http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1384345746/
1 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:29:06.29 ID:MutDhN3M0
昨日vipでスレたてたんですがすぐ落ちてしまったので+にて再挑戦(?)
立ったら書く
2 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:34:32.53 ID:U6gmszO20
オッケー!
話を聞こうか。
5 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:37:53.17 ID:gth6/cDK0
きくきく
6 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:38:00.61 ID:MutDhN3M0
ありがとう!
書き溜めてないから遅いかも。ごめん。
7 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:40:59.69 ID:7rci66NO0
よし。久々真面目に聞く
8 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:41:44.76 ID:MutDhN3M0
スペック
17♀
160cm/45kg
柏木由紀に似ているらしい
どちらかというと裕福な家庭に生まれた。上の下くらい。
幼稚園、小学校、中学校とすべてエスカレーターの私立だった。
小学校のときは、それはそれは優秀な……というわけでもないがまあそれなりに賢い子どもだったと思う。
例えば、高学年になると算数と国語の宿題が毎日でていたんだけどわたしは国語が面倒臭くて嫌いだったから、同じ路線のバスで通っていた友達(大島優子に似てる)にとある提案をした。
9 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:45:00.39 ID:psPuXaYo0
中退したのはつい最近なん?
11 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:48:10.10 ID:MutDhN3M0
>>9
今高3で、
1年生の冬に中退したので2年前かな?
13 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:52:08.16 ID:psPuXaYo0
>>11
高1で中退して、今が高3か
通信・・・かな
転校じゃないよな・・・
19 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:04:50.76 ID:MutDhN3M0
>>13
それはまたおいおい話してくよ
10 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:46:57.51 ID:MutDhN3M0
「わたしが算数を二枚やるから、優子は国語二枚やってよ!」
優子は算数が苦手なのを知っていたからこその提案だった。
案の定簡単にオッケーされて、しばらくはその方法を続けていたけどもちろんすぐ先生にばれて物凄く叱られた。
今思えば優子はわたしの口車にのせられただけなのに可哀想だなあ。
12 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:49:15.33 ID:MutDhN3M0
そんな悪ガキのような行動ばっかりしてたからか、先生たちからは「女の子なのに……」と評判だった。
14 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:52:19.24 ID:MutDhN3M0
相変わらず悪ガキのまま小6になって、進路相談とかがはじまる時期になった。
最初にもいったけどエスカレーターだったのでほとんどの同級生が付属の中学校への進学を希望してた。
付属に行かない子も他の私立に行くとかで、公立に進む子はクラスで2人くらいしかいなかった。
15 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:57:37.82 ID:rK+O/y0G0
やっぱ頭はアフロなん?
20 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:07:18.01 ID:MutDhN3M0
>>15
まんまゆきりんの髪型してますわ
18 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:04:17.99 ID:MutDhN3M0
そんなふうに公立に進む子の方が異端という感じの環境だったから
わたしもなんの疑問も持たず、みんなと同じように付属の中学校へ進むことになった。
わりと成績優秀だったから特進・普通・国際とある中で特進クラスに入ることができた。
特進クラスのメンツは半分が小学校の頃の同級生だった。
特進というだけあって、意識高い子たちばかり。
そんな中わたしは相変わらず中学でも悪ガキというかクソガキというか、劣等生だった。
絵を書くのが好きだったので授業中はいつも落書きしてた。
テストのときカンニングしてしょっぴかれたりとかもあったし、教師からしたらかなりの問題児だったと思う。
それでもクラスの人たちは、わたしを見下したりはしなかった。
「もう由紀なにしてんの…本当バカだよねww」
「また落書きしたの?見せて見せて〜!」
そんな感じでわたしを受け入れてくれて、本当にいい友達に恵まれてた。
23 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:13:36.81 ID:MutDhN3M0
そんなこんなで青春を送っていたわたしだけど、中3の夏休みに転機が訪れた。
貯めたお金で自分専用のパソコンを買ったことがきっかけだった。
こんなに楽しいものがあったのか?!!?
ってな具合に衝撃を受けて、どんどんネットの世界にのめり込んで行った。
家では夕方から朝までずーーっとパソコンをいじって、学校では昼間ずーーっと寝ているような状態だった。本当にクズの生活を送ってた。
普通の中3の夏休みなんて高校受験に忙しい時期なんじゃないかなと思うけどエスカレーターだからクラス内もそんな雰囲気じゃなかったし、わたし自身まったく危機感はなかった。
普通にそのまま付属の高校に進めると思ってた。
24 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:17:23.10 ID:WnrK50Zu0
はよ
27 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:21:26.92 ID:MutDhN3M0
時は過ぎて中3の三学期になった。
面談があり、そのときに衝撃の事実を知らされた。
担任
「由紀、このところ学力低下が激し過ぎてこのままだと付属の高校に進ませることはできないよ」
わたし
「えぇっ、エスカレーターじゃないんですか!?」
担任
「そのまま進めるのが普通だけど……。最近の由紀は授業中ずっと寝てるし、テストも赤点まみれだろう。職員会議にもなったくらいだよ。」
28 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:22:41.56 ID:MutDhN3M0
書き溜めておけばよかった
遅くてすまん
短めの文で小出しするのと、長めの文で出してくのとどっちがいいんかな
29 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:24:34.02 ID:WnrK50Zu0
>>28
どっちでもいいからはよ
30 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:24:47.90 ID:5CHYVpHQ0
>>28
長すぎず短すぎず
32 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:27:15.62 ID:JR5xDSwh0
>>28
もう書き溜めはないって分かって読んでるから自分のキリがいいとこでいいよ
まったり読ませてもらいます
34 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:29:06.50 ID:MutDhN3M0
わたしはこのときまで、エスカレーターの私立ならどんなバカでも金出しゃ高校に行けると思ってた。でもそれは違ったようだった。
もっと早く言ってくれればよかったのに!と担任に八つ当たりした。
だけど、担任はそんなわたしに救いの言葉をくれた。
担任
「学年末の実力テストで それなりの点数をとれば、なんとか間に合うよ。だから今から少し頑張ってみないか」
36 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:32:31.60 ID:MutDhN3M0
担任はわたしを見捨てず、なんとか立て直そうとしてくれたのかなって思う。
でも当時のわたしは そんな担任の言葉の真意に気づくことはなかった。
そしてわたしはある決意をした。
39 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:38:33.10 ID:MutDhN3M0
放課後、担任を空き教室に呼び出して言った。
「先生、わたし付属はあきらめて外部の高校受験します」
それを言ったときの担任の目は、こぼれ落ちるんじゃないかってくらい見開いていて能天気にもわたしは笑いそうになっていた。
41 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:45:21.66 ID:MutDhN3M0
担任はきっと、わたしが どうにか頑張ってテストでいい点とって付属にすすむのを待っていたんだろう。
でも、わたしは勉強するのがどうしても嫌だった。
小学校から、とくに勉強しなくても授業さえきいていればそれなりに点をとれたのもあって、勉強する習慣は全くなかったし 勉強して何になるのか理解できなかった。
どうしても勉強したくなかった。
その結果導き出した答えが、「違う高校を受験する」ということだった。
学校では中学生のくせに高校の内容をやっていたのでクソみたいな成績だったけど、中学の内容ならなんとかなる気がした。
42 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:52:02.05 ID:MutDhN3M0
そしてわたしは、授業中にしか開くことのなかった綺麗な教科書を引っ張り出した。
わたしの住んでいるあたりは田舎なので、公立が偉くて私立は滑り止めみたいな風潮だった。
わたしが受けることにした高校は、本命が偏差値63くらいの公立
滑り止めが偏差値56くらいの私立
46 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:56:18.86 ID:MutDhN3M0
結果は、ダメでした。
本命は見事に落ちて、滑り止めはなんとか受かった…
といった感じだった。
それでもわたしは満足だった。
むしろ本命の高校には行きたくないとすら思ってたから。
その高校も進学校だったので、きっとまた勉強しなくちゃいけないと思うと嫌だったんだ。
余談だけど、外部に出ると決めたあとの担任の冷たさにはびっくりした。
そりゃ好意を無下にしたんだから当たり前なんだけども。
47 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 23:02:43.50 ID:MutDhN3M0
そして無事卒業した。
当たり前なんだけど、クラスで同じ高校に行かないのはわたしだけだったから卒業式はわりと泣いた。
新年度になって、新しい高校に入学した。
わたしは3組だった。
知り合いが誰一人いなかったけど、一緒にお弁当を食べるくらいの友達はできた。
ただ あとから知ったことだけど、たまたまそのクラスは学年の中でもDQNというかチャラい人が多いクラスだったらしい。
48 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 23:11:41.00 ID:MutDhN3M0
高校って入学したらわりとすぐに実力テストみたいなものがあるよね。わたしの高校もあった。
そんで結果が返ってきてびっくりした。
順位が学年で一番だったんだよね。
中学の三年間はクラス内でケツから数えた方が早かったし、それが当たり前だったから、自分の順位が一桁っていうのがまず驚きだった。
中学のときのクラスは どれだけ勉強ができる奴らだったんだって思ったし この高校の奴らは どんだけ勉強できないんだって思ってしまった。
50 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 23:16:39.29 ID:MutDhN3M0
たぶん、それから同級生を見る目が変わってしまったんだと思う。
そしてGWが明ける頃くらいには、クラスで浮くようになってしまっていた。
きっとわたしの見下すような意識をクラスの子たちも感じ取っていたんだろうね。
その高校は校舎が改築されたばかりだったから、トイレも綺麗だったし便所飯もそんなに苦痛じゃなかったよ。
52 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 23:23:06.61 ID:jwNxEFNp0
そんでそんで?
53 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 23:26:32.41 ID:MutDhN3M0
しばらくはそんな感じで高校生活を送ってた。
夏休みに入って、中学のクラスメイトの、特に仲良しだったグループの4人と遊ぶことになった。久しぶりだったから ものすごく楽しみにしてたんだ。
でも当日になってみると、ある意味カルチャーショックみたいなものを感じて全然楽しくなかった。
彼女たちは わたしそっちのけで身内ネタで盛り上がってて、ついていくのが精一杯というか むしろついていけなくなってた。
一人だけ違う環境にいたら当たり前なんだけど、わたしだけひとり取り残された気分になって すごく落ち込んだ。
高校でクラスで浮いてたことより、こっちの方がダメージでかかった。
54 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 23:27:28.28 ID:pU6Z0IWE0
>>1
見てるよー
私はいま高校やめたいツライ
>>次のページへ続く
1 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:29:06.29 ID:MutDhN3M0
昨日vipでスレたてたんですがすぐ落ちてしまったので+にて再挑戦(?)
立ったら書く
2 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:34:32.53 ID:U6gmszO20
オッケー!
話を聞こうか。
5 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:37:53.17 ID:gth6/cDK0
きくきく
6 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:38:00.61 ID:MutDhN3M0
ありがとう!
書き溜めてないから遅いかも。ごめん。
7 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:40:59.69 ID:7rci66NO0
よし。久々真面目に聞く
8 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:41:44.76 ID:MutDhN3M0
スペック
17♀
160cm/45kg
柏木由紀に似ているらしい
どちらかというと裕福な家庭に生まれた。上の下くらい。
幼稚園、小学校、中学校とすべてエスカレーターの私立だった。
小学校のときは、それはそれは優秀な……というわけでもないがまあそれなりに賢い子どもだったと思う。
例えば、高学年になると算数と国語の宿題が毎日でていたんだけどわたしは国語が面倒臭くて嫌いだったから、同じ路線のバスで通っていた友達(大島優子に似てる)にとある提案をした。
9 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:45:00.39 ID:psPuXaYo0
中退したのはつい最近なん?
11 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:48:10.10 ID:MutDhN3M0
>>9
今高3で、
1年生の冬に中退したので2年前かな?
13 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:52:08.16 ID:psPuXaYo0
>>11
高1で中退して、今が高3か
通信・・・かな
転校じゃないよな・・・
19 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:04:50.76 ID:MutDhN3M0
>>13
それはまたおいおい話してくよ
10 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:46:57.51 ID:MutDhN3M0
「わたしが算数を二枚やるから、優子は国語二枚やってよ!」
優子は算数が苦手なのを知っていたからこその提案だった。
案の定簡単にオッケーされて、しばらくはその方法を続けていたけどもちろんすぐ先生にばれて物凄く叱られた。
今思えば優子はわたしの口車にのせられただけなのに可哀想だなあ。
12 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:49:15.33 ID:MutDhN3M0
そんな悪ガキのような行動ばっかりしてたからか、先生たちからは「女の子なのに……」と評判だった。
14 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:52:19.24 ID:MutDhN3M0
相変わらず悪ガキのまま小6になって、進路相談とかがはじまる時期になった。
最初にもいったけどエスカレーターだったのでほとんどの同級生が付属の中学校への進学を希望してた。
付属に行かない子も他の私立に行くとかで、公立に進む子はクラスで2人くらいしかいなかった。
15 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 21:57:37.82 ID:rK+O/y0G0
やっぱ頭はアフロなん?
20 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:07:18.01 ID:MutDhN3M0
>>15
まんまゆきりんの髪型してますわ
18 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:04:17.99 ID:MutDhN3M0
そんなふうに公立に進む子の方が異端という感じの環境だったから
わたしもなんの疑問も持たず、みんなと同じように付属の中学校へ進むことになった。
わりと成績優秀だったから特進・普通・国際とある中で特進クラスに入ることができた。
特進クラスのメンツは半分が小学校の頃の同級生だった。
特進というだけあって、意識高い子たちばかり。
そんな中わたしは相変わらず中学でも悪ガキというかクソガキというか、劣等生だった。
絵を書くのが好きだったので授業中はいつも落書きしてた。
テストのときカンニングしてしょっぴかれたりとかもあったし、教師からしたらかなりの問題児だったと思う。
それでもクラスの人たちは、わたしを見下したりはしなかった。
「もう由紀なにしてんの…本当バカだよねww」
「また落書きしたの?見せて見せて〜!」
そんな感じでわたしを受け入れてくれて、本当にいい友達に恵まれてた。
23 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:13:36.81 ID:MutDhN3M0
そんなこんなで青春を送っていたわたしだけど、中3の夏休みに転機が訪れた。
貯めたお金で自分専用のパソコンを買ったことがきっかけだった。
こんなに楽しいものがあったのか?!!?
ってな具合に衝撃を受けて、どんどんネットの世界にのめり込んで行った。
家では夕方から朝までずーーっとパソコンをいじって、学校では昼間ずーーっと寝ているような状態だった。本当にクズの生活を送ってた。
普通の中3の夏休みなんて高校受験に忙しい時期なんじゃないかなと思うけどエスカレーターだからクラス内もそんな雰囲気じゃなかったし、わたし自身まったく危機感はなかった。
普通にそのまま付属の高校に進めると思ってた。
24 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:17:23.10 ID:WnrK50Zu0
はよ
27 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:21:26.92 ID:MutDhN3M0
時は過ぎて中3の三学期になった。
面談があり、そのときに衝撃の事実を知らされた。
担任
「由紀、このところ学力低下が激し過ぎてこのままだと付属の高校に進ませることはできないよ」
わたし
「えぇっ、エスカレーターじゃないんですか!?」
担任
「そのまま進めるのが普通だけど……。最近の由紀は授業中ずっと寝てるし、テストも赤点まみれだろう。職員会議にもなったくらいだよ。」
28 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:22:41.56 ID:MutDhN3M0
書き溜めておけばよかった
遅くてすまん
短めの文で小出しするのと、長めの文で出してくのとどっちがいいんかな
29 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:24:34.02 ID:WnrK50Zu0
>>28
どっちでもいいからはよ
30 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:24:47.90 ID:5CHYVpHQ0
>>28
長すぎず短すぎず
32 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:27:15.62 ID:JR5xDSwh0
>>28
もう書き溜めはないって分かって読んでるから自分のキリがいいとこでいいよ
まったり読ませてもらいます
34 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:29:06.50 ID:MutDhN3M0
わたしはこのときまで、エスカレーターの私立ならどんなバカでも金出しゃ高校に行けると思ってた。でもそれは違ったようだった。
もっと早く言ってくれればよかったのに!と担任に八つ当たりした。
だけど、担任はそんなわたしに救いの言葉をくれた。
担任
「学年末の実力テストで それなりの点数をとれば、なんとか間に合うよ。だから今から少し頑張ってみないか」
36 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:32:31.60 ID:MutDhN3M0
担任はわたしを見捨てず、なんとか立て直そうとしてくれたのかなって思う。
でも当時のわたしは そんな担任の言葉の真意に気づくことはなかった。
そしてわたしはある決意をした。
39 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:38:33.10 ID:MutDhN3M0
放課後、担任を空き教室に呼び出して言った。
「先生、わたし付属はあきらめて外部の高校受験します」
それを言ったときの担任の目は、こぼれ落ちるんじゃないかってくらい見開いていて能天気にもわたしは笑いそうになっていた。
41 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:45:21.66 ID:MutDhN3M0
担任はきっと、わたしが どうにか頑張ってテストでいい点とって付属にすすむのを待っていたんだろう。
でも、わたしは勉強するのがどうしても嫌だった。
小学校から、とくに勉強しなくても授業さえきいていればそれなりに点をとれたのもあって、勉強する習慣は全くなかったし 勉強して何になるのか理解できなかった。
どうしても勉強したくなかった。
その結果導き出した答えが、「違う高校を受験する」ということだった。
学校では中学生のくせに高校の内容をやっていたのでクソみたいな成績だったけど、中学の内容ならなんとかなる気がした。
42 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:52:02.05 ID:MutDhN3M0
そしてわたしは、授業中にしか開くことのなかった綺麗な教科書を引っ張り出した。
わたしの住んでいるあたりは田舎なので、公立が偉くて私立は滑り止めみたいな風潮だった。
わたしが受けることにした高校は、本命が偏差値63くらいの公立
滑り止めが偏差値56くらいの私立
46 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 22:56:18.86 ID:MutDhN3M0
結果は、ダメでした。
本命は見事に落ちて、滑り止めはなんとか受かった…
といった感じだった。
それでもわたしは満足だった。
むしろ本命の高校には行きたくないとすら思ってたから。
その高校も進学校だったので、きっとまた勉強しなくちゃいけないと思うと嫌だったんだ。
余談だけど、外部に出ると決めたあとの担任の冷たさにはびっくりした。
そりゃ好意を無下にしたんだから当たり前なんだけども。
47 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 23:02:43.50 ID:MutDhN3M0
そして無事卒業した。
当たり前なんだけど、クラスで同じ高校に行かないのはわたしだけだったから卒業式はわりと泣いた。
新年度になって、新しい高校に入学した。
わたしは3組だった。
知り合いが誰一人いなかったけど、一緒にお弁当を食べるくらいの友達はできた。
ただ あとから知ったことだけど、たまたまそのクラスは学年の中でもDQNというかチャラい人が多いクラスだったらしい。
48 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 23:11:41.00 ID:MutDhN3M0
高校って入学したらわりとすぐに実力テストみたいなものがあるよね。わたしの高校もあった。
そんで結果が返ってきてびっくりした。
順位が学年で一番だったんだよね。
中学の三年間はクラス内でケツから数えた方が早かったし、それが当たり前だったから、自分の順位が一桁っていうのがまず驚きだった。
中学のときのクラスは どれだけ勉強ができる奴らだったんだって思ったし この高校の奴らは どんだけ勉強できないんだって思ってしまった。
50 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 23:16:39.29 ID:MutDhN3M0
たぶん、それから同級生を見る目が変わってしまったんだと思う。
そしてGWが明ける頃くらいには、クラスで浮くようになってしまっていた。
きっとわたしの見下すような意識をクラスの子たちも感じ取っていたんだろうね。
その高校は校舎が改築されたばかりだったから、トイレも綺麗だったし便所飯もそんなに苦痛じゃなかったよ。
52 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 23:23:06.61 ID:jwNxEFNp0
そんでそんで?
53 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 23:26:32.41 ID:MutDhN3M0
しばらくはそんな感じで高校生活を送ってた。
夏休みに入って、中学のクラスメイトの、特に仲良しだったグループの4人と遊ぶことになった。久しぶりだったから ものすごく楽しみにしてたんだ。
でも当日になってみると、ある意味カルチャーショックみたいなものを感じて全然楽しくなかった。
彼女たちは わたしそっちのけで身内ネタで盛り上がってて、ついていくのが精一杯というか むしろついていけなくなってた。
一人だけ違う環境にいたら当たり前なんだけど、わたしだけひとり取り残された気分になって すごく落ち込んだ。
高校でクラスで浮いてたことより、こっちの方がダメージでかかった。
54 :名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 23:27:28.28 ID:pU6Z0IWE0
>>1
見てるよー
私はいま高校やめたいツライ
>>次のページへ続く