1 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:14:18.83 ID:9OV5XyUT0
これは高校デビューだった1のお話。
ID:ldBMtEpk0
2 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:16:32.30 ID:ldBMtEpk0
代行サンクス。
スレタイ通り勝手に語るから暇人は聞いてくれ。
4 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:18:38.85 ID:ldBMtEpk0
高校に入学して浮かれ気分だった俺は
いわゆるキョロ充ってやつだった。
同じクラスのH(男)とさほど波乱のない日々を送っていた。
5 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:20:34.23 ID:ldBMtEpk0
Hはボーカルをやりたくて、俺は家にギターがあったからと、
軽音に入った。
入部説明会に行くと、そこには同じクラスのMとAがいた。
(両方女子)
正直このころから、人懐っこいMに惚れていた。
Hにはそんなこと言わなかったし、バレたくもなかった。
6 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:22:06.00 ID:ldBMtEpk0
そして、軽音だからバンドを組もうという時になり、俺は
勇気を振り絞ってMにバンドを組まないか、と誘った。
想いは実り、晴れてMボーカル、俺ギター、その他に男三人
を誘ってバンドを組んだ。
ちなみにHは別に組んでいた。
ドラムなしのH がボーカルだった。
7 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:24:44.12 ID:ldBMtEpk0
一気に話は飛んで、先輩が引退して、一年も部室が使える
ようになり、バンドごとに練習日を決めるとき、事件は起
こった。
俺たちのバンドのドラムともう1人のボーカル(どうもMに
惚れてたらしいが。)が喧嘩をして、それが原因で解散と
いう事になってしまった。
俺とベースのSは他のバンドに拾われたが、
Mが1人になり、泣き出してしまった。
焦る俺。ざわざわする周りの奴ら。
苦笑いする顧問。
8 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:26:50.32 ID:ldBMtEpk0
すると、いきなりHが、
「俺がドラムやるから、Mボーカルに入ってよ。」
と泣いてるmに言ったのだ。
もちろんHはドラムなんて出来ない。
周りは若干どよめき、結局HとMが組む事になった。
俺は立ち尽くしてた。
帰り道、Hに探りを入れてみた。
するとH は、女としては見ていないなんて言いやがった。
なんか釈然としなかったが、それ以上はなにも言わなかっ
た。
9 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:28:44.45 ID:ldBMtEpk0
ためてたぶん消化。
こっからは書いてく。
Vipの、ときと若干文違うかもだがよろしく。
10 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:32:13.79 ID:ldBMtEpk0
そして、また話は飛ぶ
季節は秋。
ほかの部員が大会にでる、というかオーディションのが近
いかもしれないが、 それの応援ということで、東京にバス
でいくことになった。
11 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:36:00.65 ID:ldBMtEpk0
この時はもう、Mへの気持ちは薄れはじめ、
同じ生徒会のSに気持ちが傾きはじめていた。
Sへの微妙な恋心はHになぜかバレていて、
表向きは俺はSが、好き。になっていた。
12 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:40:40.69 ID:ldBMtEpk0
話を戻す。
バスでの座席は、俺は別の男と隣で、
HとMは隣だった。
なんか不安だったんだが、 以前聞いた、HはMを女としては
見ていないということを知ってた俺はあまり気にしないよ
うにした。
13 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:44:17.50 ID:ldBMtEpk0
帰りのバスの中で、二人は寄り添って寝てた。
確かに二人が付き合ってるって噂はあったが、 そんなのは
ウソなのは、いつも三人で一緒にいる自分がよく知ってた。
だけど、いつも一緒だからこそ、二人を見て俺は気づいて
しまったんだ。
15 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:46:58.01 ID:ldBMtEpk0
きっと、二人は自分では気づいていない。
でも、きっとこいつらは両思いなんだろう。
俺の不安は確信に変わっていた、
17 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:48:29.37 ID:ldBMtEpk0
周りのやつらは冷やかしながら写メを撮っていた。
俺も撮った。
そして、それを二人に送った。
18 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:53:04.94 ID:ldBMtEpk0
Hからは返事がなかった。
だがMからはすぐに来た。
「付き合ってるように見えるかな?」
やはり、MはHが好きだったのだ。
19 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:55:37.14 ID:ldBMtEpk0
次の日、Hにメールシカトすんなと言いにいった。
するとなぜかHは不機嫌だった。
なんのこっちゃ、と理由を聞いた。
20 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 21:58:43.84 ID:ldBMtEpk0
「Mの事で、気持ちが揺れてるんだ。そんな時にあんな写メを送んないでくれ」
と、あいつは俺にいった。
そこから二人付き合うまで、時間はかからなかった。
21 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 22:03:54.51 ID:ldBMtEpk0
結局、俺が二人をくっつけた。
これでいいと思っていた。
俺は自分の気持ちより、親友を幸せにしたことを誇りに思っ
ていた。
二人は今でも1のおかげで付き合えた、と言ってくれる。
今度は1が幸せになる番だよ、とMもいってくれた。
22 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 22:07:57.11 ID:ldBMtEpk0
二人は不器用だから、いつも俺に一緒にいてくれとたのんだ。
いつもみたいに三人がいいと。
でも、俺は気づいていた。
どこかで感じていた。 俺は邪魔物なだけで、二人のために
とか言って、自分が一緒にいたい だけな事。 Mに対する未
練がまだどこかにあること。
だが、この時は完全にRに惚れてると自覚していた。 なの
に、Mに彼氏がいるのは嫌だったのだ。 我ながら身勝手な
奴だと思った。
23 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 22:09:33.45 ID:jdsrvz920
Rはどこからわいてきたんだ
25 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 22:12:35.78 ID:ldBMtEpk0
〉23
ミスったw
Rは、Sなw
これからRでいくわw
24 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 22:10:40.64 ID:ldBMtEpk0
ここまでが前座だったりする。
なんか、質問ありますか?
つか人いるんか。
27 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 22:19:18.82 ID:ldBMtEpk0
じゃあもう少し、俺のチラ裏に付き合ってくれ。
時間軸を夏に戻すよ。
28 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 22:23:50.09 ID:ldBMtEpk0
すまんこw
じゃあ、Rとの話をすこし。
夏。
文化祭の手伝いを頑張ってたら、生徒会長に気に入られて、
生徒会に入る事になった。
顔合わせして びっくりしたのだが、俺ともう一人の男以外、
みんな女子だった。
ちなみに男二人女13人?
29 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 22:28:28.52 ID:ldBMtEpk0
そして、役職を決めるさいに、俺は副会長になった。
まぁ先輩が推してくれたんだが。
その日の生徒会は終わり、下駄箱に行ったら いきなり声を
かけられた。 後ろむくといきなり 「あたしやりたかった
のにーw」 とか言われた。
これがRとの初会話。
30 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 22:32:36.15 ID:ldBMtEpk0
Rはちっちゃくて目がクリクリしてる可愛らしい子だ。
と思ってたんだが、中身は全然そんなじゃなかった。
なにしろバカにすると殴ってくるわ蹴ってくるわ。
あげく俺がいるまえでスカートあげて扇風機あびるような
子だった。
31 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 22:35:12.16 ID:ldBMtEpk0
だが、俺がガチな下ネタを言うと顔を赤くしたり、
たまにみせる女の子らしさに俺は惹かれてた。
32 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 22:37:32.19 ID:ldBMtEpk0
まぁ、そんなこんなで、俺の微妙な恋心はHにバレて、
時間軸はさっきに戻る。
33 :名も無き被検体774号+:2011/08/22(月) 22:43:20.65 ID:ldBMtEpk0
HとMが付き合いだして、俺は放課後なんとなく二人を避け
るようになった。周りからの空気読めコールがうるさかっ
たからだ。
二人も、もうイチャイチャしたりするようになったから、
俺は一人で下校して、二人はデートしたりしていた。
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