101 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 12:53:38.54 ID:8+lAvX/K0
おかえり!まってたぞー!
102 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:23:15.31 ID:RSSToJfA0
ただいま!
ご飯食べるのにやたら時間がかかってしまった
この時間は人も少ないだろうけど
ゆっくり書いていくことにする
103 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:31:01.83 ID:RSSToJfA0
入院中あらためて自分の過去や将来を考えてみるととてもつらかった
徐々に動けなくなってく恐怖
いっそのこと最初から歩けなければなんて思ったこともあった
でも友達もできたしこれで良い人生なんだと思うようにしたが
障害がある人ならわかるかもしれないがどんなに親しい友人や家族であっても
病気のせいで壁というほどではないが距離を感じる
105 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:37:54.78 ID:RSSToJfA0
俺自身でさえ病気を持ってる人に対してはそうだろうし
家族でさえそれを感じた
友達とか親とかがいて自分はその川を渡れない夢ばかりみていた
そんな時に前にいった彼女なった人と仲良くなった
106 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:41:29.98 ID:QKlzFaxo0
なんか俺の悩みがばかばかしくなってきたわ
107 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:44:48.21 ID:RSSToJfA0
俺はそのとき大学のサークルの部長を務めてた
もともと同回生の人数も少なかったこともあったが
中学や高校からは考えられないくらい成長してた
そのサークルに同回生の新しい女の子が入ってきた
彼女(以下Aとする)は俺とは正反対の性格で明るくて、外交的だった
108 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:46:30.22 ID:QKlzFaxo0
>>1は何歳?
109 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:49:42.36 ID:MB/PCHM0i
>>108
110 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:50:50.44 ID:RSSToJfA0
最初は全く喋れなかったが
Aのほうが一方的に話してくれる感じだった
そして少ししてAは留学することになってしまった
まだ付き合ってなどいなかったがとても寂しかった
Aは1年間の留学にいってしまった
111 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:54:46.66 ID:RSSToJfA0
それからはSkypeのチャットで話すことが多くなった
サークルのことやお互いの好きなことを話したり
Aも留学先では暇な時間が多かったみたいだ
ほとんど毎日チャットや電話をしたりしてた
この時俺はAのことが好きになってる自分に気づいた
112 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:58:29.14 ID:RSSToJfA0
遅くなったがAのスペック
年齢:同い年
見た目:めっちゃ美人
ひんぬー、黒髪、元気
お互い自分の気持ちに気づいてながらもただ毎日連絡をとりあってたと思う
114 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:02:49.37 ID:RSSToJfA0
そしてAが留学にいってから3ヶ月ほどして
急に俺君はどうしたいの?と電話で聞かれた
勿論付き合いたかったが病気のこともあり、
重荷を背負わせることになるかもしれないと思い
付き合おうとは言えなかった
Aには病気のことを話してなくてただ足が悪いとしか言ってなかった
だから病気のことを全部話すことにした
115 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:09:08.18 ID:YOmKBxdA0
そうか・・・・
おっぱいおっきい?
118 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:12:45.89 ID:RSSToJfA0
>>112
ちゃんとかいてるぜ
おっぱい大っきい子のおっぱいを揉みながら
ひんぬーなのを悔やんでるのが可愛かった
116 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:10:07.63 ID:RSSToJfA0
Aは俺が歩けなくなったら私が背負ってやると言ってくれた
そして俺達は付き合うことになった
電話を切ったあと俺は嬉しさや孤独から救われた想いで
一晩中泣いてた
俺はそれからあの川のむこうにみんながいる夢を見なくなった
117 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:10:50.30 ID:Z6oVyA3PO
( ;∀;) イイハナシダナー
119 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:17:33.06 ID:RSSToJfA0
人間ってこんな幸せになれるもんなんだと思った
それからも毎日連絡をとり続けた
あっちも留学で楽しそうだったし俺もサークル活動なんかを楽しんでた
それからは時間がすぐにたつような長く感じるような不思議な感覚だったけど
Aが留学から帰ってくるのを待った
120 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:21:55.80 ID:RSSToJfA0
Aは一年という予定でいったが
実際には少し早く帰ってくるようになった
俺は空港にAを迎えにいった
Aからは お父さんが迎えにくると聞かされていたのでAのお父さん
を探した
写真でしかみたことなかったので見つけられるか心配だったし何
より恐かった
121 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:26:20.52 ID:RSSToJfA0
初めて付き合った彼女よりお父さんに先に会うなんて普通じゃな
いなと思った
この人っぽいけどこの人だったら恐いなという人を見つけた
Aの飛行機が到着した瞬間にその人が立ったので俺は確信した
生涯で一番緊張した
122 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:29:38.71 ID:6isSEnewi
ドキドキのお迎え
123 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:29:50.53 ID:RSSToJfA0
それで向こうも聞かされていたようで
大学のこととかをAのお父さんと話してた
見た目は恐かったがすごく良いお父さんだった
そしてAがゲートからできてた
124 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:32:09.28 ID:RSSToJfA0
スカイプでビデオ通話なんかもしたけど
実際見たAはすごく可愛かった
見た瞬間抱きしめたかったがお父さんがいたのでやめた
そのあと3人で帰ることになった
125 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:39:29.59 ID:RSSToJfA0
Aのお父さんがお腹が空いたというので空港でごはんを食べることになった
俺とAはお腹は空いていなかったので食べずに席に座った
セルフだったのでAがお父さんの食事をとりにいってる間にお父さ
んがスタバでコーヒーでもかってきなさいとお金を渡された
2人にして欲しいということが伝わったので勿論すぐに買いにいった
スタバでコーヒーを買って携帯をみてみると着信が3件くらい入ってた
127 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:43:22.80 ID:RSSToJfA0
Aからだった
俺が一人で買いにいったことを心配してくれて
空港の中を探しまわってくれてた
一人でもそれくらい全然大丈夫だよと伝えるとAは手を繋いできた
人の手ってすごく温かい
128 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:44:04.54 ID:LWChat2Hi
ほうほう
129 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:44:59.18 ID:uECZPXLh0
パパ「ギギギ…」
130 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:47:21.81 ID:RSSToJfA0
その後Aのお父さんと合流して
Aのお父さんが、病気のこと今聞いたんだが
すまなかったと謝ってきた
つくづく優しい人だなと思いながら全然大丈夫なこととコーヒー
のお礼をいって
空港から帰ることにした
132 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:49:59.00 ID:RSSToJfA0
俺は車で空港まできていたので
AとAのお父さんを乗せて帰ることにした
ちなみに車は親のだが、ほとんど俺が使ってる
免許は大学1年生の時にとってて普通の車でも運転できます
133 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:59:12.21 ID:RSSToJfA0
Aの家は俺の隣の県だったがそこまで遠くもないので無事に送り届
けることができた
Aの家は俺の家より一回り大きくて犬を飼っていた
その後携帯の海外サービスを解除するためにAと携帯ショップに行った
ずっと手をつないでてくれたが緊張と恥ずかしさで手が汗だくだった
汗を拭いてちょっと乾かしたらAはすぐに手を繋いできて嬉しそうだった
俺も嬉しかった
134 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 15:04:33.69 ID:RSSToJfA0
中学や高校のとき俺には一生無理かもしれない縁のないことだと
思ってたこと
それが出来ることが本当に幸せだった
携帯ショップで解除した後Aを家に送り届けて俺は帰った
135 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 15:09:36.31 ID:RSSToJfA0
すまん
ちょっと用事で出かけてくる
136 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 15:14:25.41 ID:jqktMpw4i
いってらー
待ってるよー
138 :!nija:2012/05/18(金) 15:21:59.23 ID:QKlzFaxo0
まっとる
139 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 15:43:14.27 ID:Z6oVyA3PO
行ってらっしゃい
待ってます
140 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 16:57:21.24 ID:RSSToJfA0
ただいま!
支援ありがと
まさか2時間も帰って来れないとは思ってなかった
それからほとんど毎日遊んでたと思う
Aは授業はなかったけど、俺に会うために学校にきてくれた
Aは久々にサークルのメンバーと会えて楽しそうだった
141 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 17:01:34.05 ID:RSSToJfA0
帰りは俺がよく車で送ってた
親からはできるだけ人を乗せて走るなと言われていたが
ちょっとでも会っていたかった
買い物に行ったりしたときエスカレーターに乗る時にAが俺をちょっ
とひっぱっただけで俺が転けて大変だったこともある
Aは心配してたが笑ってくれてた
ある日
夕方にAが泣きながら電話してきた
142 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 17:08:43.74 ID:RSSToJfA0
Aの話を聞くとお父さんに
俺がこの先大変になるやろ、治すことはできんのか
なんかを聞かれたらしい
Aはそれに対して私が一番わかってると怒ってたらしい
どんなに病気がひどくなっても俺君は俺君でしょと
泣きながら言ってきた
俺は必死に泣くのをこらえて、Aのお父さんには俺がちゃんと話す
からAは泣かないでいいよと慰めることしかできなかった
電話を切って泣いた
改めてこの病気が俺の人生の邪魔してるように感じたから
143 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 17:14:53.90 ID:RSSToJfA0
その後Aからさっきは電話で泣いちゃってごめんとメールがきてた
後日Aの家に遊びに行った時、このときのことを思い出して
Aの前で泣いてしまった
俺といたらAに重荷を背負わせることになる
付き合う前の感情が蘇ってきて、別れることを考えてしまった
理由を話さずただ泣く俺をみてAは泣きながら別れるの?と聞いてきた
144 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 17:23:01.74 ID:RSSToJfA0
その顔を見たときに俺は言えなかった
ただAに笑っていて欲しかっただけなのに
俺は何を考えてるんだろうと
俺はそうじゃないよ
昔を思い出して泣いちゃっただけと誤摩化した
そのあとAはケロッとして笑ってくれて、2人でベットに寝転びな
がら並んで漫画読んでた
Aにはずっと笑って欲しかったし、幸せになって欲しかったから心
の中で俺がすると誓った
>>次のページへ続く
おかえり!まってたぞー!
102 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:23:15.31 ID:RSSToJfA0
ただいま!
ご飯食べるのにやたら時間がかかってしまった
この時間は人も少ないだろうけど
ゆっくり書いていくことにする
103 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:31:01.83 ID:RSSToJfA0
入院中あらためて自分の過去や将来を考えてみるととてもつらかった
徐々に動けなくなってく恐怖
いっそのこと最初から歩けなければなんて思ったこともあった
でも友達もできたしこれで良い人生なんだと思うようにしたが
障害がある人ならわかるかもしれないがどんなに親しい友人や家族であっても
病気のせいで壁というほどではないが距離を感じる
105 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:37:54.78 ID:RSSToJfA0
俺自身でさえ病気を持ってる人に対してはそうだろうし
家族でさえそれを感じた
友達とか親とかがいて自分はその川を渡れない夢ばかりみていた
そんな時に前にいった彼女なった人と仲良くなった
106 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:41:29.98 ID:QKlzFaxo0
なんか俺の悩みがばかばかしくなってきたわ
107 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:44:48.21 ID:RSSToJfA0
俺はそのとき大学のサークルの部長を務めてた
もともと同回生の人数も少なかったこともあったが
中学や高校からは考えられないくらい成長してた
そのサークルに同回生の新しい女の子が入ってきた
彼女(以下Aとする)は俺とは正反対の性格で明るくて、外交的だった
108 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:46:30.22 ID:QKlzFaxo0
>>1は何歳?
109 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:49:42.36 ID:MB/PCHM0i
>>108
110 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:50:50.44 ID:RSSToJfA0
最初は全く喋れなかったが
Aのほうが一方的に話してくれる感じだった
そして少ししてAは留学することになってしまった
まだ付き合ってなどいなかったがとても寂しかった
Aは1年間の留学にいってしまった
111 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:54:46.66 ID:RSSToJfA0
それからはSkypeのチャットで話すことが多くなった
サークルのことやお互いの好きなことを話したり
Aも留学先では暇な時間が多かったみたいだ
ほとんど毎日チャットや電話をしたりしてた
この時俺はAのことが好きになってる自分に気づいた
112 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 13:58:29.14 ID:RSSToJfA0
遅くなったがAのスペック
年齢:同い年
見た目:めっちゃ美人
ひんぬー、黒髪、元気
お互い自分の気持ちに気づいてながらもただ毎日連絡をとりあってたと思う
114 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:02:49.37 ID:RSSToJfA0
そしてAが留学にいってから3ヶ月ほどして
急に俺君はどうしたいの?と電話で聞かれた
勿論付き合いたかったが病気のこともあり、
重荷を背負わせることになるかもしれないと思い
付き合おうとは言えなかった
Aには病気のことを話してなくてただ足が悪いとしか言ってなかった
だから病気のことを全部話すことにした
115 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:09:08.18 ID:YOmKBxdA0
そうか・・・・
おっぱいおっきい?
118 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:12:45.89 ID:RSSToJfA0
>>112
ちゃんとかいてるぜ
おっぱい大っきい子のおっぱいを揉みながら
ひんぬーなのを悔やんでるのが可愛かった
116 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:10:07.63 ID:RSSToJfA0
Aは俺が歩けなくなったら私が背負ってやると言ってくれた
そして俺達は付き合うことになった
電話を切ったあと俺は嬉しさや孤独から救われた想いで
一晩中泣いてた
俺はそれからあの川のむこうにみんながいる夢を見なくなった
117 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:10:50.30 ID:Z6oVyA3PO
( ;∀;) イイハナシダナー
119 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:17:33.06 ID:RSSToJfA0
人間ってこんな幸せになれるもんなんだと思った
それからも毎日連絡をとり続けた
あっちも留学で楽しそうだったし俺もサークル活動なんかを楽しんでた
それからは時間がすぐにたつような長く感じるような不思議な感覚だったけど
Aが留学から帰ってくるのを待った
120 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:21:55.80 ID:RSSToJfA0
Aは一年という予定でいったが
実際には少し早く帰ってくるようになった
俺は空港にAを迎えにいった
Aからは お父さんが迎えにくると聞かされていたのでAのお父さん
を探した
写真でしかみたことなかったので見つけられるか心配だったし何
より恐かった
121 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:26:20.52 ID:RSSToJfA0
初めて付き合った彼女よりお父さんに先に会うなんて普通じゃな
いなと思った
この人っぽいけどこの人だったら恐いなという人を見つけた
Aの飛行機が到着した瞬間にその人が立ったので俺は確信した
生涯で一番緊張した
122 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:29:38.71 ID:6isSEnewi
ドキドキのお迎え
123 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:29:50.53 ID:RSSToJfA0
それで向こうも聞かされていたようで
大学のこととかをAのお父さんと話してた
見た目は恐かったがすごく良いお父さんだった
そしてAがゲートからできてた
124 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:32:09.28 ID:RSSToJfA0
スカイプでビデオ通話なんかもしたけど
実際見たAはすごく可愛かった
見た瞬間抱きしめたかったがお父さんがいたのでやめた
そのあと3人で帰ることになった
125 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:39:29.59 ID:RSSToJfA0
Aのお父さんがお腹が空いたというので空港でごはんを食べることになった
俺とAはお腹は空いていなかったので食べずに席に座った
セルフだったのでAがお父さんの食事をとりにいってる間にお父さ
んがスタバでコーヒーでもかってきなさいとお金を渡された
2人にして欲しいということが伝わったので勿論すぐに買いにいった
スタバでコーヒーを買って携帯をみてみると着信が3件くらい入ってた
127 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:43:22.80 ID:RSSToJfA0
Aからだった
俺が一人で買いにいったことを心配してくれて
空港の中を探しまわってくれてた
一人でもそれくらい全然大丈夫だよと伝えるとAは手を繋いできた
人の手ってすごく温かい
128 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:44:04.54 ID:LWChat2Hi
ほうほう
129 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:44:59.18 ID:uECZPXLh0
パパ「ギギギ…」
130 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:47:21.81 ID:RSSToJfA0
その後Aのお父さんと合流して
Aのお父さんが、病気のこと今聞いたんだが
すまなかったと謝ってきた
つくづく優しい人だなと思いながら全然大丈夫なこととコーヒー
のお礼をいって
空港から帰ることにした
132 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:49:59.00 ID:RSSToJfA0
俺は車で空港まできていたので
AとAのお父さんを乗せて帰ることにした
ちなみに車は親のだが、ほとんど俺が使ってる
免許は大学1年生の時にとってて普通の車でも運転できます
133 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 14:59:12.21 ID:RSSToJfA0
Aの家は俺の隣の県だったがそこまで遠くもないので無事に送り届
けることができた
Aの家は俺の家より一回り大きくて犬を飼っていた
その後携帯の海外サービスを解除するためにAと携帯ショップに行った
ずっと手をつないでてくれたが緊張と恥ずかしさで手が汗だくだった
汗を拭いてちょっと乾かしたらAはすぐに手を繋いできて嬉しそうだった
俺も嬉しかった
134 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 15:04:33.69 ID:RSSToJfA0
中学や高校のとき俺には一生無理かもしれない縁のないことだと
思ってたこと
それが出来ることが本当に幸せだった
携帯ショップで解除した後Aを家に送り届けて俺は帰った
135 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 15:09:36.31 ID:RSSToJfA0
すまん
ちょっと用事で出かけてくる
136 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 15:14:25.41 ID:jqktMpw4i
いってらー
待ってるよー
138 :!nija:2012/05/18(金) 15:21:59.23 ID:QKlzFaxo0
まっとる
139 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 15:43:14.27 ID:Z6oVyA3PO
行ってらっしゃい
待ってます
140 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 16:57:21.24 ID:RSSToJfA0
ただいま!
支援ありがと
まさか2時間も帰って来れないとは思ってなかった
それからほとんど毎日遊んでたと思う
Aは授業はなかったけど、俺に会うために学校にきてくれた
Aは久々にサークルのメンバーと会えて楽しそうだった
141 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 17:01:34.05 ID:RSSToJfA0
帰りは俺がよく車で送ってた
親からはできるだけ人を乗せて走るなと言われていたが
ちょっとでも会っていたかった
買い物に行ったりしたときエスカレーターに乗る時にAが俺をちょっ
とひっぱっただけで俺が転けて大変だったこともある
Aは心配してたが笑ってくれてた
ある日
夕方にAが泣きながら電話してきた
142 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 17:08:43.74 ID:RSSToJfA0
Aの話を聞くとお父さんに
俺がこの先大変になるやろ、治すことはできんのか
なんかを聞かれたらしい
Aはそれに対して私が一番わかってると怒ってたらしい
どんなに病気がひどくなっても俺君は俺君でしょと
泣きながら言ってきた
俺は必死に泣くのをこらえて、Aのお父さんには俺がちゃんと話す
からAは泣かないでいいよと慰めることしかできなかった
電話を切って泣いた
改めてこの病気が俺の人生の邪魔してるように感じたから
143 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 17:14:53.90 ID:RSSToJfA0
その後Aからさっきは電話で泣いちゃってごめんとメールがきてた
後日Aの家に遊びに行った時、このときのことを思い出して
Aの前で泣いてしまった
俺といたらAに重荷を背負わせることになる
付き合う前の感情が蘇ってきて、別れることを考えてしまった
理由を話さずただ泣く俺をみてAは泣きながら別れるの?と聞いてきた
144 :名も無き被検体774号+:2012/05/18(金) 17:23:01.74 ID:RSSToJfA0
その顔を見たときに俺は言えなかった
ただAに笑っていて欲しかっただけなのに
俺は何を考えてるんだろうと
俺はそうじゃないよ
昔を思い出して泣いちゃっただけと誤摩化した
そのあとAはケロッとして笑ってくれて、2人でベットに寝転びな
がら並んで漫画読んでた
Aにはずっと笑って欲しかったし、幸せになって欲しかったから心
の中で俺がすると誓った
>>次のページへ続く