2chの男女恋愛に関わる 復讐寝取られ旅スレVIP系 に特化した話題を掲載していきます。
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神の悪戯






それは結婚して10年目、私が36歳、妻が34歳の時の事でした。


残業で遅くなった私がキッチンに入ると、
妻は慌てて涙を拭いて精一杯笑顔を作りましたが、
私も涙の理由を聞かずに笑顔で返しました。


なぜ理由を聞かないかというと、この様な事は初めてではなかったからです。
妻はバリバリのキャリアウーマンで、いつも明るく溌剌としていましたが、
数ヶ月前から急に元気が無くなり、
最近ではこの様に私に隠れて泣いている事が何度かありました。


最初に気が付いた時は心配で訳を尋ねましたが、
妻は仕事の関係で悩んでいるとしか答えなかったので、
妻の仕事の内容までは口出し出来ない私は、
ただ励まして明るく振舞う事しか出来なかったのです。


確かに妻の仕事は忙しくなったように思え、
たまにしか無かった泊まりの出張も度々あるようになり、
その度に妻から元気が消えていく様に感じたので、
仕事を辞めさせようかとも思いましたが、
子供のいない妻には仕事が一つの生き甲斐になっているところもあって言えませんでした。


そんなある日、私が帰ると、妻はまたキッチンで泣いていたのですが、
今回は、私の顔を見ても笑顔を作って誤魔化す事はせずに、余計大きな声で泣き始めました。


「離婚して下さい」


それは私にとって余りに突然の事だったので、
何が起こったのかも分からずに言葉も出ませんでした。


「お願いです。離婚して下さい」


妻の目からは更に大粒の涙が零れ落ち、冗談でない事は分かりましたが、
私には別れを切り出されるような心当たりがありません。


心当たりが無いと言っても、勿論今までの夫婦生活は良い事ばかりではなく、
特に子供が授からない事にはお互い心を痛めていた時期もありましたが、
最近では2人で生きてゆく覚悟も出来、
子供のいない生活設計も話し合ったり出来るようになっていました。


「急にどうした。理由を教えてくれ」
「何も聞かないで。全て私が悪いの。どの様な条件でも飲みますから、お願い、離婚して下さい」


私は声を荒げて怒ったり優しく宥めたりして、
何とか理由を聞き出そうとしましたが、
妻は泣きながら謝るだけで決して言いません。


「急にそんな事を言われても返事など出来やしない。明後日は休みだから、明日の夜ゆっくりと話し合おう」


妻はずっと泣いていて、
最後には泣き疲れて眠ってしまいましたが、
私は眠る事など出来ません。


『何故だ?他に好きな男が出来た?いや、優香に限ってそれは無い。では何だ?仕事で疲れているのか?』


妻は結婚前からずっと今の会社に勤めていて、
主任という立場もあってか、
ここのところ土日も出勤する事が多く、
泊まりの出張もあったので擦れ違い気味の生活だったのは確かです。


『やはりお互いに忙し過ぎたのが原因だろうか?それとも仕事の事で悩んでいて、何もかもが嫌になった?きっと優香は疲れているんだ』


そう考えると仕事での疲れを理由に、
ここ2ヶ月ほどはセックスも断わられていました。


『あの明るかった妻が、ここ数ヶ月で暗くなった。
それは確かに妻の仕事が忙しくなったのと比例しているが、
だからと言って離婚とは・・・・・。
やはり他に好きな男が出来た?
いや、それは絶対に無い』


妻の会社は圧倒的に女性の多い職場なのですが、それでも当然男性社員もおり、
主任になってからは上司や部下の男性と2人で食事に行く事もありましたが、
私は浮気を心配した事は一度もありませんでした。


それは妻が、嘘や曲がった事が大嫌いな性格に由るものです。
しかし気が付くと私は、妻の携帯を握り締めていました。


『見たら駄目だ。夫婦でもプライバシーはある』


そう思いながらも携帯を開けてしまい、
バックライトが点いた時、は心臓が飛び出そうなほどドキドキしましたが、ボタンを押していました。
しかし、私の葛藤を他所に、ロックが掛かっていて見られません。


『どうしてロックしてある?
いや、これは俺に見られるのが嫌なのではなくて、
何処かに忘れた時に他人に見られない様にロックしてあるだけだ』


しかし、次に私がとった行動は、
携帯よりも見てはいけない、
妻が結婚してから時々、つけている日記を探すという行為でした。


私は自己嫌悪で苦しみながらも、
まるで泥棒の様に物音を立てずに探し回っていて、
綺麗に畳まれた色とりどりの下着の下を見た時、
とんでもない物を見付けてしまいます。


『どうして、この様な物が』


それは本来なら飛び上がって喜ぶべき、
妻の名前が書かれた真新しい母子健康手帳でした。


最近では子供のいない生活設計を立てていると書きましたが、
それは仕方なくであって、本音は妻も私も諦め切れていません。
結婚して3年くらいは、何処に行っても挨拶の様に子供の事を聞かれ、二人とも辛い思いをしました。
二人揃って検査も受け、どちらにも異常はないと言われたのですが、
それでも出来ず、神を信じない二人が子宝神社に行ってご祈祷まで受けました。
しかし、最も辛かったのは5年を過ぎた頃からで、
逆に回りが気を使ってしまい、
世間話で他所の子供の話題が出ても、
急に話を変えてその話題を避けようとしてくれているのが分かります。


特に妻は、後から結婚した妹に次々と3人も子供が出来た事で、
実家に帰っても話題の中心はその子供達になった事から、
余り帰りたがらないようになっていました。


結婚10年目にして、その妻に子供が出来たのですから、
本来なら夫婦抱き合って、泣きながら喜びを分かち合うところなのに、
妻は妊娠を隠して私に離婚を迫ったのです。
私の背筋に冷たい汗が流れ、震える声で妻を起こしました。


「これは何だ!」


最初は状況が分からずに寝惚けていた妻も、
徐々に頭がはっきりしてくるのと同時に、顔が蒼ざめていきます。


「ごめんなさい。離婚して下さい」
「離婚してくれと言う事は、俺の子供では無いのか?」
「ごめんなさい。ごめんなさい」
体から一気に力が抜けて、私はその場に座り込んでしまいました。





「相手は誰だ!」
やはり妻は言おうとはしません。
「私が悪いの。私が責任をとります」
「どうやって責任をとる!」


「どの様な事でも・・・・・・・・・」
「よし。それなら子供をおろして来い」


妻は庇う様に両手でお腹を押えます。
「出来ません。そんな酷い事は出来ません」
「酷い事?俺にどれだけ酷い事をしたのか分かっているのか!」
「ごめんなさい。でもこの子だけは・・・・・・・・・・・・」
後は泣いてしまって話しになりません。


『優香が男に身体を許した。それだけで無く、優香の体内でその男の分身が育っている』
私は妻を責めながらも、まだ裏切られた実感が湧いていませんでしたが、
時間が経つにつれて、現実に起きている事だと自覚し、大きな怒りが込み上げてきます。


「相手は誰だ!」
私は妻を引き倒して反対向きに馬乗りになると、大きく右手を振り上げていました。


「俺が始末してやる!」
「やめて!言いますから、やめて!」
妻は私の背中を叩きながら、必死に体を捻ってお腹を守ろうとします。


「明ちゃんです!飯島明ちゃんです!」
その名前には聞き覚えがあるどころか、顔まではっきりと覚えていました。


どうして覚えていたかと言うと、
彼は私達の結婚式に妻の友人として出席していたのですが、
披露宴の間中私を睨みつけていたので、
彼の事を妻に尋ねた事があったからです。


その時の妻の話によると、彼は妻が高校の時に引っ越すまで、
ずっと同じ団地の隣の部屋に住んでいて、
家族同士も仲が良くて親戚以上の付き合いをしていたそうです。


また歳が同じだという事もあり、
幼稚園から高校の時に引っ越すまで、
毎日一緒に通学していたと言いました。


「彼は優香を好きなんじゃないのか?」
「やめてよ。今でこそ、昔の様な付き合いは無くなってしまったけれど、彼とは家族同然で育ったのよ。
小さな頃は一緒にお風呂にも入っていたし、
歳は同じでも私の事を妹のように思っているわ。
私だって同じ。恋愛の対称になんてならないわ」


当時、私は、私の知らない幼い頃の妻を知っている彼に、嫉妬した事を覚えています。
その彼の子供が、妻のお腹の中で育っている。
私は絶望感に包まれましたが、それはまた激しい怒りへと変わって行きました。


「奴をすぐに呼べ!」
「彼は関係ないの。私が悪いの。私が責任をとります」
「他人の女房を抱いて、それも子供まで作って関係ないで済まされるか!」


それでも彼を庇って呼ぼうとしない妻に怒りは増し、初めて妻に暴力を振るってしまいました。


「こんな子供は、俺が処分してやる!」


頬を叩かれてテーブルに倒れ掛かった妻が起き上がると、
次に私はお腹を殴ろうとしましたが、
妻は咄嗟に屈んでお腹を守りました。


「分かりました。明ちゃんに来てもらいますから、お腹の子供だけは・・・・」


妻が電話すると、彼はすぐに来ると返事したそうですが、
妻の実家近くに住んでいる彼は、
早くても車で2時間半は掛かります。


私はその間に、どうしてこうなったのか妻に聞こうとしましたが、
妻は激しく泣いてしまって答えられる状態ではありません。


そうこうしている内に車の止まる音がして、驚いた事にそれは彼でした。
彼は玄関を入るなり土下座して、土間に額をつけて謝っています。


「この度は申し訳ない事を致しました」
「やけに来るのが早かったな」


「はい。こちらにマンションを借りていますから。今では半分をこちらで生活しています」
私にはその意味が分かりませんでしたが、彼が立ち上がると同時に殴り掛かっていました。
するとその瞬間、私は殴り掛かった方の腕を捻られて、土間に押え付けられてしまいます。
『合気道?』
私にとってこれ程惨めな事はありません。


妻を寝取られ、子供まで作られて、
その男に土間にうつ伏せに押え付けられて身動き出来ないのです。


「明ちゃん!やめてー!」
妻の叫ぶ声で彼はようやく手を放しましたが、
起き上がっても私は惨めで顔を上げられません。


「ちゃんと責任は取らせて貰います」
「これだけの事をして、どうやって責任を取る」


「優と結婚して、子供を育てます」
「なに!馬鹿な事を言うな!俺は離婚しないし、子供はおろす!」


「あなた、許して。この子だけは・・・・・この子だけは・・・・・お願い・こんな私とは離婚して下さい」
私は2人に離婚を迫られ、更に惨めになっていきました。
また彼に殴りかかりたい衝動に駆られましたが、
余計惨めになる事は目に見えていて出来ません。


***


今は興奮していて、冷静に話せないのを理由に、
後日話をする事にして彼を帰しましたが、
真意はこの惨めな状況から早く逃げたかったのです。


「満足か!妻に裏切られ、妻を寝取った男に力でも負けて土間に押え付けられて、惨めな姿を晒していた男を見て愉快だっただろ!」


「ごめんなさい。私が悪いの。全て私が・・・・・・」


翌日、とても仕事に行ける状態ではなく、
妻も休んだので色々聞き出そうとしましたが、
妻は泣いて謝るだけで何も話しません。


「俺の答えが出るまで暫らく別居しよう。
但し、俺との事がはっきりするまで奴とは会うな。
独りになって離婚について考えてやるから、それぐらいは守れ。
俺の事を少しでも可哀想だと思う気持ちがあるなら、
そのぐらいの誠意は見せろ。約束出来るか?」


「はい。約束します」


最初、私が出て行くつもりでしたが、
何も悪い事をしていない私が出て行くのは筋違いだと思い直し、
妻を出て行かせる事にしました。
しかし、いざ妻が出て行くと、暫らく会社の近くのホテルで泊まると言ったものの、
彼のマンションに行ったのではないかと気が気ではありません。


あまりの事に頭がついてゆかず、
最初は訳も分からず、ただ怒りを露にしていた私も、
冷静になってくると妻を失う現実を知り、
情けない事に声を出して泣き続け、
いつのまにか眠ってしまいました。


朝になると、妻のいない殺風景な家に更に寂しさが募ります。
その日の午後、私が何も考えることが出来ずに、窓から外の風景をぼんやりと眺めていると、
家の前にドイツ製の高級車が止まり、降りてきたのは彼でした。


「子供が生まれるまでに結婚したい。離婚しても半年は籍を入れられないから、一日も早く別れて欲しい」
「勝手な事を言うな!」


「俺達のした事が許されない事だと分かっている。
でも子供に罪は無い。生まれるまでに、
本当の父親と母親が夫婦になっていてやりたいんだ。頼む。離婚してくれ」


「俺は離婚などしない」
「愛し合った仲でも、時が経てば気持ちは変わる。
以前はあんたを愛していたかも知れないが、
今あるのは長年生活を共にした情だけで、優は俺を愛している。
この気持ちは誰にも邪魔出来ない。
例え法律がどうであろうと、気持ちまでは縛れない」


子は鎹と言います。
私達に子供がいれば、また違ったと思うのですが、
逆に妻とこの男に子供が出来た今、私に勝ち目はないと思いました。


しかし、私は妻を諦め切れません。
子供さえ出来ていれば、もっと強い絆があったはずだと思われるかも知れませんが、
私達には相手だけを見詰め、二人だけで生きてきたという、
また違った強い絆があったのです。


『これは間違いだ。ふとした気の弛みでこの男と関係を持ってしまい、間違って子供が出来てしまっただけだ』
この期に及んでも、妻は私を愛してくれていると信じたいのです。


「お前の子供だと決まった訳では無い」
「他に考えられるか?10年も子供が出来なかった優が、
私と関係を持ったらすぐに妊娠した。どう考えても明らかだろ」


そんな事は分かっていました。
私自身、彼の子供に間違いないと思っていましたが、
だからと言って妻を連れてゆけとは言えないのです。


「本当に優香を愛しているのか?」
「当たり前だ。あんたよりも数倍愛している」


「そうかな?愛しているなら、優香が困る事は出来なかったはずだ」


「困っている?あんたの前では、困っている振りをしているのか?俺の前では、念願だった子供が出来て喜んでいるぞ」


「それは嘘だな。優香はそんな女じゃない。おまえは優香の事を何も知らないらしいな」




>>次のページへ続く


 

 

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