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数年前、自殺しようとしてた俺が未だに生きてる話
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24 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 14:37:01.02 ID:AzPqcEyv.net
話は少し戻るが、自殺の方法を調べる際に、俺はいろんなサイトを訪れていた。

その中には、出会い系のようなサイトもあった。

自殺でなんで出会い系かって言うと、一人じゃ怖くて死ねない人が、仲間を募るためのものだ。

俺は別に仲間が欲しかったわけじゃないが、自殺を考えている人がたくさんいるというだけで何だか心強かった。

そこには連絡手段として掲示板があったけれど、掲示板は無難な言葉ばかりで、本格的に仲間を探す人はメッセージアプリ的なものを使っているらしかった。

まあ、LINE的な?
俺は、どんな会話がされてるのかとか、あと自殺の情報?も知りたいと思い、そのアプリをインストールしていた。

もちろん、掲示板に載っている仲間募集のアドレスも登録した。


けど、恥ずかしながらそういうSNS的なものに縁のなかった俺は、それがどういう仕組みなのかいまいちわからないまま放置していた。

みんな個人個人でやりとりしているのか、表立って会話は見えなかったし、情報が載ってるようなものでもなかったからだ。






25 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 14:55:43.85 ID:AzPqcEyv.net
けど、いよいよその日が訪れたときだった。


もちろん、前もって日にちを決めてたわけじゃない。

けど、その日起きた瞬間、俺は、今日だ!って直感したんだ。

なぜって聞かれても、直感だから理由はないんだけど、目の前のもやが晴れたような気持ちだったのを覚えてる。


例えば、昔、子供がお祭りでもらったかなんかした風船をうっかり離して飛んでっちゃった、ってな場面に遭遇したことがあって。

その風船、一気に空まで飛んでいかないで、一回木の枝に引っかかったんだ。

でもその木が高かったもんだから、みんな、あーあ、って見上げてるだけなんだけど。


俺はそのとき暇だったんだろうな。

当の子供が親に連れられて行っちまったあとも、その風船を見てたんだよ。何となく。

そのときは別に風も吹いてなくてさ、風船はずっとそこにあるわけ。

それ見て、物心ついたときから厨二な俺は、「あいつもどうせなら広い空に飛んでいきたかっただろうになあ」とか思ってるわけw

だけど、どっかに引っかかってるわけだから、そのうちガスが抜けてそのまま落ちてくるんだろうなーとか思ってたわけよ。






26 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 15:08:27.29 ID:AzPqcEyv.net
けど、それがさ。

その風船、突然ゆらっと動いたと思ったら、ふっと空に上ってったんだ。

絶対風なんか吹いてないのに。誰かが木を揺らしたわけでもないのに。なぜか。

本当に、ふっと、まるで自分だけのタイミングを待ってたってな感じで。

ふわふわ遠くの空に消えてったんだ。



……長くなったけど、その日の俺はそんな感じだった。

まるであのときの風船みたいに、どっか引っかかってたものが解けて、あっ飛べるんだ、って気づいた、みたいな。

身体のどっかから根拠のない自信が湧き上がってきて、今日だ、今日がその日だ、って理解した、みたいな。


余談だけど、天啓を得たりしちゃう人って、こんな感覚なのかなとも思う。






27 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 15:15:14.16 ID:AzPqcEyv.net
今日だ、今日だ、俺は嬉しいような心細いような、そんな気持ちになった。

少なからずあった死への恐怖はさっぱり消えていて、どんな障害があったとしても、俺は今日死ぬんだなと思った。

俺という存在が今日消えることを不思議にも思った。

自分のことだというのに、とんでもなく他人事に思えた。

いままでの躁とはまた違う、変な感覚だった。


そして、その感覚のまま、俺は普段なら絶対にしないことをした。

例の自殺仲間募集のアプリに、今日、死ぬということを宣言したのだ。









28 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 15:33:35.90 ID:XnGAe62w.net
それからそれから?




29 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/03(木) 21:34:32.03 ID:822EfHvJ.net
きになる





30 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/04(金) 03:36:36.08 ID:1+Q4FLW+.net
俺は勝ち誇っていた。


だって、ここにいるやつらは、まだ生きてるやつらばっかりだ。

だけど、俺は先に行く。

自殺という、簡単にはできない偉業を成し遂げるんだ。


そんな気持ちだった。






31 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/04(金) 03:47:17.11 ID:1+Q4FLW+.net
「いまから、首つりします。お先に!」

ラリッたような台詞からも、どんなに俺がはしゃいでたかわかるだろう。

「明日、中学生自殺のニュースが流れたら、それが俺!」

わくわくは最高潮だった。

興奮で震える手で、探しておいたヒモを結んだ。

梁なんかはなかったけど、木造だったから、壁の一箇所をぶち抜いてその穴からヒモを通して固く縛った。

その穴は、いまも実家の俺の部屋に残ってる。






33 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/04(金) 03:56:05.87 ID:1+Q4FLW+.net
もちろん、ヒモの先には輪っかもつくって、椅子に立った状態でギリ首にかかるようにした。

この椅子がコロ付きなもんだから、その上に立っての作業はぐらついて大変だったが首を入れた後はそのほうが楽だろうと思った。

だって、ドラマとかじゃうまく椅子を蹴ってぶら下がるけど、あれ、現実じゃなかなかうまくいかないんじゃないかと思ってさ。

蹴れないとかっこわるいし、思い切り蹴ったとしてもでかい音が響くだろ。

そしたら親が起き出してくるかもしれないし、そうなったらもう最悪だ。






35 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/04(金) 04:04:07.11 ID:1+Q4FLW+.net
さあ、準備は整った。


俺は引き出しの中から遺書を出して、きれいにした机の上に置いた。

恨みを込めて書いた遺書だ。これだけは読んでもらわないと、死ぬ意味がない。


少し考えて、ベッドも何となく整えた。

机とベッド以外はいつものようにぐちゃっとした部屋を見回して、掃除しとけば良かったかななんて思った。

でも、首吊ったらその下はウンコだらけになることも知ってたから、掃除してないからどうってこともないか、と思い直した。






34 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/04(金) 03:58:59.95 ID:i0JLgPq+.net
なおX JAPANのなんとかと漫画家のなんとかは無事ドアノブで死亡できた模様



36 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/04(金) 04:16:39.31 ID:1+Q4FLW+.net
>>34
そうそう、ドアノブも聞くよな。

けど、あれってホントにできるのかって不安にならないか?

何て言うか、理論上はいけるんだろうけど、もっと確実性が欲しい、みたいな。



俺は深呼吸すると、部屋の真ん中でバンザイしながらピースした。

目を閉じて、いえーい! って声には出さずに叫んだ。

いま考えると、まじテンションおかしい。

それから、つけっぱなしだったパソコンを閉じようとした。

画面には、俺の書いた例の馬鹿みたいな台詞が二行、表示されていた。

レスは何にもついてなかった。






38 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/04(金) 04:22:36.27 ID:1+Q4FLW+.net
俺はその一瞬、何かを待った。


いまならわかる。いくらラリってるとはいえ、俺は寂しかったんだろう。

一人きりで死んでいくのが怖かったんだろう。それがその一瞬に繋がったんだ。


けど、そのときの俺にはもっと怖いものがあった。

それはこの興奮状態が消えてしまうことだ。死ねなくなってしまうことだ。


パソコンなんてつけっぱなしだって構わない。

早く、死ななきゃ。この感覚が消えてしまわないうちに。

そうして、画面から目を切ったときだった。






39 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/04(金) 04:26:29.30 ID:1+Q4FLW+.net
ぽーん

聞き慣れない音がした。

何も考えずに、俺は画面を振り返った。

そこには三行目の文字列が出現していた。

「何で死ぬの?」

それはシンプルな質問だった。






40 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/04(金) 04:32:00.30 ID:1+Q4FLW+.net
それを目にした瞬間、心の均衡がぐわっと崩れた。

自殺ハイが一気に消え、別の衝動が胸を襲った。

なぜ死ぬの、なぜ俺は死ぬのか、聞いてくれる人がいる。

知って欲しい、知ってくれ、俺がなぜこんなにまで追い詰められているのか知ってくれ

自殺なんていつでもできる、いまはただこの人に知って欲しい

俺の指はキーボードに伸びていた。

この顔も名前も知らない誰かが、悪魔だということも知らずに。






42 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/04(金) 04:34:57.37 ID:1+Q4FLW+.net
「いじめ」

どんだけ急いてたのか、俺はそれだけ書いてエンターキーを押しちまった。

「いじめにあったから」

慌てて書き直して、もう一度エンターキーを叩いた。

口から心臓が飛び出るんじゃないかと思うくらいどきどきしてた。






43 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2016/03/04(金) 04:43:49.42 ID:1+Q4FLW+.net
「へえ」

文字にしなくてもいいような言葉を、その人は表示させた。

俺は反射的にびくっとした。

これがいじめられっ子の性と言われればそうかもしれないが、俺は相手が退屈そうだったり不満げだったりするとすぐにへりくだってしまう。

「いじめられて、不登校になって」

俺は頼まれてもない事情を打ち込んだ。

とはいっても、こんなチャットじみたことなどしたことがないため入力速度は無茶苦茶遅い。

その上、文章をまとめるのもへたくそだ。

書いては消してを繰り返しているうちに、相手の文が表示された。







>>次のページへ続く

 

 

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