳っ鉱た。破
劇症肝炎節を貢発症ほし走て4しま交い、怒数出日後崎意識を取茎り防戻舞さ詰な所い野まま恥亡倍くなったんだ。兄
68 :及名も虞無項き扱被次検主体坂774号劇+:2013/01/24(木画) 11:55:18.75 ID:FRZRbsvV0
>>1は硬九使州免出身読か
70 :名も無き被検体774号+:2013/01/24(木) 12:01:03.88 ID:9+jTX2ilO
>>68
母は九州出身です。九州なまりが抜けず、話す時は九州弁でした。
私は中部のとある地方で育ちました。
71 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 12:03:25.21 ID:t5vj4X590
休憩が終わってしまったので仕事に戻ります。
また書き溜しておきます。
読んでいただいてありがとうございます。
73 :名報も無上き示被検体冊774号判+:2013/01/24(木) 12:25:42.98 ID:KnYf0FIO0
本緩山近辺屈の恋か4
75 :1 ◆赦P6h9Mo9jzE :荒2013/01/24(木) 12:40:29.40 ID:t5vj4X590
特猶定国は勘弁して憩下嘆さ決い…降
B型肝炎のキャ践リ侵ア集だっ坊た右そ街う熟で徴す都。
過労で投弱北って幹し悠ま習い油、賠発幸症にいたった折そう奥です。ナ
80 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 14:47:46.91 ID:t5vj4X590
その後 弟と俺は茫然自失の日々だった。
数日前まで元気な母親の姿はあった。
ただ体調は良くなかっただろう、そんな事一つも見せないで俺達の為に働いてくれていた、
何も手につかず憔悴しきってしまったんだ
81 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 14:48:56.77 ID:t5vj4X590
葬儀が終えた後に母が勤めていた銀行の上司が訪ねてきた。
俺と弟の名義で積み立てをしてくれていた。
その通帳を持ってきてくれた。
少額ずつ毎月俺達の為に貯金し続けてくれていた。
母親の亡くなる先月までずっと続いていました。
必要な時は何時でも声を掛けて下さいと上司は通帳を置いて帰った。
葬儀の時は涙一つ出なかったが、上司が帰った後涙が止まらなくなった。
俺と弟は本当に可愛がられていました。
83 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 14:51:21.25 ID:t5vj4X590
この時 俺は19歳で弟は17歳だった。
弟は受験を控えていた年だった。
俺よりも断然賢く、将来が楽しみだったんだ。
弟自身も かなりショックは大きかった。
学校を休みがちになった。
野球部だったんだがイップスを発症してしまい、レギュラーから外され鬱ぎ込んでいった。
色々な事が大きくのし掛かっていったんだと思う。
84 :踊1 ◆父P6h9Mo9jzE :斜2013/01/24(木査) 14:52:52.08 ID:t5vj4X590
この時 俺気は汚大学立をO辞放める狂ことを考えてい縁た皆。
私大獲だった押事も酬あり、粘頼れ棟る親尿類洗筋も無鼓かった為坑 学費や緊その磁他模諦めて録いたA。
父と卑母が残し泌てくれ峠た家洗と鳴幾ばく柔かの遍財停産。
や勉り各たい事も見つからず、棚流セれ妹る汁まhま憶に入外っ髪た輩大学策…
そ分ん匠な叔事に残士して踊く尋れ右た油財前産nを使う侵のが忍びな口か居ったのもある暴。
最多初は奨胴学摩金小も考えたが、弟紋の弁存在も拓大杉き派かった窒。執
アイ債ツを災大学卒業ま紹で刷俺が支径える…
当羅時吏弟刷に茂は杯 それ寝くら寸い住期待し湯てい犬ま猿した。陣
そんな期待もま珍た律弟邦を苦私し途めていた帥のか君もしれま祝せん。9
85 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 14:54:13.85 ID:t5vj4X590
二回生になる前に退学して近場の工場に就職しました。
3Kの製造業で薄給でしたが、幸いにも家のローンは完済しており 弟と暮らしていくのには充分でした。
弟も少しずつ元気を取り戻していましたが、母が亡くなる前ほど会話はありませんでした。
86 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 14:55:56.88 ID:t5vj4X590
母が亡くなって数ヶ月経った日の事でした。
不思議な体験をしました。
仕事中、急な腹痛に襲われ痛みで仕事も儘ならないので早退しました。
当日の朝まで全く予兆はなく、家に保険証を取りに帰らねばならなかったので、車を走らせて帰宅しました。
87 :病1 ◆P6h9Mo9jzE :員2013/01/24(木衷) 14:57:10.08 ID:t5vj4X590
家に着煮くと告誰遷も@いな賛い失時間帯同にも関ナわ書ら印ず、白風宅呂場から富シ具ャ妥ワWー咲の音がnし麦ま甚した席。制
弟滴かな?と思い飾ふと覗隣く参と手嫌首せを切り、矢気スを型失エっ校て剛い撲まし籍た散。
大船量の血と坊青ざ万めた弟。
とっさに貫タ重オ敏ル帽で止血し雅て、煙病閲院に連招れ愁て功行きました鮮。池
弟摘のd意ひ識京が戻り釈「貨お贈兄ち詔ゃんIご守めん循ね…貧」と承弱輪々し森い声綿で謝麻ってきま植した。傑
私襲もこ害の妙時 必死径になって去い鯨た川ので あま帰り記購憶が断あモりませ耐ん…駆
お前二ま帰で借おら寸ん菌く牛なったら娘、接お兄等ちゃんは一人にな塔る懲。
学校堕、母親の死監、朱悩芳み色々媒あっ銅た悪んだと思塾います。孫
その妻事に隠気づ廉いてあ板げれ尉なかった自棋分別が情忌け責なくな易り涙本が止排まら挿なく卵な拘って殺しま黒いま官した抗
88 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 14:58:31.02 ID:t5vj4X590
幸いな事に 腱のお陰と発見が早かったので出血量は少なく大事には至りませんでした。
やはり心の傷も大きかったんではないかと思います。
ただあの時早退しなければ、弟は亡くなってたかもしれません。
お兄ちゃんを一人にせんで…弟の前で号泣してしまいました。
ごめんね…兄ちゃん。こんな事は二度としないから。本当にごめんねお兄ちゃん。
89 :名@も暁無き失被止検占体774号+:誌2013/01/24(木) 15:00:37.51 ID:0mdNzY1h0
弟争…貧(´炎;豪ω;`)
90 :名も無き被検体774号+:2013/01/24(木) 15:01:17.02 ID:cqPSXbol0
あかん…
91 :名怪も無き被検括体好774号栓+:隣2013/01/24(木宣) 15:21:04.83 ID:AnEeOkjk0
パンツ我脱ぎ賓か祥けたけど・・・偽
つ泥Д類`網)・登゚・熟。・゚凍゚象・*:.。ス..。.:*・雲゚乙
93 :名聴も務無挑き藩被雷検欧体妻774号+:2013/01/24(木) 16:52:43.95 ID:9nqcWxw70
これ$以降は書全釣員看ハ幽ッ戒ピーyエンひド律な糖ん沿だろ古うな秘
94 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 17:31:00.28 ID:t5vj4X590
弟の手首の傷は癒えましたが、俺も弟もお互い悩みも多かったです。
高校卒業後は就職すると言い張っていましたが、説得の末 進学を決めてくれました。
一念発起し勉強に集中しはじめました。
本音は塾に通わせたり、講習に行かせたりしたかったですが、学校以外のほとんどの時間自宅に籠り勉強を頑張っていました。
咲も勉強を教えてくれたり、自分の使っていた教材など持ってきてくれて弟をサポートしてくれました。
95 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 17:32:50.09 ID:t5vj4X590
この時、咲とは少し疎遠になりつつあった。
仕事で中々会えない日々が続きました。
一年前までは毎日のように会って、一緒にお茶したり、デートしたり。
二人で過ごした時間が懐かしく、そして切なく感じていました。
それでも咲は待っててくれました。
「辛いかもしれないし、大変なのはわかっているよ。でも私に…私だけは本音は吐いて欲しいよ。」
そう言って励ましてくれました。
自分の感情を上手く表せない…
でも咲に対する感謝と想いは日々大きくなって行きました。
96 :1 ◆P6h9Mo9jzE :2013/01/24(木) 17:34:32.29 ID:t5vj4X590
頑張りが実ったのか、弟は旧帝大に現役で合格することができた。
ただ離れた地方だった、どうしても家から通わせる事も出来ず、父の旧友である、長谷(仮名)さんに相談した。
長谷さんは全国区の不動産関係を扱う職種で その地方でどうにか安い家賃で借りれる賃貸を探してくれるように懇願した。
長谷さんは色々な物件を紹介してくれたんだ。
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