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娘ができたときの話をする
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38 :1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 17:18:28.79 ID:2OGAv+e80
彩「めっちゃ懐かれてるじゃんww」

俺「不思議と昔から老人とちっちゃい子には懐かれるんだよ」

彩「それでも楓が人見知りしないなんて珍しいよ」

俺「へー。ちょっと嬉しいかもww」


楓「おじいちゃん、くちゃい!」

俺「…好かれてはなくね?」

彩「wwww」

家に帰ってからは特に何もなくて楓が寝るまで遊んであげて、あとは彩と話してただけ。

明け方近くまで互いのことを色々話してて急に彩が喋らなくなって見てみると寝てたwwなんたる速さ。

毛布あげて、なんとなく彩と楓の寝顔を見てるとほっこりと温かい気持ちになったのを覚えてる。



39 :も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 17:20:29.72 ID:wRUgw3UN0
ほう


40 : 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2012/01/30(月) 17:23:41.50 ID:Wo4QTxwV0
これはいいお話の予感(´▽`)


41 :1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 17:25:47.38 ID:2OGAv+e80
朝からバイトだったから寝ることもできず

寝ている彩と楓を起こさないように、静かに家を出た。

不思議とその日を境に学校以外でも会うことが増えた。

遊園地、動物園に行ってみたり映画も行った。

嬉しそうにはしゃぐ楓とそれを見て微笑む彩。

彩と楓と3人で歩いてると家族と間違えられたりしてそのことに喜んでる俺がいた。




44 :1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 17:31:16.92 ID:2OGAv+e80
両親の顔も知らずに育ってきたからなんかこういうのも悪くないなって思ってた。家族とかってこういう感じなのかなって。


その反面付き合うことはないって割り切ってた。

というものの俺は春になれば大学生になるわけで少なくとも4年間は今までみたいにがっつり働くことも出来なくなる。

やっぱり子供がいれば将来うんぬんより現実を見なきゃならないことくらい俺にも分かってたつもりだった。


辛いと言えば辛かったけどそれよりも彩と会えること、楓と喜ぶ顔が見れることが嬉しくて こんな関係がこのまま続けばいい、なんて思ってた。



46 :1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 17:36:03.39 ID:2OGAv+e80
1月のある日、夜中に彩から電話があった。


彩「話あるんだけど、今から会える?」

俺「行けるよー。家着いたらまた電話するよ」

急にどうしたんだろうと思いながら、車で15分ほどの距離を行く。

彩の家の近くにあるコンビニに着いてメールするとすぐに彩が来た。

彩は車に乗り込むと寒い寒い言いながら手を擦りあわせてた。


俺「どーしたよ?」

彩「うん。取りあえず来てくれてありがとうね!」


なかなか事の核心を話そうとしない彩。

雑談しながら時間だけが過ぎて30分ほど経った頃、彩が深呼吸をして話を始めた。



47 :も無体774号+:2012/01/30(月) 17:36:54.75 ID:wRUgw3UN0
ゴク・・・リ


49 :名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 17:40:25.86 ID:6G6Oc8N+I
wktk


50 :1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 17:40:57.15 ID:2OGAv+e80
彩「あのね、今から独り言言うからなにも言わずに聞いてね」


俺「分かった」


彩は窓から遠くを見て、淡々と話し出した。

すごく悲しそうな横顔だったのを覚えてる。


彩「なんかシュン(俺)と居るとさ、理想だった幸せの家族?ってのが現実になりそうでさ。だんだん惹かれていっちゃうんだよね。

楓も次いつシュンに会えるのかとか聞いてきちゃう始末。

でも俺は今年から大学生になるわけで おそらく1番楽しい時期を迎えると思う。

それを邪魔したくないし、負担にもなりたくないの。

だからもう会うのやめよっか」


確かこんな感じだったと思う。



53 :1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 17:47:06.62 ID:2OGAv+e80
なんとなくこうなることは分かってた。

彩は喋り終わった途端に嗚咽と共に泣き出して、つられて俺も泣きそうになった。

付き合うことはないって頭で理解してても、やっぱり心はそうじゃなくて。

確かに楓も含めて彩のことが好きになってた。


なにか言わなきゃ、って思えば思うほど言葉にならなかった。

ただ車の中は彩の泣く声だけでもうどうしようもないくらいに苦しくなった。


彩「今までほんとにありがとね! じゃあ…」

俺「あ…」


最後までなにも言えなかった。

彩は車から降りて、振り向くこともなく家の方へ向かっていった。



52 :も無被検体774号+:2012/01/30(月) 17:43:11.28 ID:Jto0vWwy0
>>1はなん通信制通ったの

西信制の高校大学勉強大変じかっ





57 :1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 17:55:03.18 ID:2OGAv+e80
>>52
出たら自然とい的な感じだで、中卒働いてた


も夢がってそれには大学く必要があったからね。働きがら卒の資格がとれる通を選んだんだ。構頑張て勉強したよFランだったどねww


見えくなってから、に涙が溢れ出てきたもう女々しいっありゃしない

り切ってにいったんだww


もう当然、車なんて運転ゃなかったから迷惑にるのはンビニの駐2時間くらいてた。

で通報され知らないど、警兄さんにれた


3時くらにやと落ち着いてきて、家と車をらせた。

帰るに心にぽっかり穴がたような、そん虚無感にわれた



59 :1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 18:02:51.18 ID:2OGAv+e80
彩と会わなくなって、俺はもぬけの殻のようになってた。ただバイトして、寝て食べて。

たった1人の人をなくすだけで、こんなに虚しくなるなんて初めてだったから本当にどうしようもなかった。


そんなあるとき、学校の先輩から電話があった。


俺「はい」

先輩「今日暇か?」

俺「バイトが終わった後なら」

先輩「じゃあ飲みに行こう! バイト終わったら連絡くれよ」

俺「いや…」


…切れた。

乗り気ではなかったけど、気分転換になればいいかと思いバイトが終わってから先輩と合流して居酒屋に入った。



63 : ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 18:09:18.99 ID:2OGAv+e80
取りあえず生中2杯頼んで杯した。

ちなみこの輩と入ってからの付で同じを持て頑張たから、もう達みいな感


最初はもなーと他愛もい話をてたんだけどった先輩の口数が急に減って、顔になった


先輩「彩たんだってな

俺「なんで知ってんで

先輩「俺報網をらっちゃ困るww

俺「振られ便もなにも付ってすら

輩「でも惚れてんゃん


なん口をえぐされたような気持。イライラょっとんだけどそれに近いうな気持ち。



64 :1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 18:15:48.53 ID:2OGAv+e80
俺「惚れてらなんなです

輩「怒るw」


「好きだけじゃだめったんです」

んで諦た?」


「…はい」

なんか会話の1つ1つじれったかった先輩が言いたいのらなかっなにいのからかった


先輩「じじすんな

好きな好きでいいんゃね?将こととか考えられるほまだ大人じないだ湿ろ。

お前彩ちゃんのこが好きえれいい

合う付わないは後の話


急に先がぶわーってしゃべり出


を飲んで性格が変わるような人じゃなで驚いて「でもとか「いや」と繰り返してた。



66 :1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 18:25:23.42 ID:2OGAv+e80
輩「な、彩ちゃんに相談されたんだよ」

俺「え?」

先輩「いいか分からん。お前と同じうじじしてと同じようにたって言っ想いで終わっって


最初ら知ってたんだ、て思うとななれた。

先輩「こままっていいの?好なんだ?じあ腹簿し帰るわww


言って先会計をしにレジ行ってしまっ上着て即居酒出て先輩に追いつた。


ちょ綿と行きます!」

「おまw今度飲むときおごよー!」


ちなみぜか3回もおらされました。





67 :も無き被体774号+:2012/01/30(月) 18:29:40.27 ID:eDnIJ+JX0
春…


69 : ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 18:34:19.60 ID:2OGAv+e80
電車で彩の地元まで行った。

1秒が待ち遠しくて、しようもなかっ

彩の家の近まで行き、深呼て電

的早くは出


もし…?

俺「急にごめん、今から出これる?」

彩「うん。どこ行けいい?」

「コで」

多分うまれてなかたw

5分もしなうちに彩が来てく綿れて、たっ2週間会わなかただけなのにぜかごく久しぶりな気が


俺「久稿

彩「うん。てかお酒くww 飲んでき

俺「ょっとね」

「で…どうしたの

りあえず気ちだけ告げうと思った。

吸を何したけう心臓がね、うだww




>>次のページへ続く



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