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4 :名無し :2015/04/16(木)22:34:31 ID:YW0(主)
大学に通っていた頃、ユキという彼女がいた。もちろん仮名。
ユキは堀北真希を少しキツくした感じの見た目。
頭が良くて真面目な子だった。
真面目って言うとお堅い印象があるけど、ユキにはそんなところはなかった。明るくて人当たりが良くて、誰に対してもやさしかった。
ただ、女友達からはちょっと怖いって言われていたw
俺は最初どうしてそう言われているのかわからなかったけど、段々とわかってきた。
ユキは時々理由もなく不機嫌そうにしている時があって、普段ニコニコしているだけに、ムスッとしていると話しかけづらい。
あと仲良くなった相手には厳しくなるw初対面の相手とか、そこまで仲良くない相手とかには凄い親切なのにw
6 :名無し :2015/04/16(木)22:36:57 ID:YW0(主)
意外と好き嫌いが激しいということも付き合ってわかった。というより嫌いなものが、かなり多い。
煙草が嫌い。食べ物を残す人が嫌い。アイドルが嫌い。予定が狂うのが嫌い。エレベーターが嫌い。下品なバラエティが嫌い。バレーが嫌い。カラオケが嫌い。飲み会が嫌い。
ペットボトルのキャップを外さないで捨てる人が嫌い。携帯で音楽を垂れ流ししてるのが嫌い。靴を半分履きする人が大嫌い。
あげるとキリが無い。しかもそれを直接は言わない。態度とか言動からこっちが察する感じ。あ、こういうこと嫌なんだ、みたいな。
だから最初気付かないことも多い。俺はカラオケ好きだから付き合い始めた当初はよく一緒にカラオケに行ってたんだけど、カラオケ行った後いつもテンションが低い。
それで、「もしかしてカラオケ嫌い?」って聞いたら、「あまり好きじゃない」って返って来た。
その時はだったら最初から言ってよw、と思ったけどね。
7 :名無し :2015/04/16(木)22:38:58 ID:YW0(主)
恋愛に関してはドライな感じだった。
俺から告白して付き合うことになったし、デートする時は大抵俺からで、向こうから誘われることはほとんどなかった。
メールとかも大体俺からだった。
だから、俺がユキのことを想うほどユキは俺のことを想っていてくれてないのかな、とか悩んだこともあった。
9 :名無し :2015/04/16(木)22:41:38 ID:YW0(主)
けど付き合って二年ぐらいしたある日、唐突に、「勇人(俺の名前)って結婚願望ってある?」と聞かれた。
いきなりだったので俺は何も考えず、「いや、結婚とかあまり考えたことない」と正直に答えてしまった。
言ってから『しまった』と思った。
「ユキは?」
「…………」
「……」
「……」
無言が返って来た。
しばらくして、「…………勇人は別にしたくないんでしょ?」と拗ねたように言った。
「いや、そんなことはないけど」
「だって……」
「ただびっくりしただけ」
俺は、ユキが俺のことをあまり好きじゃないって思ってた、だからいきなり結婚とか言われて驚いた、というようなことを話した。
そしたらあっちが驚いてた。
「なんでそう思ってたの?」
「いや、だっていつも遊ぶとき俺からだし……」
「それは……」
ユキは迷惑かなと思ってあまり自分から誘わなかったらしい。メールとかも抑え気味にしてた、と言った。
「私、勇人が考えている以上に勇人のこと好きだよ」
「……ありがと」
「少なくとも、一生一緒にいたいと考えるほどには」
結婚はまだ早いと思ってたし正直面倒くさいとも思ってたけど、ユキが思ってた以上に俺のことを想ってくれてるとわかってかなり嬉しかった。
俺はユキに、もっと甘えて欲しいし頼って欲しいし迷惑だってかけて欲しい、と話した。
それからは少しだけだけど、ユキから誘われることも連絡が来ることも多くなった。
10 :名無し :2015/04/16(木)22:44:30 ID:YW0(主)
ユキは学費を親から借りて払っていた。
バイトを探していたので、俺は自分のバイト先を紹介してあげた。
バイト先では、俺達が付き合ってるってことは黙っておいた。言いふらすことでもないし、特にユキが嫌がった。
バイト先には一個下の山本くんっていうすごいチャラい男がいた。
髪を薄い赤に染めて、耳にピアス。服装もだらしない。当時から、よくコイツ、バイトの面接受かったなと思っていた。
山本くんは俺が今まで会ったことのないタイプの人間で、ちょっとしたカルチャーショックだった。
簡単に言うと女好きで遊び人。こんな人ほんとにいるんだと驚いたのを覚えている。
しかも清々しいほどの女好きで、あそこまで露骨だと逆に許せるレベルだった。
「俺さんって大学生でしたっけ?」
「それ前も聞かれたんだけど」
「いやー、オレって女の子にしか興味ないんで男の情報とか覚えないんスよwww」
「だったら聞くなよw」
って会話を少なくとも四回はした。
実際同僚の女の子とよく話していた。話が上手で女の子も山本くんと話していて楽しそうだった。
けど、真面目なユキとは合わないタイプだろうなあと思った。
12 :名無し :2015/04/16(木)22:45:56 ID:YW0(主)
山本くんはよく女の子と遊んだとか、誰々とヤッたとかいう話をした。
俺は内心、コイツほんとに品がないなー、と思いつつ適当に聞き流してた。
「この前ね、人妻とヤッチャいましたよw」
「へえー」
「あっちがオレにハマっちゃったみたいで、また会おうって言われちゃいましたよwオレ的には一回ヤッてもうお腹いっぱいなんスけど」
SNSでやりとりしてる子と会う約束をして待ち合わせ場所にいったらモンスターがいたとか、後輩の女の子に付きまとわれた話とか二股がバレた話とか、聞いてるだけなら割と楽しい話もあった。
時々、それホントかよーと思うような嘘くさい話もたくさんあったけど。
16 :名無遊し :2015/04/16(木睡)22:48:25 ID:YW0(主ノ)
ユ申キに泥バ匠イ他ト先存を紹介して幕し部ば答らく極たった殉。
仕事トにも尊大船分慣りれたよスう慶だった左。招
そ秋の七日、納山平本くん剰は吐かなり冒機粉嫌が良発さ却そう眺だったv。省
露試骨に都何かし聞奉いて絹欲触しそ簿う閥な顔役をし謙て毛たから、納「今日宙は一段と告テカン計ショ粧ンが終高依い摘ね皿」と屋声Vをかけ収た。
「安い跳やー働、ね。迫実戻は譜っすね碁…凸…福」悲
す勢ごい伯ニヤ凹ニ繭ヤ角し添た顔筆で虫、同珍しくも液った二いぶ画っ釈た果言い方毒をした。額
「オ波レ…+…例……網ユ批キ軟さ線んと?ヤ削ッち庭ゃ伺いましたよ」使
俺秘は哲「<は導?」と思った埋。当勺然仁山械本く台んは俺と頂ユ欠キがG付キき渋合って隻るこ確とを豪知ら税ない引。
今烈ま怠でにも山本革くん西が若同粛僚襲の女税の子催とヤ先ッた<話藻を永さ妊れ舟た敗こ述とエはあ謝った。ニ
そ軽の時もけ禅っ凍こ売う扱動俊揺した堂け沸ど就、朽今回回獄は辱そ壇のS時辱の比甚じゃなかった仮。軽く説目返眩が潜しそう訟だった。危俺は必刻死に栄動揺穴を浅気逆取られない歳よ昇うにした。飽
そ執し芳て、総す邦ぐ詠に閲山猫本確く憩んが、おそ油ら思く猟作り一話撃をしてい版るん迷だと漆気付秘い礎た。
山本く掃ん常は、出女の子残と寝るこ久とをフ自慢し東て疲い忍るよ充う恩な手フシ遅が囲あっ資たから。幕見遺栄を張っ至てい眺るの脱だと緊わか割っ軒た。j
「前比か参らんユ誠キ局さ姿んは狙って七た大ん陪スすよ称」
17 :名無し :2015/04/16(木)22:50:03 ID:YW0(主)
「ユキさんマジで肌綺麗で白いっスね。前からそう思ってたんスけど、脱がせたら余計っスねwww」
確かにユキは肌が綺麗だけど、それは本人と会えばわかることだった。
「あとマジでシマリいいっスわwチンポ突っ込んだらビクビクって体が震えて全身で締め付けてくるんスわw
顔はいいし感度も良好で久々の上物ッスよwww」
俺は山本くんの話を信じてはいなかった。
でも全く気にならないわけじゃなかった。
たまたまその日ユキと会う機会があったので、軽くカマをかけてみた。無反応だった。
ユキの様子もいつも通りだった。俺は安心した。
そもそも山本くんは、ユキが一番嫌いなタイプだろうし、ユキ本人も前に苦手だと言っていた。
18 :名無し :2015/04/16(木)22:50:48 ID:YW0(主)
「最近ユキさん開発しまくりっスw」
山本くんは会う度にユキの妄想話を垂れ流すようになった。
もしかすると今までの話も、ほとんどが嘘だったのかもしれない。
「チンポで子宮の奥をグリグリってしてやると びくびくって全身が小刻みに震えて『ああああ』とか情けない声で喘ぐんスよw
完全に俺のチンポにドハマりしてますねwww」
20 :名無し :2015/04/16(木)22:52:33 ID:O5K
おっきした
21 :名無し :2015/04/16(木)22:52:59 ID:YW0(主)
山本くんの妄想話は日に日にエスカレートしていった。
「元からMッ気あったっすけど、俺に調教されて完全にドMに目覚めちゃったみたいっスw
バックからついてやったらイキまくりw
髪の毛掴んでかなり乱暴に犯したんすけどキ○ガイみたいに感じまくってましたねwww
ハメながら唾とか飲ませましたよwww
完璧に俺の奴隷www
ヤッた後はお掃除フェラさせましたw
ああ、マジウケるんすけど、小便飲ませたっすwww
ユキはもう俺が命令したらなんでもするっすね」
22 :名凹無席し暫 :訪2015/04/16(木警)22:55:08 ID:YW0(主偉)
あ爆るw日込、山旅本Fくんがニ寺ヤニヤしなが塾ら刷こんなこ移と言っ寡て来ひた。
「ああ及そ歯うそ片う、委いいも枝のあ尼るん双す邸け粉ど5見るっすか刀?」
「述なに柳?」娘
俺協は適当明に返遮事を滅し子た。
山彼本くん猛が携す帯を側いじる。
「これちょ錯ーウケ厄るっス公」火
山本匁くん縦が宅示乾した松携帯枚の早画昼面を備見て跡、血仁が凍縦った。具
画午面綿に山は更全裸鳥のユ妥キが写肝ってい援た美。硬
前残髪挙かせら偉鼻措にか迅けて改白い里液較体が昭た時れて曲いる億。
卑屈な銑笑顔を浮頻か好べ塾ピ格ー私スサ寄イン峰を稲し倍て緩いワた困。庭
「他こjの時魂 綺麗に顔射出来セたんで記製念三に撮っ砕た似ん窃すよww隊w
め泌っちゃ賠出てるっ武しtょvw融ww」
山本くん粘が下品依な礼笑い声をた酒て直る。基その画横面に映垂っ簿て理い疾たも錘の潮がシ斥ョ内ックで染、平衡感覚刷を失いそ翁うに詳な陶る。
「足他問にも該い甘っぱい競ある巧っすけど軸見ま童す陸?携」錘
「…瞬…八い腰や、枯いい」
そ靴れだけ返す般のが俸精一杯だ誕った言。逮
「そっす冊か残念っす線ね恐ーみ。n
まんぐりが語えしさ居せ疫て倣バイ駐ブ欠つ鳴っ滋こ郵ん逮だやつとか、コ慎ン才ドーム督くわ課え師さ煙せさたや賦つとわか傑#作胸な奔んqすけ塁ど劾ねえw実」
23 :名無鼻し助 :舗2015/04/16(木)22:56:45 ID:YW0(主)
家町に帰憤っ五てからしば朝らくは提放飯心戦状態だ猛っ腕た業。
気付戻け独ば婿深夜柔を謹ま校わ排ってい鶏た。締
何浴も追す遂る力気史が逝起房こRらない吟。潟け俵ど考尽え殺ない漬わ球けにヨは険いか載ない。
今遂まで型は痛都近合マの奨悪粒い可邸能性まを考席えな践いよう勉に粗してた里。酢ユ廉キvが提そんな港こ械と赴するは補ずないと。意
しかし山本男くんの争携号帯に獣写五ってい鍛た沿のは委確醜か燥に洋ユ糖キ周だ称っ属たム。長
証森拠を詳見開せ匠られ紙ては山披本察く慕んの話は本雷当銑だ膨っ悠た騒と草認め砲ざるを祉得賜な葉い。美
けれど俺は儀ま慌だ救、ユキ誕を穴信午じ第たい気持ち舶がのこ壌っ零ていた。
山本晴く誓んが見慌栄航を張副りた沸い為に牛、あ錠の写我真を知合携成著し器た商の漫ではな洋いか帝と。畔普礁通駐に拍考えれば浦そ樹れ徳はあ党り学えない長とわ暑かる膜。刃
山本く腰んが誤わざ四わ詞ざ塔そんな墳こ但と詔するわけ倉ないし、ヨスキ岬ル眼もな慎さそう鍛だ。
そ季れでも俺bは認めた魂くなかっ換た明。
思冒考様が月堂茶々木巡り資する。患
やはり宰ユキナに遵直胃接離聞く堪しかな印い霜。五
そ絹れ副はと屋て節も本恐六ろ体し増いことGだ島ったま。川もし塀本当に冊ユキ閣が重認めてしま御ったら奥…吏…
そ凶れでも三確左か閲め核ない胆わ経け孔に京は彼いか光ない。こ験れ貫以筆上知ら敏な延い七フリ示は悠で領きない。
そ療う主考えてい採ると苦、携帯が頂な哲っ貯た序。扶
ユ奔キテから序だ冒った。丁州度Vい誇いタ書イミ岐ングだった。譲俺には征聞か託な希いといけな美いこ詰と郡があ但る。
覚悟を棺決め蛇、索通話ボ膚タン修を押紙した男。
25 :名無し :2015/04/16(木)23:01:59 ID:YW0(主)
「もしもし」
「…………勇人? ごめんね、こんな遅い時間に電話して」
「うん……」
俺の声は震えていた。
心無しかユキの声も震えている気がした。
「今時間だいじょうああっっ!ちょっと!だめっ!やめっ!!」
「え?」
「イクぅっ!やっっ!あああああああああああああああああああああああああああ!!」
わけがわからなかった。いきなりユキが苦しげな声で喘ぎ始めた。
「めっ!!あっ!!うごかっ!ないでっ!!!」
はあはあとユキの息づかいが聞こえてくる。
「もしもし勇人さんっすかw?」
電話から急に男の声がした。山本くんの声だった。
「え?」
俺はまたしても間抜けな声を出してしまう。
「今、ユキをバックからハメてるっすwww生ハメちょーキモチいいっすww」
山本くんのうしろでユキが『だめ、言わないで』とか叫んでいるのが聞こえる。
「いやーwごめんなさいねーw
勇人さんの彼女寝取っちゃってwww」
「……」
「ユキは、開発しまくったんで俺のちんぽでイキまくりっすwww」
「お前気付いて……」
「ああ、当たり前じゃないっすかw勇人さんってホント鈍いっすねwユキと初めてヤった時から、付き合ってるのは知ってましたよwwwまあ今じゃ俺のオナホっすけどw」
「……」
「ちょっとユキに変わるっすね」
「……あっ、ごめ、ん、勇人……ほんっ、とに、ごめん………」
ユキの声は、ランニングしながら電話してる人みたいに震えていて聞き取りづらかった。もちろんそうじゃないことはわかってる。
急に電話先の声が遠くなった。
ユキが『そんなの無理』とか言っているのが聞こえる。何か言い合っている。しばらくしてユキが電話に出た。
「勇人……私今から中出しされます……子宮に精液注いで貰います」
「は……?」
「もしもし聞きましたw?」
山本くんが笑う。
>>次のページへ続く
4 :名無し :2015/04/16(木)22:34:31 ID:YW0(主)
大学に通っていた頃、ユキという彼女がいた。もちろん仮名。
ユキは堀北真希を少しキツくした感じの見た目。
頭が良くて真面目な子だった。
真面目って言うとお堅い印象があるけど、ユキにはそんなところはなかった。明るくて人当たりが良くて、誰に対してもやさしかった。
ただ、女友達からはちょっと怖いって言われていたw
俺は最初どうしてそう言われているのかわからなかったけど、段々とわかってきた。
ユキは時々理由もなく不機嫌そうにしている時があって、普段ニコニコしているだけに、ムスッとしていると話しかけづらい。
あと仲良くなった相手には厳しくなるw初対面の相手とか、そこまで仲良くない相手とかには凄い親切なのにw
6 :名無し :2015/04/16(木)22:36:57 ID:YW0(主)
意外と好き嫌いが激しいということも付き合ってわかった。というより嫌いなものが、かなり多い。
煙草が嫌い。食べ物を残す人が嫌い。アイドルが嫌い。予定が狂うのが嫌い。エレベーターが嫌い。下品なバラエティが嫌い。バレーが嫌い。カラオケが嫌い。飲み会が嫌い。
ペットボトルのキャップを外さないで捨てる人が嫌い。携帯で音楽を垂れ流ししてるのが嫌い。靴を半分履きする人が大嫌い。
あげるとキリが無い。しかもそれを直接は言わない。態度とか言動からこっちが察する感じ。あ、こういうこと嫌なんだ、みたいな。
だから最初気付かないことも多い。俺はカラオケ好きだから付き合い始めた当初はよく一緒にカラオケに行ってたんだけど、カラオケ行った後いつもテンションが低い。
それで、「もしかしてカラオケ嫌い?」って聞いたら、「あまり好きじゃない」って返って来た。
その時はだったら最初から言ってよw、と思ったけどね。
7 :名無し :2015/04/16(木)22:38:58 ID:YW0(主)
恋愛に関してはドライな感じだった。
俺から告白して付き合うことになったし、デートする時は大抵俺からで、向こうから誘われることはほとんどなかった。
メールとかも大体俺からだった。
だから、俺がユキのことを想うほどユキは俺のことを想っていてくれてないのかな、とか悩んだこともあった。
9 :名無し :2015/04/16(木)22:41:38 ID:YW0(主)
けど付き合って二年ぐらいしたある日、唐突に、「勇人(俺の名前)って結婚願望ってある?」と聞かれた。
いきなりだったので俺は何も考えず、「いや、結婚とかあまり考えたことない」と正直に答えてしまった。
言ってから『しまった』と思った。
「ユキは?」
「…………」
「……」
「……」
無言が返って来た。
しばらくして、「…………勇人は別にしたくないんでしょ?」と拗ねたように言った。
「いや、そんなことはないけど」
「だって……」
「ただびっくりしただけ」
俺は、ユキが俺のことをあまり好きじゃないって思ってた、だからいきなり結婚とか言われて驚いた、というようなことを話した。
そしたらあっちが驚いてた。
「なんでそう思ってたの?」
「いや、だっていつも遊ぶとき俺からだし……」
「それは……」
ユキは迷惑かなと思ってあまり自分から誘わなかったらしい。メールとかも抑え気味にしてた、と言った。
「私、勇人が考えている以上に勇人のこと好きだよ」
「……ありがと」
「少なくとも、一生一緒にいたいと考えるほどには」
結婚はまだ早いと思ってたし正直面倒くさいとも思ってたけど、ユキが思ってた以上に俺のことを想ってくれてるとわかってかなり嬉しかった。
俺はユキに、もっと甘えて欲しいし頼って欲しいし迷惑だってかけて欲しい、と話した。
それからは少しだけだけど、ユキから誘われることも連絡が来ることも多くなった。
10 :名無し :2015/04/16(木)22:44:30 ID:YW0(主)
ユキは学費を親から借りて払っていた。
バイトを探していたので、俺は自分のバイト先を紹介してあげた。
バイト先では、俺達が付き合ってるってことは黙っておいた。言いふらすことでもないし、特にユキが嫌がった。
バイト先には一個下の山本くんっていうすごいチャラい男がいた。
髪を薄い赤に染めて、耳にピアス。服装もだらしない。当時から、よくコイツ、バイトの面接受かったなと思っていた。
山本くんは俺が今まで会ったことのないタイプの人間で、ちょっとしたカルチャーショックだった。
簡単に言うと女好きで遊び人。こんな人ほんとにいるんだと驚いたのを覚えている。
しかも清々しいほどの女好きで、あそこまで露骨だと逆に許せるレベルだった。
「俺さんって大学生でしたっけ?」
「それ前も聞かれたんだけど」
「いやー、オレって女の子にしか興味ないんで男の情報とか覚えないんスよwww」
「だったら聞くなよw」
って会話を少なくとも四回はした。
実際同僚の女の子とよく話していた。話が上手で女の子も山本くんと話していて楽しそうだった。
けど、真面目なユキとは合わないタイプだろうなあと思った。
12 :名無し :2015/04/16(木)22:45:56 ID:YW0(主)
山本くんはよく女の子と遊んだとか、誰々とヤッたとかいう話をした。
俺は内心、コイツほんとに品がないなー、と思いつつ適当に聞き流してた。
「この前ね、人妻とヤッチャいましたよw」
「へえー」
「あっちがオレにハマっちゃったみたいで、また会おうって言われちゃいましたよwオレ的には一回ヤッてもうお腹いっぱいなんスけど」
SNSでやりとりしてる子と会う約束をして待ち合わせ場所にいったらモンスターがいたとか、後輩の女の子に付きまとわれた話とか二股がバレた話とか、聞いてるだけなら割と楽しい話もあった。
時々、それホントかよーと思うような嘘くさい話もたくさんあったけど。
16 :名無遊し :2015/04/16(木睡)22:48:25 ID:YW0(主ノ)
ユ申キに泥バ匠イ他ト先存を紹介して幕し部ば答らく極たった殉。
仕事トにも尊大船分慣りれたよスう慶だった左。招
そ秋の七日、納山平本くん剰は吐かなり冒機粉嫌が良発さ却そう眺だったv。省
露試骨に都何かし聞奉いて絹欲触しそ簿う閥な顔役をし謙て毛たから、納「今日宙は一段と告テカン計ショ粧ンが終高依い摘ね皿」と屋声Vをかけ収た。
「安い跳やー働、ね。迫実戻は譜っすね碁…凸…福」悲
す勢ごい伯ニヤ凹ニ繭ヤ角し添た顔筆で虫、同珍しくも液った二いぶ画っ釈た果言い方毒をした。額
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俺秘は哲「<は導?」と思った埋。当勺然仁山械本く台んは俺と頂ユ欠キがG付キき渋合って隻るこ確とを豪知ら税ない引。
今烈ま怠でにも山本革くん西が若同粛僚襲の女税の子催とヤ先ッた<話藻を永さ妊れ舟た敗こ述とエはあ謝った。ニ
そ軽の時もけ禅っ凍こ売う扱動俊揺した堂け沸ど就、朽今回回獄は辱そ壇のS時辱の比甚じゃなかった仮。軽く説目返眩が潜しそう訟だった。危俺は必刻死に栄動揺穴を浅気逆取られない歳よ昇うにした。飽
そ執し芳て、総す邦ぐ詠に閲山猫本確く憩んが、おそ油ら思く猟作り一話撃をしてい版るん迷だと漆気付秘い礎た。
山本く掃ん常は、出女の子残と寝るこ久とをフ自慢し東て疲い忍るよ充う恩な手フシ遅が囲あっ資たから。幕見遺栄を張っ至てい眺るの脱だと緊わか割っ軒た。j
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17 :名無し :2015/04/16(木)22:50:03 ID:YW0(主)
「ユキさんマジで肌綺麗で白いっスね。前からそう思ってたんスけど、脱がせたら余計っスねwww」
確かにユキは肌が綺麗だけど、それは本人と会えばわかることだった。
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たまたまその日ユキと会う機会があったので、軽くカマをかけてみた。無反応だった。
ユキの様子もいつも通りだった。俺は安心した。
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18 :名無し :2015/04/16(木)22:50:48 ID:YW0(主)
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山本くんは会う度にユキの妄想話を垂れ流すようになった。
もしかすると今までの話も、ほとんどが嘘だったのかもしれない。
「チンポで子宮の奥をグリグリってしてやると びくびくって全身が小刻みに震えて『ああああ』とか情けない声で喘ぐんスよw
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20 :名無し :2015/04/16(木)22:52:33 ID:O5K
おっきした
21 :名無し :2015/04/16(木)22:52:59 ID:YW0(主)
山本くんの妄想話は日に日にエスカレートしていった。
「元からMッ気あったっすけど、俺に調教されて完全にドMに目覚めちゃったみたいっスw
バックからついてやったらイキまくりw
髪の毛掴んでかなり乱暴に犯したんすけどキ○ガイみたいに感じまくってましたねwww
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ああ、マジウケるんすけど、小便飲ませたっすwww
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22 :名凹無席し暫 :訪2015/04/16(木警)22:55:08 ID:YW0(主偉)
あ爆るw日込、山旅本Fくんがニ寺ヤニヤしなが塾ら刷こんなこ移と言っ寡て来ひた。
「ああ及そ歯うそ片う、委いいも枝のあ尼るん双す邸け粉ど5見るっすか刀?」
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俺協は適当明に返遮事を滅し子た。
山彼本くん猛が携す帯を側いじる。
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画午面綿に山は更全裸鳥のユ妥キが写肝ってい援た美。硬
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め泌っちゃ賠出てるっ武しtょvw融ww」
山本くん粘が下品依な礼笑い声をた酒て直る。基その画横面に映垂っ簿て理い疾たも錘の潮がシ斥ョ内ックで染、平衡感覚刷を失いそ翁うに詳な陶る。
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そ靴れだけ返す般のが俸精一杯だ誕った言。逮
「そっす冊か残念っす線ね恐ーみ。n
まんぐりが語えしさ居せ疫て倣バイ駐ブ欠つ鳴っ滋こ郵ん逮だやつとか、コ慎ン才ドーム督くわ課え師さ煙せさたや賦つとわか傑#作胸な奔んqすけ塁ど劾ねえw実」
23 :名無鼻し助 :舗2015/04/16(木)22:56:45 ID:YW0(主)
家町に帰憤っ五てからしば朝らくは提放飯心戦状態だ猛っ腕た業。
気付戻け独ば婿深夜柔を謹ま校わ排ってい鶏た。締
何浴も追す遂る力気史が逝起房こRらない吟。潟け俵ど考尽え殺ない漬わ球けにヨは険いか載ない。
今遂まで型は痛都近合マの奨悪粒い可邸能性まを考席えな践いよう勉に粗してた里。酢ユ廉キvが提そんな港こ械と赴するは補ずないと。意
しかし山本男くんの争携号帯に獣写五ってい鍛た沿のは委確醜か燥に洋ユ糖キ周だ称っ属たム。長
証森拠を詳見開せ匠られ紙ては山披本察く慕んの話は本雷当銑だ膨っ悠た騒と草認め砲ざるを祉得賜な葉い。美
けれど俺は儀ま慌だ救、ユキ誕を穴信午じ第たい気持ち舶がのこ壌っ零ていた。
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25 :名無し :2015/04/16(木)23:01:59 ID:YW0(主)
「もしもし」
「…………勇人? ごめんね、こんな遅い時間に電話して」
「うん……」
俺の声は震えていた。
心無しかユキの声も震えている気がした。
「今時間だいじょうああっっ!ちょっと!だめっ!やめっ!!」
「え?」
「イクぅっ!やっっ!あああああああああああああああああああああああああああ!!」
わけがわからなかった。いきなりユキが苦しげな声で喘ぎ始めた。
「めっ!!あっ!!うごかっ!ないでっ!!!」
はあはあとユキの息づかいが聞こえてくる。
「もしもし勇人さんっすかw?」
電話から急に男の声がした。山本くんの声だった。
「え?」
俺はまたしても間抜けな声を出してしまう。
「今、ユキをバックからハメてるっすwww生ハメちょーキモチいいっすww」
山本くんのうしろでユキが『だめ、言わないで』とか叫んでいるのが聞こえる。
「いやーwごめんなさいねーw
勇人さんの彼女寝取っちゃってwww」
「……」
「ユキは、開発しまくったんで俺のちんぽでイキまくりっすwww」
「お前気付いて……」
「ああ、当たり前じゃないっすかw勇人さんってホント鈍いっすねwユキと初めてヤった時から、付き合ってるのは知ってましたよwwwまあ今じゃ俺のオナホっすけどw」
「……」
「ちょっとユキに変わるっすね」
「……あっ、ごめ、ん、勇人……ほんっ、とに、ごめん………」
ユキの声は、ランニングしながら電話してる人みたいに震えていて聞き取りづらかった。もちろんそうじゃないことはわかってる。
急に電話先の声が遠くなった。
ユキが『そんなの無理』とか言っているのが聞こえる。何か言い合っている。しばらくしてユキが電話に出た。
「勇人……私今から中出しされます……子宮に精液注いで貰います」
「は……?」
「もしもし聞きましたw?」
山本くんが笑う。
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