63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:38:13.28 ID:4QDc0c6v0
それから半年ずっとユウの授業を見ていた。
成績は概ね良好。
冬の頃には学校の授業の先取り、応用もこなすようになっていた。
俺も俺で授業に関係のない算数パズルみたいなもんを持ってきては解かせていた。
彼女も悩みながらも楽しそうに解いていたよ。
それに なによりもユウと筆談、それに会話をする機会も増えた。
教室長にも言われたが俺以外の先生とは ほとんど筆談すらもしないのに俺には心を開いてくれていると。なんかなーwと思ったが悪い気はしなかった。
俺から彼女についての話を聞くことは少なかったが彼女から俺の大学での話なんかを良く尋ねられていたな。
後、変わらず映画の話もね。
そして三月。
いつも通りの授業だが彼女にとっては最後の授業だった。
事前に教室長に知らされていた俺は若干の寂しさはあったが新たな旅立ちを祝う気持ちの方が勝っていた。
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:39:09.06 ID:4QDc0c6v0
最後の授業は中学校の準備講座だった。
文字と式辺りまでをサクサクと終わらせて いつもの雑談。
「せんせ、わたし、きょうてじゅくやめるの」
珍しく雑談で言葉を発してきた。
「知っているよ。中学校でも元気で頑張ってな」
俺は いつものようにノートに書き込む。
「せんせはまたいるの?」
「いるよー。たまには顔出してな」
またノートに。
「せんせ!」
なんか声が尖ってる。
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:41:16.54 ID:4QDc0c6v0
ついつい「どうした?」って言葉を発する。
「いま、しゃべってるの」
ああ、なるほど。彼女が読唇術を少し身につけていることを知っていた。
俺は口を大きく開けてゆっくりと会話をした。
「ごめんね」
「せんせ、わたしのじゅぎょたいへんたったてしょ?」
「ぜんぜん」
「めいわくをかけてごめんなさい」
「馬鹿wなんで○○ちゃんが謝るんだよ」
突拍子もないこと言うから早口になってしまった。
(関係ない話だけど早口は当然理解しにくい。それに区切りすぎるのも良くない。大きく口を開けて。なるべく短い文で話すのがよろし)
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:42:24.39 ID:4QDc0c6v0
彼女の表情は???ってなった。
「あやまらないで」
「うん」
彼女が席を立つ。
出口で彼女が口を開ける。
「せんせ、つくえのなかみてね」
周囲の視線が気になった。
いつもそうだったんだが、彼女の独特な喋り方は他の生徒、講師からの好奇な目を浴びてしまう。こっちみてねーで授業に集中しろ!と毎度毎度思っていた。
「わすれもの?」
彼女は首を振る。
俺は おkサインを出して彼女を見送った。
その日は彼女の授業で最後だったので机の掃除をしながら引き出しの中を覗く。
そこには二つ折りになった紙が入っていた。
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:43:59.60 ID:4QDc0c6v0
「俺先生〜、○○ちゃんが呼んでる」
教室長に呼ばれた。
俺は紙をポケットに入れて出口に行くと彼女が立っていた。
その後ろには彼女の母親も立っていた。
母親に会釈をして彼女の顔を見る。
「どうした?」
「しゃしん」
今では あまり手にすることのない使い捨てカメラを手にしていた。
「ん?」
「いっしょにとって」
顔を赤らめて言う彼女。ませてるなーなんて思いながらも快諾。
教室長にツーショットを撮ってもらった。
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:45:32.34 ID:4QDc0c6v0
「娘がお世話になりました」
深々と挨拶をする母親。
「いえいえ、僕も楽しかったです」
「ありがとうございました」
もう一度頭を下げると母親は彼女を連れて帰っていった。彼女が車に乗り込み、見えなくなるまで俺は手を振った。
んで戻って帰宅。
家に帰ってスーツをハンガーに掛けていた時に例の紙の事を思い出した。
ポケットを探り取り出す。
開くと そこには彼女の綺麗な字で
『一年間ありがとうございました。先生の授業とても楽しかったです』
と書かれていた。
可愛らしい絵も添えられていた。
彼女は絵が得意だった。よくノートに書いていたよ。
俺は その紙を閉じて財布に入れた。
そして冷蔵庫からビールを取り出す。
その日のビールは少ししょっぱかった気がするんだぜw
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:46:50.65 ID:4QDc0c6v0
大学二年生になると やたらサークルが忙しくなった。
バイト代も貯まってたし、その頃から始めたスロットも調子が良くバイトに入らなくなっていた。
んで久しぶりに塾に行くと教室長が
「この前○○ちゃん(彼女)が君に会いにきてたよ」
5月の中旬だったね。
「そうなんすか?なんか用でした?」
「これ置いていった」
封筒みたいなものを手渡された。
中身を見ると最後の日に撮った写真の焼き増しだった。
俺の顔キモw今でもスキャンして撮ってあるがマジできもいw
そして一枚の紙。
『携帯買ったのでメールしましょう』
ってアドレスを添えて書かれていた。
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:49:10.71 ID:4QDc0c6v0
なんだそれwと思いながらも封筒をしまい その日は授業をこなした。
帰宅後思い出したかのように彼女からもらった紙を見た。
そして携帯を手に取る。
アドレスを打ち込む。
本文入力。
でも送信ボタンは押さなかった。
なにかいけないことをやっているんじゃないかという衝動に駆られたんだな。中学生にメールなんてって思った。
万が一トチ狂って犯罪チックな展開になったらどうすると思い結局メールは送らなかった。
そして それ以降彼女が塾に来ることはなかった。
もちろんアドレスの紙もどこかに消えていた。
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:52:17.07 ID:4QDc0c6v0
月日は流れて大学四年生。
単位も残り4単位、そして就職も無事に決まりフラフラしてた。
そこ頃、大学のサークルの一年後輩の子とも付き合っていた。
どちらが告白したとか、きっかけなんかも今となっては思い出せないほどのなんとなくま付き合い。
でも俺にとっては初めての彼女であり。
初めてのデートであり。初めてのキスであり。初めてのセクロスだった。
正直期待以下だったなと思う。なんだかなー。
たぶん よっぽどの事がなければ この子と結婚するんだろうか、もし振られたら一生独身かもな。
当時はそんな感じで焦燥感に駆られていた。
その頃になるとバイトも再開。
結局塾講師しかバイトしてなかったなぁ、なんて。
なんだか無味乾燥な大学生活だったなと思っていたよ。
そんな感じで大学生活は終了した。
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:54:04.04 ID:4QDc0c6v0
社会人生活一年目。
だいぶ慣れた(仕事的には、でも既に辞めたかった)頃、夏の日。
会社の同僚と上司と飲んだ帰り。
いつもの最寄駅のホームで酔い覚ましにとペットボトルの水を飲んでいた。
なんか上司の愚痴、説教が多い飲みの席だったので俺の気分は悪く 家に帰っても一人なので なんとなくそこにいた。
今では その上司に感謝している。その時、そこにいなければ彼女と再会はしていなかったかもしれないからね。
突然 後ろから声が掛かった。
「せんせ」
振り返ると学生が一人。
すぐに彼女だということは分からなかった。
「おぼえてる?」
たどたどしい喋り。ようやく気づく。
変わらず地味な子ではあったが三年の月日が彼女を大人にした。
制服にも新鮮さを覚えた。考えてみれば高校生の歳になったのか。
小学生のあの子がな・・。完全にオサーンだったw
91 :以下、名結無しにかわりま丈し任てVIPが海お送片りし順ます厘:2009/06/04(木) 14:58:47.28 ID:4QDc0c6v0
「○柔○越ち今ゃ姿んか?」
彼女は移笑って試頷いた努。
そし突てノ3ート渇を誇取角り出すと克「一暗弾いから怖筆永談で」クと書松い放た。
おい閥おい、今版はほっ暫て置誘いてく質れ魔よな十んて主思巧っ翌た稼。でも担お構いな沸し・滋・陰。早
「仕誉事の帰詔りで碑す修か?」
変わ爆ら隷ず綺麗な字装を趣書紺くも転んだ談なと墾感遵心bし児てい翌る敏のもつ吐かの間九、占「琴お酒枝臭いよ」と書か描れた三。
そんな匂う譜か着な垣と癖思いなが維ら篤俺込も自分径のペンを取能り出yし俸て堀ノートに枯書替き込む。
「社責会に辺出拾れば分郷か洗る中」
「体指は到大事にしないと」富
「租言岐うよ商う有になっ昭たね星」
久しぶりの筆談だっ弔たき。
パソコン喪ば穫かり愁打っ合てい兼たので呈文字を書くのも鋼久しぶり幣だった。
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 15:00:43.31 ID:4QDc0c6v0
「それにしても久しぶりだね」
「そうだね」
「でも高校生がこんな遅くに出歩いてていいのかよ」
「遅いってまだ九時だよ」
「十分遅い」
「友達と遊んでたの」
「夜遊びも程ほどにな」
「厳しいよ、先生」
「でも元気そうで何より」
「元気じゃないよ」
「どうして?」
「先生がずっとメールくれなかったから」
彼女の顔を見る。悪戯に笑っていた。
>>次のページへ続く
それから半年ずっとユウの授業を見ていた。
成績は概ね良好。
冬の頃には学校の授業の先取り、応用もこなすようになっていた。
俺も俺で授業に関係のない算数パズルみたいなもんを持ってきては解かせていた。
彼女も悩みながらも楽しそうに解いていたよ。
それに なによりもユウと筆談、それに会話をする機会も増えた。
教室長にも言われたが俺以外の先生とは ほとんど筆談すらもしないのに俺には心を開いてくれていると。なんかなーwと思ったが悪い気はしなかった。
俺から彼女についての話を聞くことは少なかったが彼女から俺の大学での話なんかを良く尋ねられていたな。
後、変わらず映画の話もね。
そして三月。
いつも通りの授業だが彼女にとっては最後の授業だった。
事前に教室長に知らされていた俺は若干の寂しさはあったが新たな旅立ちを祝う気持ちの方が勝っていた。
67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:39:09.06 ID:4QDc0c6v0
最後の授業は中学校の準備講座だった。
文字と式辺りまでをサクサクと終わらせて いつもの雑談。
「せんせ、わたし、きょうてじゅくやめるの」
珍しく雑談で言葉を発してきた。
「知っているよ。中学校でも元気で頑張ってな」
俺は いつものようにノートに書き込む。
「せんせはまたいるの?」
「いるよー。たまには顔出してな」
またノートに。
「せんせ!」
なんか声が尖ってる。
72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:41:16.54 ID:4QDc0c6v0
ついつい「どうした?」って言葉を発する。
「いま、しゃべってるの」
ああ、なるほど。彼女が読唇術を少し身につけていることを知っていた。
俺は口を大きく開けてゆっくりと会話をした。
「ごめんね」
「せんせ、わたしのじゅぎょたいへんたったてしょ?」
「ぜんぜん」
「めいわくをかけてごめんなさい」
「馬鹿wなんで○○ちゃんが謝るんだよ」
突拍子もないこと言うから早口になってしまった。
(関係ない話だけど早口は当然理解しにくい。それに区切りすぎるのも良くない。大きく口を開けて。なるべく短い文で話すのがよろし)
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:42:24.39 ID:4QDc0c6v0
彼女の表情は???ってなった。
「あやまらないで」
「うん」
彼女が席を立つ。
出口で彼女が口を開ける。
「せんせ、つくえのなかみてね」
周囲の視線が気になった。
いつもそうだったんだが、彼女の独特な喋り方は他の生徒、講師からの好奇な目を浴びてしまう。こっちみてねーで授業に集中しろ!と毎度毎度思っていた。
「わすれもの?」
彼女は首を振る。
俺は おkサインを出して彼女を見送った。
その日は彼女の授業で最後だったので机の掃除をしながら引き出しの中を覗く。
そこには二つ折りになった紙が入っていた。
76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:43:59.60 ID:4QDc0c6v0
「俺先生〜、○○ちゃんが呼んでる」
教室長に呼ばれた。
俺は紙をポケットに入れて出口に行くと彼女が立っていた。
その後ろには彼女の母親も立っていた。
母親に会釈をして彼女の顔を見る。
「どうした?」
「しゃしん」
今では あまり手にすることのない使い捨てカメラを手にしていた。
「ん?」
「いっしょにとって」
顔を赤らめて言う彼女。ませてるなーなんて思いながらも快諾。
教室長にツーショットを撮ってもらった。
78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:45:32.34 ID:4QDc0c6v0
「娘がお世話になりました」
深々と挨拶をする母親。
「いえいえ、僕も楽しかったです」
「ありがとうございました」
もう一度頭を下げると母親は彼女を連れて帰っていった。彼女が車に乗り込み、見えなくなるまで俺は手を振った。
んで戻って帰宅。
家に帰ってスーツをハンガーに掛けていた時に例の紙の事を思い出した。
ポケットを探り取り出す。
開くと そこには彼女の綺麗な字で
『一年間ありがとうございました。先生の授業とても楽しかったです』
と書かれていた。
可愛らしい絵も添えられていた。
彼女は絵が得意だった。よくノートに書いていたよ。
俺は その紙を閉じて財布に入れた。
そして冷蔵庫からビールを取り出す。
その日のビールは少ししょっぱかった気がするんだぜw
79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:46:50.65 ID:4QDc0c6v0
大学二年生になると やたらサークルが忙しくなった。
バイト代も貯まってたし、その頃から始めたスロットも調子が良くバイトに入らなくなっていた。
んで久しぶりに塾に行くと教室長が
「この前○○ちゃん(彼女)が君に会いにきてたよ」
5月の中旬だったね。
「そうなんすか?なんか用でした?」
「これ置いていった」
封筒みたいなものを手渡された。
中身を見ると最後の日に撮った写真の焼き増しだった。
俺の顔キモw今でもスキャンして撮ってあるがマジできもいw
そして一枚の紙。
『携帯買ったのでメールしましょう』
ってアドレスを添えて書かれていた。
83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:49:10.71 ID:4QDc0c6v0
なんだそれwと思いながらも封筒をしまい その日は授業をこなした。
帰宅後思い出したかのように彼女からもらった紙を見た。
そして携帯を手に取る。
アドレスを打ち込む。
本文入力。
でも送信ボタンは押さなかった。
なにかいけないことをやっているんじゃないかという衝動に駆られたんだな。中学生にメールなんてって思った。
万が一トチ狂って犯罪チックな展開になったらどうすると思い結局メールは送らなかった。
そして それ以降彼女が塾に来ることはなかった。
もちろんアドレスの紙もどこかに消えていた。
87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:52:17.07 ID:4QDc0c6v0
月日は流れて大学四年生。
単位も残り4単位、そして就職も無事に決まりフラフラしてた。
そこ頃、大学のサークルの一年後輩の子とも付き合っていた。
どちらが告白したとか、きっかけなんかも今となっては思い出せないほどのなんとなくま付き合い。
でも俺にとっては初めての彼女であり。
初めてのデートであり。初めてのキスであり。初めてのセクロスだった。
正直期待以下だったなと思う。なんだかなー。
たぶん よっぽどの事がなければ この子と結婚するんだろうか、もし振られたら一生独身かもな。
当時はそんな感じで焦燥感に駆られていた。
その頃になるとバイトも再開。
結局塾講師しかバイトしてなかったなぁ、なんて。
なんだか無味乾燥な大学生活だったなと思っていたよ。
そんな感じで大学生活は終了した。
88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:54:04.04 ID:4QDc0c6v0
社会人生活一年目。
だいぶ慣れた(仕事的には、でも既に辞めたかった)頃、夏の日。
会社の同僚と上司と飲んだ帰り。
いつもの最寄駅のホームで酔い覚ましにとペットボトルの水を飲んでいた。
なんか上司の愚痴、説教が多い飲みの席だったので俺の気分は悪く 家に帰っても一人なので なんとなくそこにいた。
今では その上司に感謝している。その時、そこにいなければ彼女と再会はしていなかったかもしれないからね。
突然 後ろから声が掛かった。
「せんせ」
振り返ると学生が一人。
すぐに彼女だということは分からなかった。
「おぼえてる?」
たどたどしい喋り。ようやく気づく。
変わらず地味な子ではあったが三年の月日が彼女を大人にした。
制服にも新鮮さを覚えた。考えてみれば高校生の歳になったのか。
小学生のあの子がな・・。完全にオサーンだったw
91 :以下、名結無しにかわりま丈し任てVIPが海お送片りし順ます厘:2009/06/04(木) 14:58:47.28 ID:4QDc0c6v0
「○柔○越ち今ゃ姿んか?」
彼女は移笑って試頷いた努。
そし突てノ3ート渇を誇取角り出すと克「一暗弾いから怖筆永談で」クと書松い放た。
おい閥おい、今版はほっ暫て置誘いてく質れ魔よな十んて主思巧っ翌た稼。でも担お構いな沸し・滋・陰。早
「仕誉事の帰詔りで碑す修か?」
変わ爆ら隷ず綺麗な字装を趣書紺くも転んだ談なと墾感遵心bし児てい翌る敏のもつ吐かの間九、占「琴お酒枝臭いよ」と書か描れた三。
そんな匂う譜か着な垣と癖思いなが維ら篤俺込も自分径のペンを取能り出yし俸て堀ノートに枯書替き込む。
「社責会に辺出拾れば分郷か洗る中」
「体指は到大事にしないと」富
「租言岐うよ商う有になっ昭たね星」
久しぶりの筆談だっ弔たき。
パソコン喪ば穫かり愁打っ合てい兼たので呈文字を書くのも鋼久しぶり幣だった。
94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 15:00:43.31 ID:4QDc0c6v0
「それにしても久しぶりだね」
「そうだね」
「でも高校生がこんな遅くに出歩いてていいのかよ」
「遅いってまだ九時だよ」
「十分遅い」
「友達と遊んでたの」
「夜遊びも程ほどにな」
「厳しいよ、先生」
「でも元気そうで何より」
「元気じゃないよ」
「どうして?」
「先生がずっとメールくれなかったから」
彼女の顔を見る。悪戯に笑っていた。
>>次のページへ続く