2chの男女恋愛に関わる 復讐寝取られ旅スレVIP系 に特化した話題を掲載していきます。 このエントリーをはてなブックマークに追加はてなブックマークに追加
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バイクで日本一周してる女の子と仲良くなった話
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15 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 08:08:09.12 ID:DP/9YheF0
奥尻最初の夜は一人キャンプだが、一人でもネイチャース
トーブの火を見ながらウイスキー飲んだり。
まあ少し寂しいのは いなめないが、携帯もテレビも何もな
い夜もなかなか乙なもんだ。

自然と早寝して早起き、ゆっくり朝飯を食ってインスタン
トコーヒーをズルズルと飲む。

小一時間で一周できるくらいの島だが、あちこち見ながら
半日かけてまわった。

トコブシ入りのシーフードカレーで昼飯を済まし、午後か
らは津波の記念館だか資料館だかを見学することにした。


一通り見学して、順路の最後にあった子供の作文を目を真っ
赤にして見終わった後、再びローライダーに火を入れて走
り出し、青い空と若干荒れ模様の海を見ながら当ても無く
適当に走った。


気が付いたらフェリー乗り場にバイクを停めていた、情け
ない話だが人恋しくなって居たのだろう。
とにかく人がたくさん居る所に居たかった、見知らぬ他人
しか居ないと分かっていても。

丁度今日最後の船が着く時間だったのだろう、お盆時期の
奥尻港はそれなりに賑わっていた。道東だの函館だのの賑
わいには比べられないが、バイクも何台か停まっているの
が見える。

といっても三台くらいかwww、ヤマハのテネレと、カワ
サキ色のSSと、トンボみたいなライトのオフ車・・・・ん
んんんええええ!!!!?

あの過積載のバハは・・・いやまさかね、奥尻島の〜奥尻
港で〜こんな場所に居るはずもないのに〜www






16 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 08:10:08.01 ID:DP/9YheF0
桜木町だろうが何処だろうが居るはずもないのだが、どう
やら冬美その人が居るようだ。

って言うか、奥尻逝くって有言実行してるから、当たり前
といえば当たり前。周りを見渡すと、土産物屋の店先で上
下赤のFOXハケーン!

もう間違いないわ、とっくに俺の存在に気付いチラ見して
いるみたいだが、何故だか気付かないふりをしている様だ。
うーんどうすっかなー、こっちから行くべきか、来させる
べきか・・・俺も冬美もアホかww、さっさと声掛けよっ
と。バイクを停めて最短距離で冬美に近づき、挙動不審な
FOX 女に声を掛けた。


『おう、奇遇だな、こんなとこで何してんだw』

冬美
『あっれ譲二さん何でここにそういえば奥尻逝くって
行ってましたね忘れてました あたしも気が向いたんで来て
見たんですけど』


『昨日の朝言ったこともう忘れんのかよw、まだ芋焼酎残っ
てんのか?www、それになんで一息に喋ってんだよwww』

冬美
『あたし、べ、別に譲二さんが居るからって来たわけじゃ
ないですYO!』


うっはwwwツンデレktkrwww


『まー何でもいーよ、今からキャンプ場探すのマンドクサだべ、
俺がテント張ってる場所案内するから付いて来いよ』

冬美
『わたしまだキャンプするって決めたわけじゃないです
YO!、温泉が近くにある所じゃないとキャンプしたくない
んです』


『温泉が近くにあるキャンプ場って、この島じゃ自動的に
俺が居る場所しかねーんだよ、昨日観光案内所で聞いたか
ら間違いないYO〜』

冬美
『そうなんですか!じゃあ仕方ないかな、・・・・付いて
いっていいですか』


『何だよその仕方ないって、人に物頼むときの心遣いに
付いて小(ry』

冬美
『・・・・・スミマセン、連れて行って下さい、おな
がいします。』


多少の脚色wwはあるが、こんな風に最初の再会を果たし
た俺と冬美。この時の俺、もう冬美に惚れかけてたな、間
違いない。




17 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 08:11:49.58 ID:DP/9YheF0

『さてどうする、すぐ移動するか?それともどっか見てい
くか?』

冬美
『いやー、とりあえずテント張って、それから考えます』


『んじゃー行くか、場所は島の反対側だけど、真ん中あた
り大体真っ直ぐ行ける道あるからそっちいくべ』

冬美
『はい、んじゃ後ろ付いて行きますね〜』


キャンプ場までの最短距離(だと思う)道を行き、出会って
から二回目の千鳥走行だ。俺が路片側を走り、冬美がセン
ターライン側だった。付かず離れず、決して右ミラーの視
界から外れる事はない。

やっぱり上手いな・・・、安心して前を走れる。以前から
ずっと一緒に走っているような気さえする、確か三十分も
しない内にサイトに着いた。

小高い岬の上にテント10張り位で一杯になるくらいのサイ
トだが、洗面所もトイレも清潔で申し分ない、充分過ぎる
位だ。

一番奥の海側に張った自分のテントの前で停車し、そのす
ぐ後ろに冬美が停まった。

俺が居ない間に札幌ナンバーの四人家族、自転車で来てい
る若いカップルのがそれぞれひと張りずつ増えていた。

冬美
『ここですか〜うわー海のすぐ側なんだ!眺めすっご
くいいですね!』


『んじゃ好きな所にテント張って、それから温泉にでも
行くか』

冬美
『そうですね、どこに張ろうかな・・・・・』


と言いながら俺のテントの横辺りをガン見してる、曖昧に
何かを訴えている冬美ワロスwww。
でも黙って見ているほうが面白いので、マドロス風に水平
線を眺めるフリをしてすっとぼける俺。

三分ほど悩んだ末 冬美は結局ちょっと離れた場所に、で
も間にはもう別のテントが入れない位の微妙な近さにテン
トを設営した。


『さてちょっと早いけど温泉でも行くか、小奇麗だけど
高いホテルと、建物は古いけど地元民向けの安いのとどっ
ちにする?』

冬美
『もちろん安い方、もー疲れたから観光は明日にしま
すよ』


『一瞬も考えないのなwwwだよなー、んじゃ行くか』





19 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 08:36:16.50 ID:DP/9YheF0
二台で遊歩道のような迷路のような道を下り、五分ほどで
漁港の横にあるローカル御用達の温泉に着いた。
玄関の横に並べてバイクを停め、三十分後にバイクの前で
落ち合うことにして温泉に浸かった。

ここは建物も風呂も綺麗ではないが、茶色でしょっぱい日
本海側特有(だよな?)の泉質。
秋田や青森の海岸沿いの温泉とよく似た感じだ、不老不死
とかあんな感じ(だったと思う)。
海流で繋がる海はもちろん、マクロに視ると陸も繋がって
いるのだなと感じながら浸かる。

きっかり二十五分後にバイクの前に戻り、五分間をストレッ
チにあてる。風呂上りのストレッチは日課なのだ、やると
やらないとじゃ翌朝のキレがぜんぜん違う。

きっかり三十分で冬美はやってきた、湯上りの時間を守れ
る女は珍しい、やはり男前だwww

冬美
『夕飯どうします?、どっかで買い物して行きたいん
ですけど』


『この辺に店らしい店は無いと思ったな、でも俺が買出
ししてあるから大丈夫だYO』

冬美
『えーでもまたご馳走になっちゃうのは悪いですよ、
今度は私におごらせて貰いたいなあ。』


『じゃあビールだけ奢ってくれよ、今夜が道内最後の夜
だからな、残った食材で大盤振る舞いだ』

冬美
『え・・・、もう帰っちゃうんですか、でもまだほとんど
何も見てないじゃないですか』


『いや、もう見たいモンは見たし、八幡平辺りにもゆっく
り寄りたいから、明日の午後には函館から船に乗ろうと思っ
てんだわ』

冬美
『そうですか・・・・、じゃあ また今夜でお別れか
あ・・・』


2人とも言葉少なにバイクに跨り、ビールを調達してテン
トに戻る。
小一時間の間にもう一つテントが増えていた、どうやら俺
らと同じバイク旅のようだ。




20 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 08:39:16.13 ID:DP/9YheF0
サイトに着いて、とりあえず黒ラベルロング缶をカシュン
とね。


『カンパーイ!』

冬美
『はーい、カンパーイ!』


さてと、晩飯の支度だな、あるのはエノキ1パック、ボイ
ル済みホタテ六個、パスタ一袋200g、調味料各種。
少し考えてエノキ半分とホタテ2個をコンソメスープにし
て、残りをパスタの具にする事に決定。

まずは丸型飯盒に湯を沸かして、真っ二つにぶち折ったパ
スタを投入。
茹で上がったら適当に湯を切ってそのまま放置、フライパ
ンにオリーブ油を少々、エノキとホタテを投入。
クレイジーソルトで下味をつけて、具に火が通ったらパス
タをフライパンに投入、少々水っぽいがキニシナイ!
パスタと具を混ぜ合わせて主食は完成、飯盒に残りのエノ
キホタテと固形コンソメと水でスープ作成。
これで三十分弱ワンバーナークッキング終了、チビチビや
ってたロング缶が丁度1本無くなった。

冬美
『ちょwwwなにその手際の良さwwww嫁にしてえ
wwww』


『嫁とか意味わかんねーよwww、まー一人暮らし長い
からな、大雑把な料理は得意なんだよ』

冬美
『一人暮らしなんですか?、アパートとか借りて?』


『いや俺田舎のでけー農家、しかも4世代10人同居の
大家族で育ったからな、狭苦しいアパートなんてハナから
無理』

冬美
『10人とはまた凄いですね、あたし親子三人だった
から憧れちゃうなー、じゃあ今はどんなとこに?』


『離農した農家をその辺のアパートより安い家賃で借り
てるよ、農機具小屋をガレージにしてバイクとクルマ置い
てな』

冬美
『エー凄い裏山・・・・、あたしはマンションで育っ
たから・・・・・あーんうらやましい』


『冬とか雪寄せで大変だし、いい事ばかりじゃねえぞ。
それから正確に言うと一人じゃねえな、ぬこが一匹住み着
いてるww』





21 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 08:41:19.09 ID:DP/9YheF0
冬美
『ふーん、ぬこって・・・・動物学的に言うところの、
所謂イエネコの事ですよね?』


『他にどんなぬこがいるんってんだよ』

冬美
『いやその、メタファーとしてのぬことか、かな・・・・
と』


『なんだよそのメタファーって、高卒ハレ珍で機械屋の俺
に分かる様に今北産業で説明汁』

冬美
『いやその日本語で言うと暗喩って意味で、あなたが噛ん
だ小指が痛いとかそんな感じ』


『あーなるほどね、女ならいねーよ、ここ一年くらいでウ
チに入ったのは実の姉ちゃんとお袋だけ』

冬美
『いや そんな女がいるかなんて聞いたわけじゃ
あの その私ぬこがいるなら会いに行きたいなとか思って
フジコ』


『何で急に点も丸も無くなるんだよwww
来たいんなら来いよ、ぬこもオスぬこだから女っけはカケ
ラもねーYO』







22 :譲二兄貴:2011/12/26(月) 08:42:51.36 ID:DP/9YheF0
冬美
『ええ!行っていいんですか、居座りますよ私www』


『居座るっておい、おまいはそんなに休みあるのか?』

冬美
『あれ、言ってませんでしたっけ?私こないだ仕事辞
めて日本一周中なんですよ、だから時間は余裕!』


『それは初耳だなwww、最初の晩はお国自慢しかして
なかったからな、そう言えばやけに荷物多いと思ってたわ
ww』

冬美
『でもまだ始まったばっかりなんですよ、ウチ出て最
短で北海道来て、寒くなったら南下しようと思ってるんで
す』


『あーそうなのか、ならいつでも来ていいし、好きなだ
けいればいーよ』

冬美
『九月一杯位は道内に居ようと思ってますから、十月
の頭くらいに・・・・、いいですか、本当に行っても?』


『おk』

冬美
『じゃあ約束ですよ、えっと・・・携帯と、家電の番
号も教えてもらっていいですか?』


『おk』


そうこうしている内に料理は全て2人の胃袋に納まってい
た、夕日の名残も無くなった頃、昨日セイコマで買ったフォ
アロゼをどんと置く。

何故かセイコマでフォアロゼだけ異常に安かったんだよw
ww、湯を沸かしてホットウィスキー?にして2人でガン
呑み。

この日は俺が北東北の秋の素晴らしさを暑苦しく語り、身
を乗り出して冬美が聞いていた、と思ったな、泥酔してた
からイマイチ不正確。



『よし、んじゃあれだな、八幡平で待ち合わせすっか?』

冬美
『あ、いいですねそれ!、分かりやすい場所に駐車場
とかあるんですよね?』


『あることはあるけど確か有料なんだよな、アスピーテラ
インの一番高いとこから秋田側にちょっと下ったとこ、そ
こにも小さい駐車場あるからそこにするべ』

冬美
『おk』


この日もボトルが全て無くなるまで飲み続け、冬美は今度
もまた歯を磨き損ねた。







>>次のページへ続く


 

 

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