12 :名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 09:26:58.18 ID:pntr/GKC0
とりあえずスペ
俺:当時26歳
会社員 役職なりたて
橋下徹みたいな感じ
相手:当時20歳
同じ部署の新入社員 ちょっとギャルメイク
平山あや似
13 :名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 10:03:46.22 ID:pntr/GKC0
御礼忘れてた
代行さんスレ立ててくれてありがとうございました
誰か聞いてる人いるのかな…
まっいいか!続けます
当時 役職になりたてだった俺は部下たちにハブられてた
まだ若かったし他の部署から配置転換してきてすぐに役職者になったから女性が多い部署だったので余計にやりにくかった
配置転換前は「俺さん」って呼んでもらってたけど上司になったのに呼びかたは「俺君」に格下げになっていた
そのときは職場に友達もあんまりいなかったし結構つらかったのを覚えてる
そんな中役職者になって2ヶ月目に新入社員を迎えることになった
14 :名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 10:24:21.03 ID:pntr/GKC0
そんな状況だったから新人を迎え入れるのがうれしかった
「新人にもハブられたら…」
そんなことも考えて不安な気持ちもあったけどそれよりも期待感のほうが遙に大きかった
そのときに入ってきたのが彼女だった
上司「あ、俺君。今日から配属になる新人だから」
俺 「はい。よろしくお願いします。」
彼女「新人の○○です!よろしくお願いします!!」
かわいい…かわいい! かわいい!!
俺の第一印象はそれしかなかった。俗に言う一目惚れというやつです。はい…
15 :名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 15:09:55.64 ID:pntr/GKC0
彼女の他に会社全体で20名ぐらいの新入社員がいた
その中でうちの部署には彼女のほかにもう1人、合計で2人が配属された
もう1人の子は彼女の短大の同じ学部の同級生で友達だった
他の部署にも同じ短大の新人もいたが彼女達がいた学部は特殊だったので特に仲がよかったように思う
この友達が あとあと重要になってくるのだがもちろんそんなことは分かるはずもなく「仲がいいんだな」ぐらいにしか考えてなかった
16 :名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 15:12:20.51 ID:pntr/GKC0
話しかけたいと思ってはいたけれど、結構人見知りだったりするので、ある程度仲良くならないと話しかけられない俺でした…
だから殆ど業務の指示等の当たり障りのないことしか話してなかった
仲良くなるきっかけは、仕事が終わってからのほんの些細なことだった
その日 俺はいつものように業務が終わってから書類の整理をしながら一人で職場に残っていた
もったいないから電気も殆どつけてなくて、薄暗い部屋で黙々とやっておりました
彼女「俺主任!」
俺 「わっ!○○さん・・・かなりびっくりしたんですけど・・・」
なんかわかりにくいので彼女の表記はこれから平山さんとします
平山
「すみません・・・主任、1人で何してたんですか?電気もついてないし」
俺
「ああ…いつもみんなが帰ってから書類の整理してるから」
平山
「えー! そうなんですか!さすが主任ですね!」
かなりうれしかった
話しかけてくれたこともそうだが、俺を役職者として認めてくれていることがなによりうれしかった
ちなみにうちの部署の役職者は俺1人
一般企業ならありえないけどうちの業界では珍しくもなんともない
俺 「そんなことないよ」
口ではそんなことを言いながらもしかしたら顔はニヤついていたかもしれない
俺
「っていうか、平山さんこそ何してんの?帰ったんじゃないの?」
みんなはもうとっくに帰っている
基本的にうちの部署は残業はあまりしない。特殊な業務だから大体が定時で仕事が終わる
平山
「仕事は終わったんですけど、違う部署の同級生と話してたらこんな時間になってました…」
俺
「仕事終わったすぐに帰らなきゃ駄目だよ」
平山
「はい、すみません」
ちょっと悲しそうにぺこりと頭を下げた。
かわいい!!!!!
そんな仕草さえとてつもなくかわいく見えた
17 :名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 15:23:43.77 ID:pntr/GKC0
俺の頭の中は猛烈に回転を始めた。もしかしてこれはチャンスじゃないだろうか?
他の職員は誰もいない。しかも業務中じゃない
しかも部屋は薄暗い(これはあまり関係ないが)
結構なチキンハートな俺は勇気を振り絞るのに結構な時間を要した
俺
「平山さん、時間ある?」
平山
「えっ?あ、はい。大丈夫です」
俺
「平山さんがよかったら、業務の細かいこと教えておこうか?」
平山
「ほんとですか!!是非お願いします!」
ご飯なんかは無理な俺でした…はい
それから2人でしばらく業務のやり方だとか、注意点だとかを説明したりしてた
しかし この子はよく笑う
説明の合間にしょうもないことを俺が言うと声を上げて笑った
対して面白くもなかったと思うんだけどなぁ
18 :名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 15:41:51.34 ID:pntr/GKC0
0分ぐらい話をしてそろそろ帰ろうって感じになった
俺
「大体こんなとこかな?分からないことあったらいつでも聞いて」
平山
「はい!ほんとに有難うございました」
俺
「帰るとこだったのに引き止めてごめんね」
平山
「そんなことないです!」
そんな感じの挨拶で部屋を出てロッカーまで歩いていった
うちの会社のロッカールームは男女が隣の部屋になっている
着替えが終わってロッカールームを出て少し歩いたときだった
「バタン」
ドアが閉まる音がしたので振り返ると平山さんだった
平山さんは俺を見つけるとにこっと笑って、小走りで俺のとこまで走ってきた
特に何も言うわけでもなく俺の隣に並んできた
かわいい!!!!!!!
もうね、完全にこのときにやられてしまいました
19 :名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 15:44:27.34 ID:pntr/GKC0
訂正
0分→30分です。
このスレ、需要ありますかね?
20 :名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 15:49:28.86 ID:Wg9xKcNtO
続けてくれ
21 :名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 15:59:59.92 ID:7Rrm4GGM0
構わん続けろ
22 :名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 16:05:10.23 ID:pntr/GKC0
有難う
では遠慮なく
うちの会社は職員が多いから駐車場がいくつもある
役職者は会社の裏の駐車場が確保されているが一般職員は てんでばらばらだった
特に新入社員は一番遠い駐車場になるのが通例だった
俺
「駐車場まで遠いでしょ」
平山
「そうなんですよね…まあ仕方ないですけど」
にこっ
かわいい!!!!!!!!
さっきの説明で大分打ち解けてきただろうと考えた俺はまた勇気を振り絞ってみた
俺
「送ってこうか?」
平山
「ほんとですか!!超うれしいです!!」
超…コレがジェネレーションギャップというやつか…なんてしょうもないことを考えながらもめちゃくちゃ嬉しかったのを今でも覚えてる
送っていくといったって車で3分ぐらいの場所だからたいした距離ではないけれど、少しでも平山さんと一緒にいれるのが嬉しかった
23 :名も無き被検体774号+:2011/05/21(土) 16:18:44.93 ID:pntr/GKC0
駐車場についたが、平山さんは車を降りようとしない
俺
「平山さん?着きましたけど?」
平山
「主任…もう少しお話しててもいいですか?主任の話とっても面白いから…」
にこっ
かわいい!!!!!!!!!!
このときの嬉しさは半端なかったです、はい
俺
「俺はいいけど、平山さん時間大丈夫?」
平山
「はい!全然大丈夫です!!」
俺
「けど、俺の話そんなに面白いの?」
平山
「はい!とっても!」
多分この時の顔、溶けそうだったと思う
それからしばらく俺の車でしょうもない話を20分ぐらいはしたと思う
その時も平山さんは声を出して笑っていた
よくよく考えたら何でこのときに食事に誘わなかったんだろう?客観的に見たら不思議でしょうがない
結局この日はこれで帰りました
次の日に また結構テンションがあがる出来事が起こります
24 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/21(土) 16:36:26.33 ID:pntr/GKC0
次の日
朝1番に平山さんが俺を見つけて駆け寄ってくる
平山
「主任!おはようございます!それと昨日は有難うございました!」
俺
「ああ、おはよう。昨日は遅くまでごめんね」
平山
「全然大丈夫委です。それに引き止めたのは私なんですから」
俺
「大体のことは教えたから大丈夫だと思うけど分からないことは早めに聞いてね」
平山
「はい!」
俺
「俺来週から海外研修だからそれまでにね」
平山
「えっ!そうなんですか!」
俺は次の週から3泊4日で韓国に研修だった
平山
「そうなんですか…折角仲良くなったのに、寂しいです…」
え??今なんて言ったの?ねえ?
寂しいって言った?
まずはこの一言でテンションMAX
俺は自分の持てるすべての演技力を総動員して平静を装った
俺
「そんなこと言わないで、お土産買ってくるから頑張って。ね?」
平山
「ほんとに?分かりました!めちゃくちゃ頑張って待ってます!」
にこっ
かわいい!!!!!!!!
そして俺のテンションは振り切れたのでした
しばらく投下ができなくなりますので名前とトリをつけていきます
今日の23時ぐらいに再投下したいと思います
25 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/05/21(土) 16:54:27.73 ID:YCNQbmdz0
楽しみにしてる
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27 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/21(土) 23:58:34.12 ID:Du5kzqc30
こんばんは
それではそろそろ投下したいと思います
29 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/22(日) 00:10:16.45 ID:Bu1/H7Ff0
韓国に行っても頭の中は平山さんのことばかり考えてた
寂しいなんていってたけどほんとだろうか?よくよく考えたら20歳のかわいい女の子が俺なんか相手にするわけないとかネガティブなことばかり…
それでもお土産を探していたときはかなりウキウキしていた
何にしようか?とか何が喜ぶか?とか
結局、選びきれずに空港の免税店でシャネルの口紅を買った
韓国まるで関係なし…
30 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/22(日) 00:20:34.41 ID:Bu1/H7Ff0
韓国から帰った次の朝
平山
「主任!おはようございます!お帰りなさい!」
俺
「おはよう。特に問題なかった?」
久しぶりの平山さんが眩しい…
平山
「はい!大丈夫でした。」
俺
「そう。よかった」
平山
「けど…」
俺
「けど?」
平山
「やっぱり主任がいないと寂しかったです(照)」
にこっ
かわいい!!!!!!!
俺
「またまた。じゃあ仕事がんばって」
平山
「あっ… はい!」
あまりの恥ずかしさと、寂しいっていわれて上がりきったテンションでお土産のことをすっかり忘れてしまっている俺でした
31 :橋下 ◆K4as//FcdI :2011/05/22(日) 00:38:57.32 ID:Bu1/H7Ff0
冷静に考えるとお土産を渡すタイミングがかなり難しい
他の社員の前で渡すことは避けたい
っていうか平山さんだけにしかお土産を買ってないからかなり不自然
みんなで食べてって言ってありきたりのチョコレートを2箱買ってきただけだったので結局 渡すタイミングを見計らっているうちに定時を迎えてしまうのでした
今日渡すのは あきらめるかなんて考えながら いうものように書類の整理をしてた俺
ここで恋の神様降臨!
なんと平山さんがドアから顔を出してこちらを見ているではないか!!
平山
「よかった!やっぱりまだいたんですね!」
俺
「平山さん どうしたの?」
神様に感謝しつつも冷静に対応する俺
っていうか冷静に対応したつもりでした
後から聞いた話だがこのときはかなりキョドってたらしい
平山
「いえ、主任にお礼言おうと思ってたんですけど、タイミング逃してしまって」
俺
「お礼?何の?」
平山
「ほんとにお土産買ってきてくれると思いませんでした」
俺
「お土産?」
どうかしてしまったのか俺は?
自分で気づかないだけでいつの間にかお土産を渡してしまってたのか?
なんて考えてた
平山
「おいしかったです!チョコレート!」
ってそれなのかよ!!
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