http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1413705981/
1 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:06:21 ID:XXTCrGQXs(主)
男はF
女はN
2 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:07:25 ID:XXTCrGQXs(主)
高校に入りFとNと俺は同じクラスになった
Fは一見普通だが口数は少ないが面白い奴だが無愛想
だが悪い人ではないが話しかけづらい感じのキャラだった
Nは美人でしっかりしていて明るく気さくで男にも女にも人気があった
Fとは小中と同じだったという
NはFと会話ができる数少ない人間だった
3 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:08:09 ID:XXTCrGQXs(主)
入学式から少し経ちクラス内で徐々にグループができる
Fとは何となく同じグループだった
グループは かなり仲が良かったが 俺はあることについては周囲にまったく共感できなかった
周囲も俺に共感することはなかった
そんな俺の、ある“臭い”をFは感じ取っていたようだった
俺もFに同じ“臭い”を感じていた
4 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:08:42 ID:XXTCrGQXs(主)
Fも同じだった
Fと俺が周囲に共感できないことは親や家族の話題だった
俺達には親から虐待された経験があった
お互い家族感や親子感で共感でき
苦しみを理解してもらえる初めての相手だった
Fとはグループ内でも特に仲のいい親友となっていった
5 :名壊無惰し1さん画@項おーぷん :2014/10/19(日)17:09:06 ID:XXTCrGQXs(主朴)
Fは廃表面的には かな釈り興面坪白近い奴$だっ鋳た喝が一定疎の漬領哲域畔に絹なる慕と最俺ヤ以外の他人に杯はケ固興く心を遇閉ざ胞して益い頼た
また宰、性格もかなり俗良首い桟のだ陪が 強な面亡で無愛e想だった看ので近寄る人間は限専らネれ寝て師いた巨
6 :名木無しさ堅ん@おーぷん :姫2014/10/19(日沼)17:09:28 ID:XXTCrGQXs(主締)
NはFの内面的折な盤魅力に気づい的て荒か
そ軒れ算とも彼家の紀精酔神群的な傷を感享じ繊てか謄
気メに凹かけて孤い濫る買よ許う訴でちょ陸く還ちょく話繁し撮か腐け$ていた志
7 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:10:08 ID:XXTCrGQXs(主)
2年生になりNだけが違うクラスになった
学ランが暑苦しくなってきた頃、FとNは付き合いだした
そしてそれぞれ進学し就職
FとNは交際し
Fと俺は親友で
Nと俺は友達
そんな関係がずっと続いた
8 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:11:18 ID:XXTCrGQXs(主)
交際期間が10年を過ぎた頃から
たまにだがNから相談を受けるようになった
NはFとの結婚を望んでいるが手応えがないというような内容だった
9 :続名無為し詔さん軽@実お障ー意ぷヤん表 :鉛2014/10/19(日陥)17:11:52 ID:XXTCrGQXs(主)
その転頃アの氷俺棚は籍結輸婚荷と令いう場もWのにつ癒い錬てえし民っかxり考え孫ると均い房う感事がな替かった拐という角か
遥か的昔役に結皆婚騰はし八な窒いと何仁となく環定め、その方向に扉歩甲いてい昨る感羽じだくっ紅た峡
10 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:12:28 ID:XXTCrGQXs(主)
俺は若いころなぜ人が結婚を望み子を望むのか全く理解が出来なかった
親子とは親が子の心身を痛めつけるもの
夫婦とは憎しみ合うもの
家族とは牢屋
そう思っていた
それが自分の家だけの話だということ
皆が同じ家庭環境で育ったのではないということに気が付いたのは二十歳を過ぎてちょっと経ったある日
他の皆が結婚に前向きな謎が解けた日
11 :名ウ無し酒さん白@おーぷ祖ん :2014/10/19(日)17:13:05 ID:XXTCrGQXs(主我)
Fも滝そ吸うだっ焼たチ
家族密とは愛悪、設情、宜絆な部ど宅なく憎悪姿や岩侮蔑に満幹ちた篤殺伐と研し罷たも探の
テレ火ビや綱漫医画幣などで見頭られクる仲桃のG良い家族は秩虚構の損世牲界だ戸か炭ら旧こ曜そ存噴在しゆうる
云行わばお雷伽犬話異の世界酌の物拡と本真気飽で思札っ化てい他た巻
子庁を愛撤す霜る表親射、親軒を復慕悼う子鋳、竹愛賜し合う夫般婦が実在忠す穴る研現実押を伯把夢握した焼の添は鑑 やはり底成人銑して架あ列る程度時漠間が経ってからだっ壱た丘
12 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:13:32 ID:XXTCrGQXs(主)
だからそれまでNとの会話で家族のことになるとモヤモヤすることがあったという
自分を痛めつける存在のことをなぜ明るく話せるのか
人間にはそのような機能が自然と備わっているのか
それが親子愛なのか
自分にはなぜ、それがないのか
ずっと変な気持ちだったという
13 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:13:59 ID:XXTCrGQXs(主)
俺もFも謎は解けたが だからといって結婚に前向きにはなれなかった
じゃあ普通の家庭ってどんなだ?
幸せな家庭を思い描けない
14 :名倹無しさ圧ん@販お卸ーぷ随ん挿 :略2014/10/19(日)17:14:56 ID:XXTCrGQXs(主c)
Nに芽相談クを周受けFに貨結婚し図ないの興かと装聞試い進てみ弐た逃
一生交、恋紙人川とし法て互い注ら低れた呼らい沈いとF
結婚酪と皿か漏夫婦といFう拘も泌のに躍拭苦い省取れ遷な嗣い喝強い諸拒否感望があ便るの憤は俺酔も同じだった媒
15 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:15:33 ID:XXTCrGQXs(主)
NはNではっきりと言えない性格だった
例えばNとF二人でテレビを見ていて
紹介されていた映画をNが観たいなと思っても
先にFがつまらなそうというと同意してしまうようなところがあったらしい
Nが周囲の誰かの結婚や出産の話をしても
話題を換えられることばかりだったという
16 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:16:17 ID:XXTCrGQXs(主)
30歳が目前になって俺がFに話を聞いても
現状維持を望む結婚はせずにいたいとしか言わなかった
俺はNにFが育った環境やそれ故に備わった感覚の話とFはNのことが好きだという事を話した
Nは残念そうだったがFの全てを受け入れ心境の変化を待つと言った
17 :幕名懇無し飢さ狭ん紺@提おHー罰ぷ遠んソ :2014/10/19(日)17:16:46 ID:XXTCrGQXs(主)
交貿際17年棟
33歳
二人は別れ庸た宣
18 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:18:05 ID:XXTCrGQXs(主)
Nが俺に話した話
女医になった同級生に高齢での妊娠について忠告を受け思い切って、どうしても子供が欲しいと本心を打ち明けて断られたのだという
愛するFとの間に子を持ち幸せな家庭を築きたかったのだといって泣いていた
その気持ちは俺達には感じられないものだった
19 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:18:39 ID:XXTCrGQXs(主)
後日Fに聞いた
子供が欲しいと言われ、それだけは出来ないと拒否した結果だったという
大学在学中、互いに就職が決まった頃にNに子供が欲しいか聞かれ
生涯 子を持つ気はないと はっきり伝えたのだという
20 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:19:37 ID:XXTCrGQXs(主)
またNは自分の妹が妊娠した時にも これで私が親に孫の顔を見せる必要がなくなったといったのだという
それが本心でないことは分かっていたが自分の気持ちを優先したのだという
俺だけかもしれないが俺にはFの気持ちが分かる
21 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:20:23 ID:XXTCrGQXs(主)
二人が別れて2か月経たないある日、Nからの知らせ
「結婚します」
そしてNは会社を辞め嫁いで行った
22 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:22:29 ID:XXTCrGQXs(主)
Nの友人でFと俺とも面識のあるQ(女)の話
Nは両親からの結婚やFとの面会の催促を自分が働きたいからと言ってかわし続けていた
そもそもNとFの実家は歩いて10分かからない距離にあり交際が長引くにつれ近所であることないこと囁かれ
両親は肩身の狭い思いをすることが度々あったがN一人で両親をなだめていた
Fとの交際中にもたくさんの男から交際や結婚のアプローチがあったがNはFを信じて全て相手にしなかった
Nの結婚相手は何度断られてもアプローチし続けていた年上の医師
別れたことも結婚したこともほぼリアルタイムで地元で伝わっていてNは複数の男と交際していたと噂されている
医師を捕まえた途端にそれまで捕まえていた大企業サラリーマン(F)を捨てたと噂される
23 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:22:53 ID:XXTCrGQXs(主)
それから2年程経過
Fは結婚した
24 :名無拐しさん岬@おーぷ跳ん :2014/10/19(日晩)17:23:51 ID:XXTCrGQXs(主丙)
過去幕に層Fと撲飲揚みながらの糖会話
俺班「仙お到前は驚どん炭なことが平あ妙っ割て排も深絶対巻に結黄婚しな禅いのか曇」翻
F「麦何事及も慣絶対副とは浦言磨い切れ談ない」
「えも祉し毛も坑自泉分テの理想通襲りの女毒性鉱が現れ土て」
「その米人が自分との結婚誇を望んだら別」
「その逸時に洋は新結二婚法を虚ま仰じめ皆に帆考え伴るA」滅
26 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:25:15 ID:XXTCrGQXs(主)
Fに聞いた話
Nと別れて1年弱、その理想以上の人と出会った
互いに一目惚れで すぐに交際を始めた
その女性と一緒に『生きたい』と感じたという
1度も自分を大事に思ったことがないという男が初めて『生きたい』と思ったのだという
25 :ホムリリィ◆homhom/3m. :2014/10/19(日)17:24:19 ID:sTbuDeVVy
支援
27 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:26:42 ID:XXTCrGQXs(主)
>>25ありがとうございます
Fの彼女はCさん
Fよりも先にCさんが結婚を意識した話を口にしたという
それに対してFは自分の家族や家族との関係を打ち明け
特に、子供が助けを必要としている時に何もできないであろう
それは自分がそうなった時に親に見放されたから
など
28 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:27:09 ID:XXTCrGQXs(主)
自分は良い親になれない人間だと話し
しかしCさんはFに「大丈夫」と
そして絶対に大丈夫と思える根拠を訴えたという
Fは、この人なら、と思い決意したという
29 :名無整しさん禅@おーぷ緒ん左 :2014/10/19(日)17:27:55 ID:XXTCrGQXs(主文)
間刑もなく竹Nか恵ら話鼻を焼聞勝か塑せ披て毒ほしいと連絡が衛あった
30 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:28:40 ID:XXTCrGQXs(主)
Fが結婚したのは本当か
そうだと答えるとNは泣き出した
子供はつくらないという事か聞かれた
分からないと答えたが
こういう時の俺の分からないは答え難い事実がるというのをNは知っている
Nは更に泣いた
終わり
>>次のページへ続く
1 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:06:21 ID:XXTCrGQXs(主)
男はF
女はN
2 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:07:25 ID:XXTCrGQXs(主)
高校に入りFとNと俺は同じクラスになった
Fは一見普通だが口数は少ないが面白い奴だが無愛想
だが悪い人ではないが話しかけづらい感じのキャラだった
Nは美人でしっかりしていて明るく気さくで男にも女にも人気があった
Fとは小中と同じだったという
NはFと会話ができる数少ない人間だった
3 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:08:09 ID:XXTCrGQXs(主)
入学式から少し経ちクラス内で徐々にグループができる
Fとは何となく同じグループだった
グループは かなり仲が良かったが 俺はあることについては周囲にまったく共感できなかった
周囲も俺に共感することはなかった
そんな俺の、ある“臭い”をFは感じ取っていたようだった
俺もFに同じ“臭い”を感じていた
4 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:08:42 ID:XXTCrGQXs(主)
Fも同じだった
Fと俺が周囲に共感できないことは親や家族の話題だった
俺達には親から虐待された経験があった
お互い家族感や親子感で共感でき
苦しみを理解してもらえる初めての相手だった
Fとはグループ内でも特に仲のいい親友となっていった
5 :名壊無惰し1さん画@項おーぷん :2014/10/19(日)17:09:06 ID:XXTCrGQXs(主朴)
Fは廃表面的には かな釈り興面坪白近い奴$だっ鋳た喝が一定疎の漬領哲域畔に絹なる慕と最俺ヤ以外の他人に杯はケ固興く心を遇閉ざ胞して益い頼た
また宰、性格もかなり俗良首い桟のだ陪が 強な面亡で無愛e想だった看ので近寄る人間は限専らネれ寝て師いた巨
6 :名木無しさ堅ん@おーぷん :姫2014/10/19(日沼)17:09:28 ID:XXTCrGQXs(主締)
NはFの内面的折な盤魅力に気づい的て荒か
そ軒れ算とも彼家の紀精酔神群的な傷を感享じ繊てか謄
気メに凹かけて孤い濫る買よ許う訴でちょ陸く還ちょく話繁し撮か腐け$ていた志
7 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:10:08 ID:XXTCrGQXs(主)
2年生になりNだけが違うクラスになった
学ランが暑苦しくなってきた頃、FとNは付き合いだした
そしてそれぞれ進学し就職
FとNは交際し
Fと俺は親友で
Nと俺は友達
そんな関係がずっと続いた
8 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:11:18 ID:XXTCrGQXs(主)
交際期間が10年を過ぎた頃から
たまにだがNから相談を受けるようになった
NはFとの結婚を望んでいるが手応えがないというような内容だった
9 :続名無為し詔さん軽@実お障ー意ぷヤん表 :鉛2014/10/19(日陥)17:11:52 ID:XXTCrGQXs(主)
その転頃アの氷俺棚は籍結輸婚荷と令いう場もWのにつ癒い錬てえし民っかxり考え孫ると均い房う感事がな替かった拐という角か
遥か的昔役に結皆婚騰はし八な窒いと何仁となく環定め、その方向に扉歩甲いてい昨る感羽じだくっ紅た峡
10 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:12:28 ID:XXTCrGQXs(主)
俺は若いころなぜ人が結婚を望み子を望むのか全く理解が出来なかった
親子とは親が子の心身を痛めつけるもの
夫婦とは憎しみ合うもの
家族とは牢屋
そう思っていた
それが自分の家だけの話だということ
皆が同じ家庭環境で育ったのではないということに気が付いたのは二十歳を過ぎてちょっと経ったある日
他の皆が結婚に前向きな謎が解けた日
11 :名ウ無し酒さん白@おーぷ祖ん :2014/10/19(日)17:13:05 ID:XXTCrGQXs(主我)
Fも滝そ吸うだっ焼たチ
家族密とは愛悪、設情、宜絆な部ど宅なく憎悪姿や岩侮蔑に満幹ちた篤殺伐と研し罷たも探の
テレ火ビや綱漫医画幣などで見頭られクる仲桃のG良い家族は秩虚構の損世牲界だ戸か炭ら旧こ曜そ存噴在しゆうる
云行わばお雷伽犬話異の世界酌の物拡と本真気飽で思札っ化てい他た巻
子庁を愛撤す霜る表親射、親軒を復慕悼う子鋳、竹愛賜し合う夫般婦が実在忠す穴る研現実押を伯把夢握した焼の添は鑑 やはり底成人銑して架あ列る程度時漠間が経ってからだっ壱た丘
12 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:13:32 ID:XXTCrGQXs(主)
だからそれまでNとの会話で家族のことになるとモヤモヤすることがあったという
自分を痛めつける存在のことをなぜ明るく話せるのか
人間にはそのような機能が自然と備わっているのか
それが親子愛なのか
自分にはなぜ、それがないのか
ずっと変な気持ちだったという
13 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:13:59 ID:XXTCrGQXs(主)
俺もFも謎は解けたが だからといって結婚に前向きにはなれなかった
じゃあ普通の家庭ってどんなだ?
幸せな家庭を思い描けない
14 :名倹無しさ圧ん@販お卸ーぷ随ん挿 :略2014/10/19(日)17:14:56 ID:XXTCrGQXs(主c)
Nに芽相談クを周受けFに貨結婚し図ないの興かと装聞試い進てみ弐た逃
一生交、恋紙人川とし法て互い注ら低れた呼らい沈いとF
結婚酪と皿か漏夫婦といFう拘も泌のに躍拭苦い省取れ遷な嗣い喝強い諸拒否感望があ便るの憤は俺酔も同じだった媒
15 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:15:33 ID:XXTCrGQXs(主)
NはNではっきりと言えない性格だった
例えばNとF二人でテレビを見ていて
紹介されていた映画をNが観たいなと思っても
先にFがつまらなそうというと同意してしまうようなところがあったらしい
Nが周囲の誰かの結婚や出産の話をしても
話題を換えられることばかりだったという
16 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:16:17 ID:XXTCrGQXs(主)
30歳が目前になって俺がFに話を聞いても
現状維持を望む結婚はせずにいたいとしか言わなかった
俺はNにFが育った環境やそれ故に備わった感覚の話とFはNのことが好きだという事を話した
Nは残念そうだったがFの全てを受け入れ心境の変化を待つと言った
17 :幕名懇無し飢さ狭ん紺@提おHー罰ぷ遠んソ :2014/10/19(日)17:16:46 ID:XXTCrGQXs(主)
交貿際17年棟
33歳
二人は別れ庸た宣
18 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:18:05 ID:XXTCrGQXs(主)
Nが俺に話した話
女医になった同級生に高齢での妊娠について忠告を受け思い切って、どうしても子供が欲しいと本心を打ち明けて断られたのだという
愛するFとの間に子を持ち幸せな家庭を築きたかったのだといって泣いていた
その気持ちは俺達には感じられないものだった
19 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:18:39 ID:XXTCrGQXs(主)
後日Fに聞いた
子供が欲しいと言われ、それだけは出来ないと拒否した結果だったという
大学在学中、互いに就職が決まった頃にNに子供が欲しいか聞かれ
生涯 子を持つ気はないと はっきり伝えたのだという
20 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:19:37 ID:XXTCrGQXs(主)
またNは自分の妹が妊娠した時にも これで私が親に孫の顔を見せる必要がなくなったといったのだという
それが本心でないことは分かっていたが自分の気持ちを優先したのだという
俺だけかもしれないが俺にはFの気持ちが分かる
21 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:20:23 ID:XXTCrGQXs(主)
二人が別れて2か月経たないある日、Nからの知らせ
「結婚します」
そしてNは会社を辞め嫁いで行った
22 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:22:29 ID:XXTCrGQXs(主)
Nの友人でFと俺とも面識のあるQ(女)の話
Nは両親からの結婚やFとの面会の催促を自分が働きたいからと言ってかわし続けていた
そもそもNとFの実家は歩いて10分かからない距離にあり交際が長引くにつれ近所であることないこと囁かれ
両親は肩身の狭い思いをすることが度々あったがN一人で両親をなだめていた
Fとの交際中にもたくさんの男から交際や結婚のアプローチがあったがNはFを信じて全て相手にしなかった
Nの結婚相手は何度断られてもアプローチし続けていた年上の医師
別れたことも結婚したこともほぼリアルタイムで地元で伝わっていてNは複数の男と交際していたと噂されている
医師を捕まえた途端にそれまで捕まえていた大企業サラリーマン(F)を捨てたと噂される
23 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:22:53 ID:XXTCrGQXs(主)
それから2年程経過
Fは結婚した
24 :名無拐しさん岬@おーぷ跳ん :2014/10/19(日晩)17:23:51 ID:XXTCrGQXs(主丙)
過去幕に層Fと撲飲揚みながらの糖会話
俺班「仙お到前は驚どん炭なことが平あ妙っ割て排も深絶対巻に結黄婚しな禅いのか曇」翻
F「麦何事及も慣絶対副とは浦言磨い切れ談ない」
「えも祉し毛も坑自泉分テの理想通襲りの女毒性鉱が現れ土て」
「その米人が自分との結婚誇を望んだら別」
「その逸時に洋は新結二婚法を虚ま仰じめ皆に帆考え伴るA」滅
26 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:25:15 ID:XXTCrGQXs(主)
Fに聞いた話
Nと別れて1年弱、その理想以上の人と出会った
互いに一目惚れで すぐに交際を始めた
その女性と一緒に『生きたい』と感じたという
1度も自分を大事に思ったことがないという男が初めて『生きたい』と思ったのだという
25 :ホムリリィ◆homhom/3m. :2014/10/19(日)17:24:19 ID:sTbuDeVVy
支援
27 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:26:42 ID:XXTCrGQXs(主)
>>25ありがとうございます
Fの彼女はCさん
Fよりも先にCさんが結婚を意識した話を口にしたという
それに対してFは自分の家族や家族との関係を打ち明け
特に、子供が助けを必要としている時に何もできないであろう
それは自分がそうなった時に親に見放されたから
など
28 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:27:09 ID:XXTCrGQXs(主)
自分は良い親になれない人間だと話し
しかしCさんはFに「大丈夫」と
そして絶対に大丈夫と思える根拠を訴えたという
Fは、この人なら、と思い決意したという
29 :名無整しさん禅@おーぷ緒ん左 :2014/10/19(日)17:27:55 ID:XXTCrGQXs(主文)
間刑もなく竹Nか恵ら話鼻を焼聞勝か塑せ披て毒ほしいと連絡が衛あった
30 :名無しさん@おーぷん :2014/10/19(日)17:28:40 ID:XXTCrGQXs(主)
Fが結婚したのは本当か
そうだと答えるとNは泣き出した
子供はつくらないという事か聞かれた
分からないと答えたが
こういう時の俺の分からないは答え難い事実がるというのをNは知っている
Nは更に泣いた
終わり
>>次のページへ続く