33 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:40:23.84 ID:VTdCu/6C0
部活では先輩に可愛がってもらいつつ、
教室ではずっとpspしてた。
最初こそ、雰囲気イケメンだったのか
違うクラスの女の子に話かけられたりした。
でも、根暗な俺を知るとほとんど話かけて来なくなった。
34 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:41:27.96 ID:VTdCu/6C0
そうこうしてる内に2年になった。
やることも無いので部活にひたすら打ち込んだ。
相変わらず能年には会えなかった。
風の噂で能年に彼氏が出来たと聞いた。
でも、へたれの俺にはどうすることも出来なかった。
35 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:42:34.01 ID:VTdCu/6C0
冬になった。
クリスマスも終わり大晦日が迫った日、近所で能年を見かけた。
3年振りにみた彼女は、あまり変わっていなかった。
身長は小さいままだった。
37 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:43:43.31 ID:VTdCu/6C0
この時の俺はどうかしていたんだと思う。
能年
「おー俺!!笑
めっちゃ身長伸びたじゃん!!」
俺
「俺はまだお前のこと好きだ」
第一声から告白しちまった。
勿論振られた。泣いたね。
そりゃーもう泣いたね。
後日、友達から同い年の彼氏が居ることを聞いた。
そりゃ、そうだろうと思った。
36 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:43:16.13 ID:4E4Hu/tN0
さらに ちんこも小さいままだったんだよな?
38 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:44:48.48 ID:VTdCu/6C0
>>36
短小なのはお前らも一緒だろ////
それからは部活にひたすら打ち込んだ。
体を動かして忘れようとした。
夜ランニングしてる時、同じ制服の奴と
仲良く歩いてる後姿を見かけることは度々あった。
俺は遠くから彼女の後姿を見ていることしかできなかった。
39 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:45:37.75 ID:lCfmJ/RB0
みてるぞい
40 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:45:52.44 ID:VTdCu/6C0
冬が終わり春になった。
能年は大学に行かず事務職に就いたようだった。
41 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:47:03.91 ID:VTdCu/6C0
三年になり勉強にも部活にも忙しさは増した。
結局 満足の行く記録は残せないまま最後の大会も終わり鬱々とした大
学受験の時期になった。
この時期になると、周りは彼氏ができたやら、彼女と別れたやら忙し
そうだった。
能年は まだあの彼氏と付き合っているんだろうか、俺はそんなことば
かり考えていた。
42 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:48:09.09 ID:VTdCu/6C0
桜が咲き始める頃、俺はスーツを身に纏い大学へ進学した。
大学でも根暗な俺に友達は出来なかった。
講義を受けて飯食ってバイトの日々が続いた。
もともと物欲が無かったので気がついたら
貯金は50万近く貯まっていた。
43 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:48:40.06 ID:KOMXgrck0
おもしろい!
見てるよ
44 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:50:17.27 ID:VTdCu/6C0
なにか変わるんじゃないかと思ってそれを元に
一人旅をし始めた。
大学時代はバイトして旅行に行っての繰り返しに変わった。
ソロ充と言われるとそうだったのかもしれない。
旅行は楽しかった。
でもいつも心の何処かで能年のことを気にかけていた。
大学にいるカップルを恨めしそうにみていることしか出来ず、
残ったのは虚無感だけだった。
45 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:51:25.22 ID:VTdCu/6C0
4年になった俺は、早めに就活も納得のいく企業に決まった。
この頃になるといよいよ両親が
いい加減に彼女は出来ないのかと心配し始めた。
でも、俺は上の空だった。
家に籠ってエロゲをして過ごした。
46 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:52:29.09 ID:VTdCu/6C0
梅雨に入り鬱陶しい雨が降る中、
小学校時代の友人に飲み会に誘われた。
行ったら能年が居た。
「居ると喜ぶと思って先輩呼んどたよ」と耳打ちしてくれた。
こいつになら掘られてもいいと思った。
47 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:53:35.96 ID:VTdCu/6C0
4.5年振りに観た彼女は相変わらず可愛かった。
薄化粧で綺麗だった黒髪は軽く染められ、
肩に掛かる位にまで伸びていた。
ここにくる前に一軒はしごしてたらしく能年は結構出来上がっていた。
49 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:54:44.81 ID:VTdCu/6C0
能年
「おー俺じゃん?久しぶりーまた身長伸びたねー」
俺
「おーい大丈夫かよ。身長のくだり前も言ってたよ」
能年
「そうだっけーエヘヘ、就職決まったんだってね、おめでとう」
俺
「ありがとう。能年は仕事どうなの?楽しい?」
能年
「うーん、まぁまぁかなでも毎日楽しいよー笑」
俺
「そっか、楽しそうで良かった」
50 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:56:04.18 ID:VTdCu/6C0
能年
「そーいえば、俺はいい加減彼女出来たの?笑
さっき友人君に聞いたらまだ出来てないって言ってたよ」
俺
「嘘だよwwwもう1年付き合ってる彼女がいるよwww」
友人
「マジかよwww聞いてねぇwwwプリクラ見せろwww」
俺
「死wwwwねwwww」
能登
「やったじゃん!!大事にしなよ」
俺
「当たり前だろwwwワロリッシュwww」
51 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:57:08.22 ID:VTdCu/6C0
彼女の前では、いつも意地っ張りだな。
あんたがまだ好きなんだよ。
と心の中で何度も呟いた。
お互い酔ってたのもあるが、よく考えると初めてこんだけ面と向かっ
て話した気がした。
52 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:58:11.83 ID:VTdCu/6C0
彼女がトイレに行ってる間に
女友達(先輩の友達)と友人には
まだ未練があることを話しておいた。
友人はさっきのが嘘だと分かるとなんとも言えない顔になってた。
53 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:59:29.27 ID:VTdCu/6C0
でも、こっから少しでもやり直せる。
俺はまだ能年のことが好きなんだと実感した。
この後アドレスでも聞き出そう。
彼氏がいてもいいじゃないか…
そうだ!メールくらいは大丈夫だろう。
久しぶりに彼女の顔をみてそう考えていた
55 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:01:02.20 ID:KOMXgrck0
>>53
アドレス知らなかったのか!!
57 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:02:19.77 ID:VTdCu/6C0
>>55
中学の時お互い携帯持ってなかったのさ
54 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:00:41.98 ID:VTdCu/6C0
能年
「えっーと、発表します!笑」
女友達
「えー何々www」
友人
「なんすか、改まっちゃってwww」
俺
「どうしたよ笑」
能年
「来年結婚するかもしれない」
女友達
「えっ?おめでとう!どんな人なの?」
友人
(絶句)
俺
「」
56 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:02:05.46 ID:KOMXgrck0
>>54
えっ
57 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:02:19.77 ID:VTdCu/6C0
能年
「2歳年上で同じ職場の人なんだけど、
イケメンっていうの。
女友達黙っててごめんねー笑」
女友達
「そそ、そうなんだー!」チラチラ
能年
「みんな結婚式したら来てねー笑」
友人
「も、もちろんすよ!!なぁ俺!!」
俺
「あぁ、そうだな…」
59 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:03:01.21 ID:MjnkX3Qw0
絶句
60 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:03:24.39 ID:VTdCu/6C0
彼女は明日も仕事があるらしく上機嫌で帰って行った。
友人には凄い剣幕で謝られたが、
俺はそれどころではなかった。
半分魂が出かかっていた。
61 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:03:34.44 ID:yodt5A2g0
えっえっ
62 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:04:02.04 ID:IZYL5HQG0
こっちまで泣けてきた
63 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:04:29.20 ID:VTdCu/6C0
イケメンは能年の高校の2つ上の先輩だった。
就職の時にも色々相談していたらしい。
趣味はバイクで度々能年を後ろに乗っけているらしい。
また全てのやる気を持ってかれた俺は家に籠った。
64 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:05:32.07 ID:VTdCu/6C0
それから2ヶ月が過ぎ夏に入ったあたりで
友人から連絡がはいった。
能年が入院してると。
俺はすぐさまその病院にいった。
65 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:06:35.74 ID:VTdCu/6C0
原因はイケメンだった。
バイクの2人乗り走行中にスピードの出し過ぎで
カーブが曲がり切れず対向車と接触したらしい。
67 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:07:40.78 ID:VTdCu/6C0
イケメンは右足の複雑骨折と全身打撲。
能年は接触の際に放りだされて背中を強打
肋骨を何本かと全身には痛々しいほどの擦り傷ができてた。
能年は「私、運悪いなははは…」と笑っていたが、
俺は何も言えなかった。
彼女と別れてからイケメンの病室に行った。
>>次のページへ続く
部活では先輩に可愛がってもらいつつ、
教室ではずっとpspしてた。
最初こそ、雰囲気イケメンだったのか
違うクラスの女の子に話かけられたりした。
でも、根暗な俺を知るとほとんど話かけて来なくなった。
34 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:41:27.96 ID:VTdCu/6C0
そうこうしてる内に2年になった。
やることも無いので部活にひたすら打ち込んだ。
相変わらず能年には会えなかった。
風の噂で能年に彼氏が出来たと聞いた。
でも、へたれの俺にはどうすることも出来なかった。
35 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:42:34.01 ID:VTdCu/6C0
冬になった。
クリスマスも終わり大晦日が迫った日、近所で能年を見かけた。
3年振りにみた彼女は、あまり変わっていなかった。
身長は小さいままだった。
37 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:43:43.31 ID:VTdCu/6C0
この時の俺はどうかしていたんだと思う。
能年
「おー俺!!笑
めっちゃ身長伸びたじゃん!!」
俺
「俺はまだお前のこと好きだ」
第一声から告白しちまった。
勿論振られた。泣いたね。
そりゃーもう泣いたね。
後日、友達から同い年の彼氏が居ることを聞いた。
そりゃ、そうだろうと思った。
36 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:43:16.13 ID:4E4Hu/tN0
さらに ちんこも小さいままだったんだよな?
38 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:44:48.48 ID:VTdCu/6C0
>>36
短小なのはお前らも一緒だろ////
それからは部活にひたすら打ち込んだ。
体を動かして忘れようとした。
夜ランニングしてる時、同じ制服の奴と
仲良く歩いてる後姿を見かけることは度々あった。
俺は遠くから彼女の後姿を見ていることしかできなかった。
39 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:45:37.75 ID:lCfmJ/RB0
みてるぞい
40 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:45:52.44 ID:VTdCu/6C0
冬が終わり春になった。
能年は大学に行かず事務職に就いたようだった。
41 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:47:03.91 ID:VTdCu/6C0
三年になり勉強にも部活にも忙しさは増した。
結局 満足の行く記録は残せないまま最後の大会も終わり鬱々とした大
学受験の時期になった。
この時期になると、周りは彼氏ができたやら、彼女と別れたやら忙し
そうだった。
能年は まだあの彼氏と付き合っているんだろうか、俺はそんなことば
かり考えていた。
42 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:48:09.09 ID:VTdCu/6C0
桜が咲き始める頃、俺はスーツを身に纏い大学へ進学した。
大学でも根暗な俺に友達は出来なかった。
講義を受けて飯食ってバイトの日々が続いた。
もともと物欲が無かったので気がついたら
貯金は50万近く貯まっていた。
43 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:48:40.06 ID:KOMXgrck0
おもしろい!
見てるよ
44 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:50:17.27 ID:VTdCu/6C0
なにか変わるんじゃないかと思ってそれを元に
一人旅をし始めた。
大学時代はバイトして旅行に行っての繰り返しに変わった。
ソロ充と言われるとそうだったのかもしれない。
旅行は楽しかった。
でもいつも心の何処かで能年のことを気にかけていた。
大学にいるカップルを恨めしそうにみていることしか出来ず、
残ったのは虚無感だけだった。
45 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:51:25.22 ID:VTdCu/6C0
4年になった俺は、早めに就活も納得のいく企業に決まった。
この頃になるといよいよ両親が
いい加減に彼女は出来ないのかと心配し始めた。
でも、俺は上の空だった。
家に籠ってエロゲをして過ごした。
46 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:52:29.09 ID:VTdCu/6C0
梅雨に入り鬱陶しい雨が降る中、
小学校時代の友人に飲み会に誘われた。
行ったら能年が居た。
「居ると喜ぶと思って先輩呼んどたよ」と耳打ちしてくれた。
こいつになら掘られてもいいと思った。
47 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:53:35.96 ID:VTdCu/6C0
4.5年振りに観た彼女は相変わらず可愛かった。
薄化粧で綺麗だった黒髪は軽く染められ、
肩に掛かる位にまで伸びていた。
ここにくる前に一軒はしごしてたらしく能年は結構出来上がっていた。
49 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:54:44.81 ID:VTdCu/6C0
能年
「おー俺じゃん?久しぶりーまた身長伸びたねー」
俺
「おーい大丈夫かよ。身長のくだり前も言ってたよ」
能年
「そうだっけーエヘヘ、就職決まったんだってね、おめでとう」
俺
「ありがとう。能年は仕事どうなの?楽しい?」
能年
「うーん、まぁまぁかなでも毎日楽しいよー笑」
俺
「そっか、楽しそうで良かった」
50 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:56:04.18 ID:VTdCu/6C0
能年
「そーいえば、俺はいい加減彼女出来たの?笑
さっき友人君に聞いたらまだ出来てないって言ってたよ」
俺
「嘘だよwwwもう1年付き合ってる彼女がいるよwww」
友人
「マジかよwww聞いてねぇwwwプリクラ見せろwww」
俺
「死wwwwねwwww」
能登
「やったじゃん!!大事にしなよ」
俺
「当たり前だろwwwワロリッシュwww」
51 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:57:08.22 ID:VTdCu/6C0
彼女の前では、いつも意地っ張りだな。
あんたがまだ好きなんだよ。
と心の中で何度も呟いた。
お互い酔ってたのもあるが、よく考えると初めてこんだけ面と向かっ
て話した気がした。
52 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:58:11.83 ID:VTdCu/6C0
彼女がトイレに行ってる間に
女友達(先輩の友達)と友人には
まだ未練があることを話しておいた。
友人はさっきのが嘘だと分かるとなんとも言えない顔になってた。
53 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 21:59:29.27 ID:VTdCu/6C0
でも、こっから少しでもやり直せる。
俺はまだ能年のことが好きなんだと実感した。
この後アドレスでも聞き出そう。
彼氏がいてもいいじゃないか…
そうだ!メールくらいは大丈夫だろう。
久しぶりに彼女の顔をみてそう考えていた
55 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:01:02.20 ID:KOMXgrck0
>>53
アドレス知らなかったのか!!
57 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:02:19.77 ID:VTdCu/6C0
>>55
中学の時お互い携帯持ってなかったのさ
54 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:00:41.98 ID:VTdCu/6C0
能年
「えっーと、発表します!笑」
女友達
「えー何々www」
友人
「なんすか、改まっちゃってwww」
俺
「どうしたよ笑」
能年
「来年結婚するかもしれない」
女友達
「えっ?おめでとう!どんな人なの?」
友人
(絶句)
俺
「」
56 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:02:05.46 ID:KOMXgrck0
>>54
えっ
57 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:02:19.77 ID:VTdCu/6C0
能年
「2歳年上で同じ職場の人なんだけど、
イケメンっていうの。
女友達黙っててごめんねー笑」
女友達
「そそ、そうなんだー!」チラチラ
能年
「みんな結婚式したら来てねー笑」
友人
「も、もちろんすよ!!なぁ俺!!」
俺
「あぁ、そうだな…」
59 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:03:01.21 ID:MjnkX3Qw0
絶句
60 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:03:24.39 ID:VTdCu/6C0
彼女は明日も仕事があるらしく上機嫌で帰って行った。
友人には凄い剣幕で謝られたが、
俺はそれどころではなかった。
半分魂が出かかっていた。
61 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:03:34.44 ID:yodt5A2g0
えっえっ
62 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:04:02.04 ID:IZYL5HQG0
こっちまで泣けてきた
63 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:04:29.20 ID:VTdCu/6C0
イケメンは能年の高校の2つ上の先輩だった。
就職の時にも色々相談していたらしい。
趣味はバイクで度々能年を後ろに乗っけているらしい。
また全てのやる気を持ってかれた俺は家に籠った。
64 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:05:32.07 ID:VTdCu/6C0
それから2ヶ月が過ぎ夏に入ったあたりで
友人から連絡がはいった。
能年が入院してると。
俺はすぐさまその病院にいった。
65 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:06:35.74 ID:VTdCu/6C0
原因はイケメンだった。
バイクの2人乗り走行中にスピードの出し過ぎで
カーブが曲がり切れず対向車と接触したらしい。
67 :名も無き被検体774号+:2013/06/10(月) 22:07:40.78 ID:VTdCu/6C0
イケメンは右足の複雑骨折と全身打撲。
能年は接触の際に放りだされて背中を強打
肋骨を何本かと全身には痛々しいほどの擦り傷ができてた。
能年は「私、運悪いなははは…」と笑っていたが、
俺は何も言えなかった。
彼女と別れてからイケメンの病室に行った。
>>次のページへ続く