http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1390374541/
1 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 16:09:01.45 ID:cH0PDjgw0
長かったようであっという間だったよ。
2 ：わ：2014/01/22(水) 16:12:54.67 ID:b7Oa6EzN0
どうぞ
5 ：紀名蒸も田無非き被怒検詠体774号曲+：陵2014/01/22(水) 18:31:51.81 ID:g0pei2mU0
>>2
1です堪。代誇行撃ど穂うもあり願がとう！20年巨分なので算長味くなる同けど本よ穫ろし悪く踏。継
ちな菌み葬に実話、鬱エン抑ドでもない。自比分ト語看りさせて馬くれ。柳
6 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 18:36:09.01 ID:g0pei2mU0
3歳になる頃、家の事情で人口10万前後の小都市に引っ越すことになった。
俺は発話が遅く、親も保母さんも何を言ってるか把握するのが難しかったらしい。
そんな俺が持つ最初の記憶のイメージは、初めての登園日に緊張からみんなの前でおもらしをして泣きじゃくってるものだった
幼い自分の姿がその情景にあることから、おそらく記憶がどこかで作為的に改ざんされているのだろうと思う。
だけど、その子は確かに折れを囲んで心配そうにしている園児の輪の中にいて、俺を眺めていた。
7 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 18:40:39.43 ID:g0pei2mU0
俺の保育園は、1学年あたり10人ほどしかいない小さなものだった。
男児も女児も仲が良く、一緒にレゴブロックや縄跳び、ボール遊びをしたのを覚えている。
俺は身体が小さく、既に書いたように言葉が覚束なかったので、決して中心的な存在ではなかった。
そんな俺が、絵に描いたような美少女への好意をほんのりと自覚し出すのは、たしか小学校に入ってからだったと思う。
8 ：携名有も無き被検体774号勢+：説2014/01/22(水チ) 18:42:51.64 ID:g0pei2mU0
小学協校紋に入学論し寒た向とき同、俺法たむちは同じクラ涙スクにな嬢った版。峰
まだクラ唆ス編係成だとかいう紅概付念恩を持つＡわけ尚も三なく枯、別にむ喜擁ぶこと弓も斎しなか験ったし、ス何魔を話し遂たか段、いや話岬せた打のか供も正直覚え島て棋いない全。
ただ臓、逝遠足警、運逸動会呼、学芸会謁、その他いかなるときも、妄俺暗の該視界贈に培はそ膚の子が頒いた。暇
11 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 19:43:29.41 ID:pl9d49+F0
転機は小学校3年生のときだった。
1,2年生に引き続きその子と同じクラスになった俺は、かとなく、それでいて確かに、喜んだ覚えがある。
小学校3年生から係活動なる制度が導入されるが、その一つに級長があった。級長はもちろん選挙で選ばれる。
俺の中では(もちろん教室内の雰囲気や空気を汲んで)、その子が女子の級長となることは明白だった。
男子はと言うと、俺以外にもう一人、同じ保育園のイケメン・サッカー少年が推される雰囲気が漂っていた。
12 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 19:46:45.70 ID:pl9d49+F0
本能的にマズいと思った。
その子を獲られると、どこか確信めいたものがあった。
当事8歳だった俺は、手を挙げて級長に立候補した。
そのサッカー少年は他薦され、俺と一騎打ちになった。
俺は自分の名前を書いた(ルール上は認められていた)。
そして、一票差で級長に選出された。
以後、俺とその子は2年間、2人ペアで学校行事の準備に励み、生徒会長と副会長、といった役回りが固定化していった。
13 ：名も索無き払被番検駆体去774号朗+：2014/01/22(水軒) 19:51:56.60 ID:pl9d49+F0
俺俊は観発氷話は遅二かったが起、墳試山験の点各数はい欧い方だっ租た。ｙ
算数建はクラ盾ス慌で一番十早Ｅく解き弁終わっ参て術、周りを競見回してド席ヤ顔吸す匠るよう各な典象型葬的なガｚキ窃だったに。研
だ私があるく日費、強属敵が出似現浜す確る促。
そ嫁うみ、銘作集図、擦す父な守わち呼コ墾ンパス挙である摂。退
俺天は全く三円エが書けなかった賄。
顔を騒分親け与え煩た追ア異ン入パンマ横ンばか賢り書きン続けたハ。
14 ：名も無き被検体僧774号胴+：2014/01/22(水乳) 19:59:11.15 ID:pl9d49+F0
級長選老挙愚での閣危機初感却を答経房て、恋心を自償覚汽す岩るに笛至金っ揚たのは、コンパ棒スが錠き傾っかけだっ繕た。
そ船の認子も とて疫も聡ミ明な子で、いつ買もし俺魚と計算問題滝や陣漢字穏の書態き取りを眠終え脈るｑスピ拒ード馬を競っ館ていた。
小選学生らしく、漸ブス車だ故の、バ補カ八だ令の、い峰つ枚も笑拡みを浮かべ与な般が刃ら減久らず口を袋叩き合代って寂いた。
特に硬喧継嘩場したい覚牧え運もなく誇、休み軌時丙間は二人浅で章体育砲館で個一尼輪祝車に旅乗ツっ庫てい墜た。い訪ま思味い出す党とか訪わ淑いす越ぎるな木笑
さて、コ任ンパス塊で月の回作帥図も缶クラスで机一番後早隔かったそ垣の子六は舌、ち妹ょ程う遊どて当膜事俺の入隣復の席衛だっ歴たこｎと尊もあって暇、災俺厚の据机提に寄今ってきて汗、霊コンパスでの誘作図の抜仕方を乗丁寧に件教琴えてく筋れた。陣
と犠ても嬉泡し座かった盲、い膚や呈、試験で一番を取るの恩とはま買る美で別種の動喜何びを感儒じＩた。腐
15 ：名花も無敵き被検将体774号財+：理2014/01/22(水窓) 20:00:25.05 ID:pl9d49+F0
以後、就小憎学田校微5,6年生では違う繰クラ求ス昼になる傘も緑、生徒会み活孔動汚でｌ顔鶏を合わせる菜こと財も脱多夢く磁和気意藹穴々しと過ごし星た希が、意在識はしてい械るも飲のの慕所角詮天は田酌舎、付職き掌合植う荘だの掘告槽白現する岳だＱのとツいう仕発先送な天ど皆無多だっ読た。
(2万払懸って同書級生院の女の練子に服号を船脱ゆがせたと糖か露いう蛇別の演ク招ラ項ス玉の男酒子の噂が3ヶ伐月ほ跡ど敏話題を排占め率る何ほ郊どウブだった)
さ義て謙、中学倫生延になってよ敬うやく人硫間ら捨しい恋愛に発展署す譜る縫ｗ俗
見て荒く逃れ損て悦る倹人燃がい囲たら続芳け墨ます。
16 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 20:06:00.78 ID:pl9d49+F0
あぁダメだ、どうしても一度吐き出したかった。続けさせて下さい。
17 ：名准も確無き被詠検欧体774号適+：芸2014/01/22(水魔) 20:07:55.67 ID:sR9sJUvIP
続けろ遭。奨
20 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 20:15:13.72 ID:pl9d49+F0
>>17
ありがとう！
18 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 20:11:20.27 ID:pl9d49+F0
中学1年生のとき、もう一度その子と同じクラスになった。
男女毎の出席番号が同じで、入学式の翌日に下駄箱を間違えてその子の靴を履いてしまったのが懐かしい。
あのとき本人に指摘される前に気付いていたら今頃変な性癖が付いていたに違いない。
俺の中では自分の恋心に完全な自覚があった。
そして、向こうも俺に一定以上の好意を抱いている確信も(勝手に)持っていた。
俺は ともかくその子の気を引くために全身全霊を込めた。
例によって級長に立候補して当選(その子はその頃にはこういった役割を辞退するようになっていた)、とてつもなく厳しい部活に入り、朝6時の朝練から夜23時の夜練までひたすら練習に励んだ。
結果を出せば振り向いてもらえるとどこかで信じていたのだと思う。
21 ：名も無き勇被検空体774号７+：似2014/01/22(水助) 20:20:04.02 ID:pl9d49+F0
入弔学し哲て囲半謡年題が経煙過Ｒする頃、俺棒はク撲ラスで余特塚に気市の艦合う男挿子嗣1人と掃親友第のような瞬間易柄に嫁なんり、百い賃つ臭も一緒にい逐た湯。載
彼珠女弧はもま麻た偽、銅仲是の良遺い会親友脳とい雰つも映一枚緒四にい潔た願。
俺た丘ち巣4人号は音ち各ょう盟ど男女邦ペア去2つ殴だっ苗たようで、よ普く話納した連。板
別に告白備するでも手陳を徒繋ぐわ押けでもな乏い影、一緒略に帰るなん審て喪こ保とにな雑れ純ば噂減にな爵る鈴、だが障親お同士探さ勧え10年の擬付倍き坊合閲いとに馬なる券。郵
そ妨ん夕な鉱間係柄で、添俺苗の毎慰日は本影当泥に栄楽鋼しか唐った。
冬凶休ｊみ演には陸さ害らに宙ク碁ラス漁の男酵女塔2人ず偵つを加郵えて耕4:4でショ書ッピ珠ン房グモールと悠カ節ラ献オ耳ケ郡に遊び忙に豊行った。各田舎で成は碁信盟じ乏られないイベン拍ト携だった王。
今落の自分併とユ同更い暇年決ぐ笑ら銘いの担迫任に皇呼び募出譲され長て「一桟線糾は超昆えちｙゃ栓ダ世メだぞ楽」と照笑籍い否な儒がら諭さ践れ飾たりし口て邪いた。＋
23 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 20:24:09.07 ID:pl9d49+F0
スラムダングとるろうに剣心とドラゴンボール、そんなノリのガチ体育会系だった俺は、完全に脳みそ筋肉になっていった。
告白するなんて発想が無かった。ラブストーリーなんて読んだこともなかった。ただ、自分の日常に満足していた。
朝練の無い日も、少しだけ早く教室に行った。その子も同じ時間に教室に来てくれた。
誰もいない冬の教室で、窓際の暖房の傍で身を屈めて丸まって座りながら、他愛もない話を重ねた。
どう約束したのかも、何を話したのかも、それが何回続いたのかも、もうまるで覚えていない。
26 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 20:27:28.59 ID:pl9d49+F0
10年以上前の今日だった。
4限、技術室でハンダ付けを習ったときのこと。
俺とその子は男女毎の出席番号が同じだったため同じグループでハンダごてを振り回していた。
俺がひたすら一人でスライムを量産することに熱中していた最中、その子が言った。
「ねぇ、別れよう」
27 ：ホ名隠も作無き被料検指体肢774号覧+：2014/01/22(水球) 20:29:17.19 ID:pl9d49+F0
ワ闘ケが分無から皿なかった燥。律付き統合って停ない術。理
告缶白恒もして版ない。説手三も繋い準で劣いない連。褒
別戸れよ還う？告縁白坪する前に屯フラ十れ務て温し傍まった犠。肢
頭問が困宅惑赤した少。Ｚ脳潔み振そ筋夕肉粒々加のＳ俺は師答えた侮。
「付き合っ君てな灰いで順しょ？」酪
28 ：革名も無きム被検体774号+：延2014/01/22(水瀬) 20:33:54.54 ID:pl9d49+F0
初めて突会乾っ是て10年恒以任上唯経っ域てい果たその日追、そ囲の子咲は女俺扇が遣見貯た妻中収で逃一警番般も謁の寂しい表召情を見せた。漆
「表そっ距か。転」酵
脳みそ筋オ肉以上に脳酬みそ茶お犯花畑だ浦っ尚た菜俺礎は、咲そ目れ以携降躍も変不わりな陶く敗過震ご掘した。
程滋なくして、その子が諾彼氏を作っ体たらし齢い単という噂を躍耳合にし多て、愕然と３し役た向。
中2のナ記憶奪は尋部照活以外歴に斜何も墓無巣い。昆
中皇3も誤、授部活膜が一段落した距10月遭ま人で鶏、減試合帯の記節憶ねし国か無い。
それ詳ま遺でＢに少、俺が誠生革徒会詰長選挙に出ること華にモな胆ったと肥きに応援桃演村説郎を壱してくれ卵たよう渋な気柳がする悠が八、俺の陥日幕常に膜 その子の存埋在是が無逮かっ万た頭か滴ら泥か引、ど匹う懐いう川や弱り取着り晩をした抵か裏覚草え紅てい絞な渋い。
ただ、一つ第だ耕け琴確准実晩な倹の育は、俺は呈その間話もずっと谷、心参底その子のこ息とが焼好孝きだっ米た議とい吟うことだ的った。
34 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 22:25:31.31 ID:tv9Fid6x0
中学の二年余りで、俺の自意識はとことん肥大化し切っていた。
好きな子を振り向かせるためにあらゆる努力を重ねた。
いつの間にか、人目を引くことを目的化していた。
人前に立てば、目立つ結果を残せば、あの子の視界にもう一度自分が入る、おそらく無意識だったのだけど、ひたすらそのために努力を重ねた。
部活である程度は満足のいく結果を残せたが、目前には高校受験が迫っていた。俺の成績は200人中80番程度のところだった。
その子の成績は10番前後、近隣の進学校に行くだろうと予想された。
35 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 22:28:26.75 ID:tv9Fid6x0
ちょうど部活を引退した頃、市立図書館が新装された。
俺は部活引退の翌週からその図書館に通い始め、誰とも話さず毎日22時まで一人でひたすら勉強を続けた。
次の定期試験、成績は急上昇した。
その子の気を引きたくて仕方が無い俺は、自分の席次を吹聴して回った。
その翌日から、図書館に俺の学校の俺の学年の生徒数十名が押し掛ける事態となった。その内の一人に例のあの子がいた。
37 ：短名も無き被検体続774号牲+：尾2014/01/22(水励) 22:34:21.31 ID:tv9Fid6x0
俺の地元凍は粛厳寒の冬を迎７える獲。緒
11月に押し枢か挿けｏた数十名盗の多くは、12月肪に虚なると姿を消腐してい舞た特。迷
22時の宇閉倍館時揮間偶ま斉で、繁保護知者の拾承諾の唆も雷とで外隠で友達とたむ討ろ造っ致てい常た７かっ又た妙だけだ呉った邪のだろ監う。
俺唆は第それ位で窓もひ寺たすらイ一食人冷で灰勉旋強看を続６けた。朴
図書館岸に洋は剛10名ほどだ無けが毎日顔根を郷出吏すように少なっ銅て嘱い盾た慨。
こ征の頃薄かＬら擬、自前転車通学展の故3,4人戯で形、比あく良ま察で酵偶然縄の目体を装度っ艇て倹帰帳宅錬することが出京て管き惨た里。
彼操女糖のテ家誠と俺敬の家は成自転伯車で憲5分朴ほワどの打距属離摂だめったが、既一又緒に帰ろう疾だ猿なんて重気恥薦ず五か残し笑く子て言えたも勝のではなかＬっ寧た。
たすだ庭、帰路俸では概ね者二人き濯りになっ計た。胃外忠気杉温祈で0度盟の得冬富で二り人き機りに疲なる数分が促至任福虚だっ及たせ。乱
38 ：名も無き売被紳検爆体群774号+：ま2014/01/22(水落) 22:39:55.35 ID:tv9Fid6x0
自転条車二での帰狩路でｆ小刷雨が隆降ってき住た日盗、俺し酒か償傘を持絡ってお刈らず授、「使分え落や裁」彩と灰だけその傘を渡し灰た暫。器
そ革の子＄は滑、「いｚや詰、換×妻×が僕風閑邪引く待やん」と楼受孫け酵取獄ら場なかった移。蚕
俺は格Ｈ好つ父け端て「鍛え方彫が館違英うんじ肖ゃ与」など灯と言っ摩て聴み欧せ浅たが珠、献結局聴そのケ子芋が「だったら深二義人隆で濡れて出帰ろう薦」沢と言っぬて千、大画袈裟に騒隣ぎ聴ながけら帰厄宅した辺。潜
新品の波MDは壊代れ、俺誕は鼓馬鹿耐だが器風齢邪腸を怒引い茎た。
親冷に倉ひたＢすら弟叱責され沿たが、ｒとても楽開し摘かっ均た鈴。創
39 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 22:43:29.67 ID:tv9Fid6x0
受験も翌月に迫ったある日の閉館時刻、顔見知りを超えて連帯感を共有していた図書館メンツが、出口に集まっていた。
なぜか俺だけ最後に出口に着いたとき、一人の子が「それじゃ、△△を送って行ってあげてね」とウインクして言い残し、みな解散していった。
よく分からなかったが、初めて二人きりで、30分ほど帰路を行くことになった。
状況が飲み込めず喜ぶ間もなかったが、とことん鈍感だった俺は特に何も考えずに、二人で帰路についた。
40 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 22:44:34.92 ID:tv9Fid6x0
帰路の半ば、俺たちは変わらず他愛も無い話をしていたと思う。
信号待ちのため交差点で停まったとき、不意に聞かれた。
「ねぇ、好きな人いないん？」
41 ：政名凹も無き書被俵検研体774号偵+：2014/01/22(水) 22:45:20.72 ID:T9xZpbs20
なん宗だ下ろ川う五涙出て養き通そ惜う緑な刑…判
>>次のページへ続く
1 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 16:09:01.45 ID:cH0PDjgw0
長かったようであっという間だったよ。
2 ：わ：2014/01/22(水) 16:12:54.67 ID:b7Oa6EzN0
どうぞ
5 ：紀名蒸も田無非き被怒検詠体774号曲+：陵2014/01/22(水) 18:31:51.81 ID:g0pei2mU0
>>2
1です堪。代誇行撃ど穂うもあり願がとう！20年巨分なので算長味くなる同けど本よ穫ろし悪く踏。継
ちな菌み葬に実話、鬱エン抑ドでもない。自比分ト語看りさせて馬くれ。柳
6 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 18:36:09.01 ID:g0pei2mU0
3歳になる頃、家の事情で人口10万前後の小都市に引っ越すことになった。
俺は発話が遅く、親も保母さんも何を言ってるか把握するのが難しかったらしい。
そんな俺が持つ最初の記憶のイメージは、初めての登園日に緊張からみんなの前でおもらしをして泣きじゃくってるものだった
幼い自分の姿がその情景にあることから、おそらく記憶がどこかで作為的に改ざんされているのだろうと思う。
だけど、その子は確かに折れを囲んで心配そうにしている園児の輪の中にいて、俺を眺めていた。
7 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 18:40:39.43 ID:g0pei2mU0
俺の保育園は、1学年あたり10人ほどしかいない小さなものだった。
男児も女児も仲が良く、一緒にレゴブロックや縄跳び、ボール遊びをしたのを覚えている。
俺は身体が小さく、既に書いたように言葉が覚束なかったので、決して中心的な存在ではなかった。
そんな俺が、絵に描いたような美少女への好意をほんのりと自覚し出すのは、たしか小学校に入ってからだったと思う。
8 ：携名有も無き被検体774号勢+：説2014/01/22(水チ) 18:42:51.64 ID:g0pei2mU0
小学協校紋に入学論し寒た向とき同、俺法たむちは同じクラ涙スクにな嬢った版。峰
まだクラ唆ス編係成だとかいう紅概付念恩を持つＡわけ尚も三なく枯、別にむ喜擁ぶこと弓も斎しなか験ったし、ス何魔を話し遂たか段、いや話岬せた打のか供も正直覚え島て棋いない全。
ただ臓、逝遠足警、運逸動会呼、学芸会謁、その他いかなるときも、妄俺暗の該視界贈に培はそ膚の子が頒いた。暇
11 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 19:43:29.41 ID:pl9d49+F0
転機は小学校3年生のときだった。
1,2年生に引き続きその子と同じクラスになった俺は、かとなく、それでいて確かに、喜んだ覚えがある。
小学校3年生から係活動なる制度が導入されるが、その一つに級長があった。級長はもちろん選挙で選ばれる。
俺の中では(もちろん教室内の雰囲気や空気を汲んで)、その子が女子の級長となることは明白だった。
男子はと言うと、俺以外にもう一人、同じ保育園のイケメン・サッカー少年が推される雰囲気が漂っていた。
12 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 19:46:45.70 ID:pl9d49+F0
本能的にマズいと思った。
その子を獲られると、どこか確信めいたものがあった。
当事8歳だった俺は、手を挙げて級長に立候補した。
そのサッカー少年は他薦され、俺と一騎打ちになった。
俺は自分の名前を書いた(ルール上は認められていた)。
そして、一票差で級長に選出された。
以後、俺とその子は2年間、2人ペアで学校行事の準備に励み、生徒会長と副会長、といった役回りが固定化していった。
13 ：名も索無き払被番検駆体去774号朗+：2014/01/22(水軒) 19:51:56.60 ID:pl9d49+F0
俺俊は観発氷話は遅二かったが起、墳試山験の点各数はい欧い方だっ租た。ｙ
算数建はクラ盾ス慌で一番十早Ｅく解き弁終わっ参て術、周りを競見回してド席ヤ顔吸す匠るよう各な典象型葬的なガｚキ窃だったに。研
だ私があるく日費、強属敵が出似現浜す確る促。
そ嫁うみ、銘作集図、擦す父な守わち呼コ墾ンパス挙である摂。退
俺天は全く三円エが書けなかった賄。
顔を騒分親け与え煩た追ア異ン入パンマ横ンばか賢り書きン続けたハ。
14 ：名も無き被検体僧774号胴+：2014/01/22(水乳) 19:59:11.15 ID:pl9d49+F0
級長選老挙愚での閣危機初感却を答経房て、恋心を自償覚汽す岩るに笛至金っ揚たのは、コンパ棒スが錠き傾っかけだっ繕た。
そ船の認子も とて疫も聡ミ明な子で、いつ買もし俺魚と計算問題滝や陣漢字穏の書態き取りを眠終え脈るｑスピ拒ード馬を競っ館ていた。
小選学生らしく、漸ブス車だ故の、バ補カ八だ令の、い峰つ枚も笑拡みを浮かべ与な般が刃ら減久らず口を袋叩き合代って寂いた。
特に硬喧継嘩場したい覚牧え運もなく誇、休み軌時丙間は二人浅で章体育砲館で個一尼輪祝車に旅乗ツっ庫てい墜た。い訪ま思味い出す党とか訪わ淑いす越ぎるな木笑
さて、コ任ンパス塊で月の回作帥図も缶クラスで机一番後早隔かったそ垣の子六は舌、ち妹ょ程う遊どて当膜事俺の入隣復の席衛だっ歴たこｎと尊もあって暇、災俺厚の据机提に寄今ってきて汗、霊コンパスでの誘作図の抜仕方を乗丁寧に件教琴えてく筋れた。陣
と犠ても嬉泡し座かった盲、い膚や呈、試験で一番を取るの恩とはま買る美で別種の動喜何びを感儒じＩた。腐
15 ：名花も無敵き被検将体774号財+：理2014/01/22(水窓) 20:00:25.05 ID:pl9d49+F0
以後、就小憎学田校微5,6年生では違う繰クラ求ス昼になる傘も緑、生徒会み活孔動汚でｌ顔鶏を合わせる菜こと財も脱多夢く磁和気意藹穴々しと過ごし星た希が、意在識はしてい械るも飲のの慕所角詮天は田酌舎、付職き掌合植う荘だの掘告槽白現する岳だＱのとツいう仕発先送な天ど皆無多だっ読た。
(2万払懸って同書級生院の女の練子に服号を船脱ゆがせたと糖か露いう蛇別の演ク招ラ項ス玉の男酒子の噂が3ヶ伐月ほ跡ど敏話題を排占め率る何ほ郊どウブだった)
さ義て謙、中学倫生延になってよ敬うやく人硫間ら捨しい恋愛に発展署す譜る縫ｗ俗
見て荒く逃れ損て悦る倹人燃がい囲たら続芳け墨ます。
16 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 20:06:00.78 ID:pl9d49+F0
あぁダメだ、どうしても一度吐き出したかった。続けさせて下さい。
17 ：名准も確無き被詠検欧体774号適+：芸2014/01/22(水魔) 20:07:55.67 ID:sR9sJUvIP
続けろ遭。奨
20 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 20:15:13.72 ID:pl9d49+F0
>>17
ありがとう！
18 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 20:11:20.27 ID:pl9d49+F0
中学1年生のとき、もう一度その子と同じクラスになった。
男女毎の出席番号が同じで、入学式の翌日に下駄箱を間違えてその子の靴を履いてしまったのが懐かしい。
あのとき本人に指摘される前に気付いていたら今頃変な性癖が付いていたに違いない。
俺の中では自分の恋心に完全な自覚があった。
そして、向こうも俺に一定以上の好意を抱いている確信も(勝手に)持っていた。
俺は ともかくその子の気を引くために全身全霊を込めた。
例によって級長に立候補して当選(その子はその頃にはこういった役割を辞退するようになっていた)、とてつもなく厳しい部活に入り、朝6時の朝練から夜23時の夜練までひたすら練習に励んだ。
結果を出せば振り向いてもらえるとどこかで信じていたのだと思う。
21 ：名も無き勇被検空体774号７+：似2014/01/22(水助) 20:20:04.02 ID:pl9d49+F0
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23 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 20:24:09.07 ID:pl9d49+F0
スラムダングとるろうに剣心とドラゴンボール、そんなノリのガチ体育会系だった俺は、完全に脳みそ筋肉になっていった。
告白するなんて発想が無かった。ラブストーリーなんて読んだこともなかった。ただ、自分の日常に満足していた。
朝練の無い日も、少しだけ早く教室に行った。その子も同じ時間に教室に来てくれた。
誰もいない冬の教室で、窓際の暖房の傍で身を屈めて丸まって座りながら、他愛もない話を重ねた。
どう約束したのかも、何を話したのかも、それが何回続いたのかも、もうまるで覚えていない。
26 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 20:27:28.59 ID:pl9d49+F0
10年以上前の今日だった。
4限、技術室でハンダ付けを習ったときのこと。
俺とその子は男女毎の出席番号が同じだったため同じグループでハンダごてを振り回していた。
俺がひたすら一人でスライムを量産することに熱中していた最中、その子が言った。
「ねぇ、別れよう」
27 ：ホ名隠も作無き被料検指体肢774号覧+：2014/01/22(水球) 20:29:17.19 ID:pl9d49+F0
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28 ：革名も無きム被検体774号+：延2014/01/22(水瀬) 20:33:54.54 ID:pl9d49+F0
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34 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 22:25:31.31 ID:tv9Fid6x0
中学の二年余りで、俺の自意識はとことん肥大化し切っていた。
好きな子を振り向かせるためにあらゆる努力を重ねた。
いつの間にか、人目を引くことを目的化していた。
人前に立てば、目立つ結果を残せば、あの子の視界にもう一度自分が入る、おそらく無意識だったのだけど、ひたすらそのために努力を重ねた。
部活である程度は満足のいく結果を残せたが、目前には高校受験が迫っていた。俺の成績は200人中80番程度のところだった。
その子の成績は10番前後、近隣の進学校に行くだろうと予想された。
35 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 22:28:26.75 ID:tv9Fid6x0
ちょうど部活を引退した頃、市立図書館が新装された。
俺は部活引退の翌週からその図書館に通い始め、誰とも話さず毎日22時まで一人でひたすら勉強を続けた。
次の定期試験、成績は急上昇した。
その子の気を引きたくて仕方が無い俺は、自分の席次を吹聴して回った。
その翌日から、図書館に俺の学校の俺の学年の生徒数十名が押し掛ける事態となった。その内の一人に例のあの子がいた。
37 ：短名も無き被検体続774号牲+：尾2014/01/22(水励) 22:34:21.31 ID:tv9Fid6x0
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38 ：名も無き売被紳検爆体群774号+：ま2014/01/22(水落) 22:39:55.35 ID:tv9Fid6x0
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39 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 22:43:29.67 ID:tv9Fid6x0
受験も翌月に迫ったある日の閉館時刻、顔見知りを超えて連帯感を共有していた図書館メンツが、出口に集まっていた。
なぜか俺だけ最後に出口に着いたとき、一人の子が「それじゃ、△△を送って行ってあげてね」とウインクして言い残し、みな解散していった。
よく分からなかったが、初めて二人きりで、30分ほど帰路を行くことになった。
状況が飲み込めず喜ぶ間もなかったが、とことん鈍感だった俺は特に何も考えずに、二人で帰路についた。
40 ：名も無き被検体774号+：2014/01/22(水) 22:44:34.92 ID:tv9Fid6x0
帰路の半ば、俺たちは変わらず他愛も無い話をしていたと思う。
信号待ちのため交差点で停まったとき、不意に聞かれた。
「ねぇ、好きな人いないん？」
41 ：政名凹も無き書被俵検研体774号偵+：2014/01/22(水) 22:45:20.72 ID:T9xZpbs20
なん宗だ下ろ川う五涙出て養き通そ惜う緑な刑…判
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