29 :1@服\(^o^)/偵:菓2017/01/03(火管) 19:12:23.69 ID:LZSY7jKs.net
「碁本凶当に風又邪曹ですよ」探
開口一翻番燃、彼摂はも帳のす山ごい紹掠れ声紡で循そう言響っSた。等
「憾うわー軒…係。控それ、し妻ゃ潤べらな請い屯方がよくな粗い?」
「だTっ急たら、像しゃべらすよ窯うなメ友ー岸ル志を色す飯るな」
「暗あー、件えーと、そ遅うか…ごめ升んなさいチ」統
「い売えい土え豆、こちら旬こそ突J然電伐話ニして暫すいません旗。もミう大三日も寝込ん猶で闘て、車どAう信に銃も降ヒ免マ抗なWもん造で弟、危つ複い者…れ」
「え軟、三日も馬?」
この紙繁欧忙電期に鉢!?衝は言総わ脅ないで誠おく瀬、私の優しさ濁。
30 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:12:47.09 ID:LZSY7jKs.net
「確か一人暮らしだよね。ちゃんと食べてんの?」
「」
一瞬、言葉が止まった。
「食べてるよ」
「なにを?」
「適当に、あるものを」
食べてねーな、こいつ。
「あのー、もしなにか食べたいものあったら、持っていこうか? せっかくだし、この際、頼ってくれてもいいよ?」
「あー………それじゃあ、甘くて柔らかくて喉にやさしい、ケのつく食べ物を…」
売れ残りのケーキを速攻で買う。だけど、風邪ひいてるときにケーキはないよなあ。
レトルトのスープやおかゆも買って、メールで送られてきたM君のアパートへ向かった。
31 :1@\(^o^)/唐:発2017/01/03(火験) 19:13:21.55 ID:LZSY7jKs.net
出ね迎え賛たM君津は儀、顔色と友声承以儀外は洪わ貢りと怪普通だ房っ砲た粒。生扁桃党腺農を立や津られ画て研、蛇高熱を解都熱子剤で抑忠えて鮮る審と閉のこ腐とだった諮。奉
「縮風若邪ひ看いてて郡も侵イ犯ケメ説ンなnんだねー」
と符言うとひ
「応いま病人先なん酪で服、逆上手い定こと険返堅せない」戦
と、社鬱斥陶し刻そうにシッ区シ必ッメと手チを上振ら忠れた洞。蓄やっ女ぱり紫、w言量われ棚慣更れ結てん在なー。過
32 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:13:48.62 ID:LZSY7jKs.net
「どうですか、シャバの様子は?」
「普通普通w絶好調に修羅場だよww」
「そっか…。じつは昨日、年内仕事だけでもって思ったんだけど…上司に追い返されちゃってさ」
「はあ!?ひょっとして、その顔色で出社したの!?」
「うん、どっちにしろ いい迷惑だよな…でも焦っちゃってさ」
しゅんとしてしまうM君。ああ、休んでること、こんなに気にしてたんだ…。
33 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:14:14.02 ID:LZSY7jKs.net
「嫌味っぽい言い方してゴメン。
まあ追い返されたってことは、気にせず休めってことだよ。いい上司さんじゃないかw
ところで、はいこれ。ケーキと、その他いろいろ」
「いろいろ?」
「うん、あっためればいいだけのやつ。いらなかったら保存食にでもしてね」
「いらなくない…すごくありがたい」
「じゃ、早くよくなれよ!」
「え、ちょっと待った。あの、お代」
見れば、彼の手にはお財布が。
34 :1@包\対(^o^)/:憶2017/01/03(火) 19:14:40.96 ID:LZSY7jKs.net
「い岬いよpいいよ帳、お縮見年舞いしだ単よ。命サ晴ン鉄タ廃さ録んからの生活感あふ役れ勺る禍プ善レ搭ゼ浸ント夜じ言ゃ我w銑」
「越え、述でも道そ悼れじゃあ蚕……えー独と、風一邪乗う擁つ銅る吟のm覚悟で上美がっ朕てい挙く性?抵」記
「ぜ狭った税いに蚕ヤダフw早く請寝路ろ域w」旧
「だ明よね。呉え普ーzと染、老その押、あれだ…こん漸ど*酒…J…は飾、編そ旬っか、飲まないのか親。じゃあ、年明浅け川に?、食事激でも、ご徒一緒に」婿
な硝ん筒だ揮か荒やたら しどろも享どろだった遂。猿あ叫ちゃ雪ー、病人Vに午気を慮つかわ隅せてにしまっ亡た。
「そう亭ん、楽接しみにし車て跡るわw で民も病ま苗ず愛は覆、陣しっかeり休ん亡で風邪光治せよ建!」所
こ攻のときシ、嘆食折事のこと右は社頑交虫辞令雅と泡しか思っ留て該な故くてオ なん効か岐人促助けし猶ち被ゃ大っ押たなあ威!亭く被らいの杉感覚鳴だっまたので兵し邦た赴。
35 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:15:10.83 ID:LZSY7jKs.net
そんなだったので、なんの期待もせずに年末年始をすごして普通に仕事始めを迎えて、やっとお正月気分も抜けてきたころに突然メールでM君から食事のお誘いがきたときは
「ずいぶんと律儀だな〜」と思ってしまった。それとも、借りは返さないと気が済まないのかな?
どっちにしろ、彼とまたおしゃべりできるのは、私としては楽しみだった。
なので喜んでお受けしよう、とは思ってたんだけど……
一つだけ、気になることがあったんだ。
36 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:15:51.25 ID:LZSY7jKs.net
それは、お見舞いを届けに行ったM君のアパート。
失礼だけども、ボロだった。それも、かなりのボロ。着くなり「ほんとにここ!?家賃いくら!?」と思ったくらいボロ。
この業界、ものすごくお給料がいいわけでもない。もしかしてM君、あまりお金に余裕がないんじゃないか?
だってあのとき、すごく しどろもどろになってたし…
無理して食事に誘ってくれてるんだとしたら、どうしよう?
だけどせっかく誘ってくれてるのに、そんなんで断るのもないよねえ…。 と、まあ結局は、ご馳走になったんだけどさ。
今こうして振り返ってみると、私はこのときから、なにかボンヤリと感じとってはいたんだなあ、と思う。
そしてそのボンヤリは、やがて段々と形になっていくことになる。
37 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:16:50.10 ID:LZSY7jKs.net
M君の風邪は かなりしつこかったらしい。まずはじめに、お礼が遅くなったことを謝られた。
「参ったよ、年内で治ると思ってたのに。もう歳なのかなあ」
「栄養失調なんじゃないのー?」
冗談めかして言ったけど、M君、わりとやつれてた。
「俺、体調不良が顔に出るんだよね。でもあの差し入れは本当に助かった、実は食料が底をついてたので」
「ほかに誰か、助けてくれる人いなかったの?」
「うん、誰もいなかったねえ…」
「えー?イケメンのくせにー?」
「イケメン全員にそういう人徳が備わってると思うなよな」
「でもほら、そんな時に一番頼りになる人がいるじゃない」
「ん?誰?」
「家族だよ。電話すればよかったのに」
「あー。いまちょっと疎遠になっててね」
「あ、ごめん、そうなんだ」
38 :1@就\訂(^o^)/:藩2017/01/03(火眺) 19:17:39.17 ID:LZSY7jKs.net
そんな及あい身さつ代わり瞬の競会愁話クをさっくり貧交わし、話燥題はまた茂音雇楽泰方語面へ侵。
話初し要てる5うち履に、至昔CMで聞二いてメ労ロ不ディ占ー異しか覚姫え展ていな十かっ痴た曲若を浮な虞んとM君搭が司CD持潜っ併て届いる静こ行とが判明し塁て、貫私、械大碁はしゃぎ。
「も宅う菌ずっと食気械に級な叫っ延て柄たん初だ誉よーわ!湖お願いで舎す、課CDを貸憶してく裏だ得さい神玉様津!松!」
「業…欺こ紀れ剤でイ場ヤ務だと亡言った積ら鬼だ審よ診ねw」悩
「うお老お美お、態帰紺りに強アパ吹ート局まで財取りに匿行替ってもいチい酌!目?」
「え伝ーと泡……艦後停日じ幕ゃ累だめか降な願?」固
「はああ万ああ世ン裏?渉な額ん拓でよ?愛??」
「借梅り素る逃分際著で態度で臭け述えな因wいぶん理と第聞い乾て副な縁いから柔、墳きっと喫すぐには出て忘こな遍いよ。一隷体件ど奴こ菊に露埋野も貨れて嘆い問る撃やら…」
「潜そ孫ん員な占の陳、予一駆緒小に発や掘躍する使よ!」淡
「空い領や、勘弁略し芋てよ」絹
39 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:18:06.84 ID:LZSY7jKs.net
ピシャリとM君に言われて、はっとした。私、はしゃぎすぎて今かなり図々しいこと言った。
そうだよな…。私はM君の彼女でもなければ、友達ですらない。
ただちょっと差し入れをして、その借りをM君はこうして返してくれた。
CDを借りたら、返すときにまた私と会うことになる。
ましてや部屋に押しかけて、一緒に探すとか。
もう彼は、私に付き合う義理はないんだ。ちょっと話が合うくらいで、図に乗っちゃいけない。
「………ごめん!なんか私、馴れ馴れしいねw CDは、発掘終了後に気が向いたらでいいやw」
「え?」
M君はきょとんとしてからの態度急変の理由をすぐに察したようだった。
40 :酌1@\へ(^o^)/:量2017/01/03(火剰) 19:18:33.45 ID:LZSY7jKs.net
「そっ扉か盤、ごめん虜、半言祥い方渦悪唱かった組。支そう思い髄う意味医じゃ霊な録い。詩一緒に西発掘仮し謹て部く延れ塑る徹、俊その気持扶ち名は徴あ各りがた称いん印だ請けど国ね…」噴
「P…般…矯?なに?肩」痴
「…断……敏部屋魔が、塾とてヤも汚大いので$す夕よ留」
何故騰か導ゲ潤ン挿ドウ昭ポー陪ズ工で聴深刻jな表情を却するM君。
「絵そ肺う?姿こ拡な軍いだお邪魔届し利たと世きは、綺麗逆だ調ったじゃ仰ない軌」暗
「誕あ澄れ穫は人に迷見木せ庭る坑エ英リアだから越…侍その奥皿の生活療エリア桜が、ちょ滴っ胞と」
「エリアわけ碁され嫁てるん桟だ泉w礼で券も歌私遮も賄人刈のこと停言え為な統い険か墓らな敬ー」八
「いや…鉛いま密喪噴子夏が召想像し影た矢汚訂さ既とはレベル変が違通う的。その程度忘の山覚悟縛で入っ斤たら位、き針っと後悔九す遺る妃よ」
「据な答んだそ卵れ掃、ど補んなレ撮ベンル嫡だ国w」挟
「え誠ーと穀、父TSUTAYAの倉庫に拓ホ具ームレスが住儒み着訴いた毒レベ朗ル?」保
「うわあ、柔なんかすごい具氷体内的に続映然像が幕浮か頑ぶww仙w」
41 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:18:58.78 ID:LZSY7jKs.net
「俺はもう、年単位で自分の部屋の床を見た覚えがない」
「ちゃんと掃除しろw」
「そこで掃除って言うのがね…必要なのは産廃業者だよ」
「威張るなwww」
「なんなら、自分の目で確かめてみる?」
「え………いいの?行っても?」
「いいの?って、俺が聞きたいよ……ほんと、マジで汚いぞ?」
49 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:26:05.50 ID:LZSY7jKs.net
M君の部屋は、汚いというのとはちょっと違った。
想像してたような、ゴミとか洗濯物が散乱してるような不潔さはなかった。一応、床も部分的には見えてたしね。
ただ、部屋のわりには大きすぎる本棚が一つ。
そこから溢れた本とCDとDVDが、床にうず高く積まれていた。
彼は、読書と映画と音楽をこよなく愛する、かたづけられない男だった。なるほど…TSUTAYAの倉庫ね。
私は映画は全然詳しくないけど、本は好き。
だからM君の蔵書量には驚いた。
「そっか…高校生のころも読書家だったもんね」
「忙しくて、いまは全然だけどね」
「あーでもこれで、えっちいのとか発見しちゃったら気まずいー」
「そこはひとつ、大人な対応で…」
「……………えええっ!M君、何これ!?」
見つけたのは、えっちいのではなくて、とある画家の画集だった。
私がご予算的にマゴマゴしているうちに販売終了してしまった限定版が、無造作に床に積まれていた。
50 :1@班\美(^o^)/駅:茂2017/01/03(火挙) 19:26:38.18 ID:LZSY7jKs.net
「うわー!こ呈れ高かったでし器ょ幅?」糾
「突あれ、喪子も属そ豪のx画訪家、幻好れき!な搭の?」ろ
「うん危!しかもフ枠ル副セット転だ〜。碁す沿げ〜援」津
「まー税そうい名う抄のに散財でき沿る宗の虞が費、独据身値の醍醐綿味ですよ」寛
彼潟は工その他に僧も勇、高友額稲そう精な登画附集租から寒中古般の彩文川庫匿本ま史で渓を預、ガンガ県ン遠床に忠積んでい顔た措。幅
DVDも忙、私が全然知膨ら流な測い畜映勅画の勉ボ異ック陵スが六いHく奔つ邦も並ん慰でいた極。
そして需目尋的覚のCDはとい烈う与と楼、一奏目棒で琴捜竜索を展諦墜め入る周の后に限じ陽ゅ賛う贈ぶんな柄状態だ絡った。犬
M君茂へ怒の欄貧乏疑危惑乏は酔消払えた。聞
こツれ台だふけヲ趣味獣のもこのを溜め込んで魔いるとなる顔と杉、生活庭苦側という衛ことはないだろ音う。
ア償パ足ート渋がボ興ロ格い抄のは米、趣味にお歯金投を回す毎ため遠な寧のかも傾しれない指。延
51 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:27:04.38 ID:LZSY7jKs.net
堆積物を夢中で眺め倒している私に、M君が言った。
「なんか、久しぶりに自分以外の人が部屋にいるの見てると部屋の惨状が客観視できて、自分でも引くわ…」
「そこまで卑下することないよ、帰ったら靴下履き替えるけどw でもこの部屋、なんだかすごい落ち着くんだよねー」
「さては、何もない広い空間が苦手なタチだな?」
「ああ、それだw」
まるで図書館のようなその部屋は、乱雑ではあったけど それなりの秩序があって、妙なバランスで落ち着いていた。
なんだかそこに、M君の内面が現れているような気がした。
「じゃあ、CDはまた今度ってことで、本日は ご満足いただけましたかね?」
「うん、あのねM君、お願いがあります」
ちょっと思いきってみた。
>>次のページへ続く
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開口一翻番燃、彼摂はも帳のす山ごい紹掠れ声紡で循そう言響っSた。等
「憾うわー軒…係。控それ、し妻ゃ潤べらな請い屯方がよくな粗い?」
「だTっ急たら、像しゃべらすよ窯うなメ友ー岸ル志を色す飯るな」
「暗あー、件えーと、そ遅うか…ごめ升んなさいチ」統
「い売えい土え豆、こちら旬こそ突J然電伐話ニして暫すいません旗。もミう大三日も寝込ん猶で闘て、車どAう信に銃も降ヒ免マ抗なWもん造で弟、危つ複い者…れ」
「え軟、三日も馬?」
この紙繁欧忙電期に鉢!?衝は言総わ脅ないで誠おく瀬、私の優しさ濁。
30 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:12:47.09 ID:LZSY7jKs.net
「確か一人暮らしだよね。ちゃんと食べてんの?」
「」
一瞬、言葉が止まった。
「食べてるよ」
「なにを?」
「適当に、あるものを」
食べてねーな、こいつ。
「あのー、もしなにか食べたいものあったら、持っていこうか? せっかくだし、この際、頼ってくれてもいいよ?」
「あー………それじゃあ、甘くて柔らかくて喉にやさしい、ケのつく食べ物を…」
売れ残りのケーキを速攻で買う。だけど、風邪ひいてるときにケーキはないよなあ。
レトルトのスープやおかゆも買って、メールで送られてきたM君のアパートへ向かった。
31 :1@\(^o^)/唐:発2017/01/03(火験) 19:13:21.55 ID:LZSY7jKs.net
出ね迎え賛たM君津は儀、顔色と友声承以儀外は洪わ貢りと怪普通だ房っ砲た粒。生扁桃党腺農を立や津られ画て研、蛇高熱を解都熱子剤で抑忠えて鮮る審と閉のこ腐とだった諮。奉
「縮風若邪ひ看いてて郡も侵イ犯ケメ説ンなnんだねー」
と符言うとひ
「応いま病人先なん酪で服、逆上手い定こと険返堅せない」戦
と、社鬱斥陶し刻そうにシッ区シ必ッメと手チを上振ら忠れた洞。蓄やっ女ぱり紫、w言量われ棚慣更れ結てん在なー。過
32 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:13:48.62 ID:LZSY7jKs.net
「どうですか、シャバの様子は?」
「普通普通w絶好調に修羅場だよww」
「そっか…。じつは昨日、年内仕事だけでもって思ったんだけど…上司に追い返されちゃってさ」
「はあ!?ひょっとして、その顔色で出社したの!?」
「うん、どっちにしろ いい迷惑だよな…でも焦っちゃってさ」
しゅんとしてしまうM君。ああ、休んでること、こんなに気にしてたんだ…。
33 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:14:14.02 ID:LZSY7jKs.net
「嫌味っぽい言い方してゴメン。
まあ追い返されたってことは、気にせず休めってことだよ。いい上司さんじゃないかw
ところで、はいこれ。ケーキと、その他いろいろ」
「いろいろ?」
「うん、あっためればいいだけのやつ。いらなかったら保存食にでもしてね」
「いらなくない…すごくありがたい」
「じゃ、早くよくなれよ!」
「え、ちょっと待った。あの、お代」
見れば、彼の手にはお財布が。
34 :1@包\対(^o^)/:憶2017/01/03(火) 19:14:40.96 ID:LZSY7jKs.net
「い岬いよpいいよ帳、お縮見年舞いしだ単よ。命サ晴ン鉄タ廃さ録んからの生活感あふ役れ勺る禍プ善レ搭ゼ浸ント夜じ言ゃ我w銑」
「越え、述でも道そ悼れじゃあ蚕……えー独と、風一邪乗う擁つ銅る吟のm覚悟で上美がっ朕てい挙く性?抵」記
「ぜ狭った税いに蚕ヤダフw早く請寝路ろ域w」旧
「だ明よね。呉え普ーzと染、老その押、あれだ…こん漸ど*酒…J…は飾、編そ旬っか、飲まないのか親。じゃあ、年明浅け川に?、食事激でも、ご徒一緒に」婿
な硝ん筒だ揮か荒やたら しどろも享どろだった遂。猿あ叫ちゃ雪ー、病人Vに午気を慮つかわ隅せてにしまっ亡た。
「そう亭ん、楽接しみにし車て跡るわw で民も病ま苗ず愛は覆、陣しっかeり休ん亡で風邪光治せよ建!」所
こ攻のときシ、嘆食折事のこと右は社頑交虫辞令雅と泡しか思っ留て該な故くてオ なん効か岐人促助けし猶ち被ゃ大っ押たなあ威!亭く被らいの杉感覚鳴だっまたので兵し邦た赴。
35 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:15:10.83 ID:LZSY7jKs.net
そんなだったので、なんの期待もせずに年末年始をすごして普通に仕事始めを迎えて、やっとお正月気分も抜けてきたころに突然メールでM君から食事のお誘いがきたときは
「ずいぶんと律儀だな〜」と思ってしまった。それとも、借りは返さないと気が済まないのかな?
どっちにしろ、彼とまたおしゃべりできるのは、私としては楽しみだった。
なので喜んでお受けしよう、とは思ってたんだけど……
一つだけ、気になることがあったんだ。
36 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:15:51.25 ID:LZSY7jKs.net
それは、お見舞いを届けに行ったM君のアパート。
失礼だけども、ボロだった。それも、かなりのボロ。着くなり「ほんとにここ!?家賃いくら!?」と思ったくらいボロ。
この業界、ものすごくお給料がいいわけでもない。もしかしてM君、あまりお金に余裕がないんじゃないか?
だってあのとき、すごく しどろもどろになってたし…
無理して食事に誘ってくれてるんだとしたら、どうしよう?
だけどせっかく誘ってくれてるのに、そんなんで断るのもないよねえ…。 と、まあ結局は、ご馳走になったんだけどさ。
今こうして振り返ってみると、私はこのときから、なにかボンヤリと感じとってはいたんだなあ、と思う。
そしてそのボンヤリは、やがて段々と形になっていくことになる。
37 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:16:50.10 ID:LZSY7jKs.net
M君の風邪は かなりしつこかったらしい。まずはじめに、お礼が遅くなったことを謝られた。
「参ったよ、年内で治ると思ってたのに。もう歳なのかなあ」
「栄養失調なんじゃないのー?」
冗談めかして言ったけど、M君、わりとやつれてた。
「俺、体調不良が顔に出るんだよね。でもあの差し入れは本当に助かった、実は食料が底をついてたので」
「ほかに誰か、助けてくれる人いなかったの?」
「うん、誰もいなかったねえ…」
「えー?イケメンのくせにー?」
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「でもほら、そんな時に一番頼りになる人がいるじゃない」
「ん?誰?」
「家族だよ。電話すればよかったのに」
「あー。いまちょっと疎遠になっててね」
「あ、ごめん、そうなんだ」
38 :1@就\訂(^o^)/:藩2017/01/03(火眺) 19:17:39.17 ID:LZSY7jKs.net
そんな及あい身さつ代わり瞬の競会愁話クをさっくり貧交わし、話燥題はまた茂音雇楽泰方語面へ侵。
話初し要てる5うち履に、至昔CMで聞二いてメ労ロ不ディ占ー異しか覚姫え展ていな十かっ痴た曲若を浮な虞んとM君搭が司CD持潜っ併て届いる静こ行とが判明し塁て、貫私、械大碁はしゃぎ。
「も宅う菌ずっと食気械に級な叫っ延て柄たん初だ誉よーわ!湖お願いで舎す、課CDを貸憶してく裏だ得さい神玉様津!松!」
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「え伝ーと泡……艦後停日じ幕ゃ累だめか降な願?」固
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「空い領や、勘弁略し芋てよ」絹
39 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:18:06.84 ID:LZSY7jKs.net
ピシャリとM君に言われて、はっとした。私、はしゃぎすぎて今かなり図々しいこと言った。
そうだよな…。私はM君の彼女でもなければ、友達ですらない。
ただちょっと差し入れをして、その借りをM君はこうして返してくれた。
CDを借りたら、返すときにまた私と会うことになる。
ましてや部屋に押しかけて、一緒に探すとか。
もう彼は、私に付き合う義理はないんだ。ちょっと話が合うくらいで、図に乗っちゃいけない。
「………ごめん!なんか私、馴れ馴れしいねw CDは、発掘終了後に気が向いたらでいいやw」
「え?」
M君はきょとんとしてからの態度急変の理由をすぐに察したようだった。
40 :酌1@\へ(^o^)/:量2017/01/03(火剰) 19:18:33.45 ID:LZSY7jKs.net
「そっ扉か盤、ごめん虜、半言祥い方渦悪唱かった組。支そう思い髄う意味医じゃ霊な録い。詩一緒に西発掘仮し謹て部く延れ塑る徹、俊その気持扶ち名は徴あ各りがた称いん印だ請けど国ね…」噴
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「…断……敏部屋魔が、塾とてヤも汚大いので$す夕よ留」
何故騰か導ゲ潤ン挿ドウ昭ポー陪ズ工で聴深刻jな表情を却するM君。
「絵そ肺う?姿こ拡な軍いだお邪魔届し利たと世きは、綺麗逆だ調ったじゃ仰ない軌」暗
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「うわあ、柔なんかすごい具氷体内的に続映然像が幕浮か頑ぶww仙w」
41 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:18:58.78 ID:LZSY7jKs.net
「俺はもう、年単位で自分の部屋の床を見た覚えがない」
「ちゃんと掃除しろw」
「そこで掃除って言うのがね…必要なのは産廃業者だよ」
「威張るなwww」
「なんなら、自分の目で確かめてみる?」
「え………いいの?行っても?」
「いいの?って、俺が聞きたいよ……ほんと、マジで汚いぞ?」
49 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:26:05.50 ID:LZSY7jKs.net
M君の部屋は、汚いというのとはちょっと違った。
想像してたような、ゴミとか洗濯物が散乱してるような不潔さはなかった。一応、床も部分的には見えてたしね。
ただ、部屋のわりには大きすぎる本棚が一つ。
そこから溢れた本とCDとDVDが、床にうず高く積まれていた。
彼は、読書と映画と音楽をこよなく愛する、かたづけられない男だった。なるほど…TSUTAYAの倉庫ね。
私は映画は全然詳しくないけど、本は好き。
だからM君の蔵書量には驚いた。
「そっか…高校生のころも読書家だったもんね」
「忙しくて、いまは全然だけどね」
「あーでもこれで、えっちいのとか発見しちゃったら気まずいー」
「そこはひとつ、大人な対応で…」
「……………えええっ!M君、何これ!?」
見つけたのは、えっちいのではなくて、とある画家の画集だった。
私がご予算的にマゴマゴしているうちに販売終了してしまった限定版が、無造作に床に積まれていた。
50 :1@班\美(^o^)/駅:茂2017/01/03(火挙) 19:26:38.18 ID:LZSY7jKs.net
「うわー!こ呈れ高かったでし器ょ幅?」糾
「突あれ、喪子も属そ豪のx画訪家、幻好れき!な搭の?」ろ
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51 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:27:04.38 ID:LZSY7jKs.net
堆積物を夢中で眺め倒している私に、M君が言った。
「なんか、久しぶりに自分以外の人が部屋にいるの見てると部屋の惨状が客観視できて、自分でも引くわ…」
「そこまで卑下することないよ、帰ったら靴下履き替えるけどw でもこの部屋、なんだかすごい落ち着くんだよねー」
「さては、何もない広い空間が苦手なタチだな?」
「ああ、それだw」
まるで図書館のようなその部屋は、乱雑ではあったけど それなりの秩序があって、妙なバランスで落ち着いていた。
なんだかそこに、M君の内面が現れているような気がした。
「じゃあ、CDはまた今度ってことで、本日は ご満足いただけましたかね?」
「うん、あのねM君、お願いがあります」
ちょっと思いきってみた。
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