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今は元嫁と再構築中です。かつて楽しい時代に表面的には戻りつつあります。
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883 :799 ◆TYGtrHd5y. :2011/03/23(水) 03:08:47.08
夏が来た。構築中の話ね。

メール着信。元嫁だ。

「会って話したい。離婚したからもう他人だなんていやだ。
許してほしいとは思っていない。
でも、きちんとお詫びをしたい」。

なぜか、いいよ、と返信してしまった。

元嫁自宅に来る。

むかしのような胸をはってしゃきしゃきではなく
背中を丸めておどおどって感じの歩き方。
コンタクトではなく中学生のようなメガネ。
化粧っけのない顔と髪。

全体的に、こそこそって隠れて生きてますみたいな雰囲気。
こんなの私の好きだった元嫁じゃない。

元嫁も同じように感じたようだった。
なんせ半年散髪にも行っていないし、
ひげそりもしていない。
半分かびたTシャツを着ている。
部屋の中は、どんよりくもった空気で、残飯とかごみの山。

元嫁
「こんなになるまで。。。
私くんを傷つけてごめんなさい。
許してくださいなんて言う資格ないのはわかっている。
でも、こんな私くんを見てられない。
このメスブタとか肉便器とか怒ってよ。
殴ってよ。
許してほしいんじゃない。
あなたがそれで気が済めば、
元気になれば、あたしは何されてもいい」。

そんなこと言われたって、いまさら怒鳴ってもどうなるもんじゃな
い。私黙っている。

元嫁
「そうそう、会社辞めたんだって?」


「いや、休職中。」

元嫁
「なんで辞めたの。不景気だから、再就職なんてすぐにはできない
よ」


「仕事探す求職じゃなくて、
会社行かなくていい休職。籍もあるし」

元嫁
「でも、今度会社行ったら
椅子も机も放り出されているかもね」


「椅子の席じゃなくて、戸籍の籍」

元嫁、笑いだす。一瞬おくれて私も笑う。
こんなボケと突っ込み、何年ぶりだろう。
元嫁の笑顔をみるの、何年ぶりだろう。





884 :799 ◆TYGtrHd5y. :2011/03/23(水) 03:11:36.44

「で、元嫁の仕事はどうなの」

元嫁
「そんな、発注先の社員が親連れてきてひと悶着。
課長が自宅謹慎ののち解雇されたのに、
うちの会社、私を無傷のまま守ってくれる
わけないでしょ」


「そりゃそうだ」

元嫁
「辞表書かされた。送別会やろうって話もあったけど断った。会社
でるとき、枕営業とか陰口言っていた馬鹿と会ったので、グーで殴っ
てきた」。


「まあ、最初は違ったけど、最後のほうは枕営業だったけどもね」

しまった、言っちゃいけない言葉が口に出た。
元嫁、ひきつっている。
修羅場のときとか離婚のときの、上目づかいで唇かんだまま。


「ごめん。言いすぎた」

元嫁
「いいの。違うの、もっと私を責めなきゃだめ。怒鳴られて許して
ほしいなんて思ってない。私くんには元通りになってほしいの。
こんな部屋にいつまでもいたら私くんが腐ってしまうわ」

といって、窓を開ける。何カ月ぶりの外の風だろう。
元嫁
「シャワー浴びてきて、髪切ってきて」

私、なぜか言うままに散髪屋にいく。
帰ってくると部屋はきれいになっていた。
元嫁はいなかった。

そんなことがあって、メールだけは開通。
元嫁
「また会って話をしたい。」


「でも、またひどいこと言ってしまう」

元嫁
「だから、いいの。ひどいこと言ってよ、それで私くんが楽になっ
てよ」

ひきこもらなくなった。
でも、元嫁と会うのは、自分が何言いだすかわからなかったので怖
かった。





885 :799 ◆TYGtrHd5y. :2011/03/23(水) 03:13:57.09
秋。ほんとなら、結婚6周年の秋。
その日。


気分転換で買い物かなにかで出かけていて、部屋に戻ると、元嫁が
立っていた。鍵代えていないから合鍵持っているはずなのに、外で
待っていた。手には、ケーキの箱を持っていた。

私は思い出した。昨年の記念日。元嫁が仕事で大変だったときの記
念日。元嫁と課長のお泊まり旅行を前にした記念日。

自分にも会社にも、そんな経験とかマニュアルもなく、上司と手探
りでいろいろ決めて言って、よし俺は会社の救世主になる(ちょっ
と盛った。すみません)と気分高揚していた
お詫び行脚出張を前にした記念日。


結婚5周年だったあの日。私が帰ると、元嫁がエプロン付けて、食
事の用意をして待っていた。元嫁のエプロン見るのも久しぶりだっ
た。


「納期前で忙しいのに、そんなことしなくていいのに。
それに僕食べてきたし」

元嫁
「今日、記念日だよ」。私、実は忘れていた。


「ごめん」

元嫁
「いいよ。ケーキくらいはいるでしょ、コーヒー淹れるね」
と、バースデーケーキを出してくる。


「ほんとごめん。でもおいしいよ」



思い出おしまい。








888 :799 ◆TYGtrHd5y. :2011/03/23(水) 03:24:16.59
元嫁
「あのとき、あたし、悩んでたんだよ。
課長は奥と別れる気ないし、
私と遊ぶためだった、ってうすうす気づいてた。


だから、私くんが結婚記念日を覚えてくれていて早く帰ってきてく
れるとか、せめてバースデーケーキなんだから、僕たち二人の5歳
の誕生日おめでとうって、ロウソク立ててフゥーってやってくれれ
ば、課長とも別れるつもりだった。
でも、私くん、勝手に食べちゃうんだもん」

私、泣きだしてしまう。

元嫁
「泣かないでよ。こんなこと、あたしから言う資格なんてないし。
でも、私くんが、あたしのこと嫌いになったのは、赤ちゃんをあた
しが仕事にかまけて殺しちゃったからなんだ、って思ってた。
悪いのはあたしなのよ。」


「そんな、元嫁のこと嫌いになったことなんてない」

元嫁
「あたしは、私くんとの結婚生活とか赤ちゃんとかじゃなくて、
仕事、あたし自身を選んだ、って罪悪感をもってた」。


「ごめん。で、そのときにあいつが」

元嫁
「そう。あたしがあたし自身を選んだってことにもっと自信をもと
うよ、って言ってくれたの。
彼は私くんの悪口言ったことないよ。
浮気しているとかも言ってないよ。
そのうち私くんが 元嫁ちゃんを束縛するようになるから、
そのときには いつでも僕のところにおいで、
君はもっと成長できるって。」

私、泣きやまない。何が、守ってやんなきゃだよ。一番身近にいた
人のこんな悩みすら聞いてあげられない、ほぐしてあげられない、
安心させてあげられなかったのかよ。

元嫁
「泣かないでよ。私くんを責めてるんじゃない。あたしにはそんな
資格なんてない。二人のことなんだから、二人で解決しなきゃいけ
なかったのよ。でも、あたしは浮気に逃げた。
私くんは逃げなかった」


「僕も仕事に逃げてた。だから慰謝料ももらう気になれなかった」





889 :799 ◆TYGtrHd5y. :2011/03/23(水) 03:26:27.51
元嫁
「悪いのはあたしじゃない。もっとあたしを責めてよ。自分を責め
てばかりいないでぇ」

二人でなきだしてしまう。いつしか、私の胸に元嫁の頭がのる。髪
をなでであげる。キスになるのは時間の問題だった。
そして重ねた。

あとはオスとメスの本能だった。
でも、私の一か所だけは違った。
元嫁も気づいたみたいだった。

「してあげようか」
元嫁あまりフェラは好きじゃなかったのに、
それにテクニックもなんか違う。
こう思う出すと、いっそうだめだ。


「ごめん、今日は無理」

元嫁
「ごめんなさい。でもそうだよね。
あたしがこんな私くんにしちゃったんだよね」

元嫁、たまに泊まるようになった。
今年の2月くらいからは、同棲を始めた。
私は、4月から、もとの職場に復帰するつもりだ。

あいかわらず一か所だけはいうことをきかないが、会話も結婚当初
に戻ってきた。デートも楽しむようになった。
ハグしているだけで、私は十分だ。
器具を使ってはいないが、
元嫁も逝ってしまうときがあるみたいと言っている。

気分にうえでは再構築完了している。

ちなみに、元嫁には黙っているが、EDではない。
ネットで無修正とかみると起ってくれるし、
マスもかける(元嫁に見つからないよ
うに後の処理を隠すのがたいへんだが)。

医者からは、ちょっと早いように思う、もう一度距離をおいたほう
がいいかもしれない、とアドバイスを受けている。
でも、私も罰をうけるのがいいかもしれないと思い始めている。

元の鞘にもどったのを聞きつけて、先輩Aがすっ飛んできた。出会っ
て一番、また元嫁を殴ろうとする。
「お前は、またこいつを傷つける気か」。

元嫁
「一生かかって償うの。元の鞘に戻ろうなんて思っていない。
許してくれなくてもいい。家政婦でいい。」


「でいいって、ほんとの家政婦さんに失礼だろ」

元嫁も仕事を探している。「僕の妻で一生終えるのはもったいない。
あなたの能力をもっといかせるものがあるはずだ。仕事でもボラン
ティアでも」と言った。

という、おちつかない話でした。
ありがとうごいざいました。






898 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/03/23(水) 06:39:17.09
お前そのゴミクズ、結局今でも自分擁護しかしてないって気付いてるか?完全な共依存状態だぞ。
医者の言うとおりだよ。

そのゴミクズがまるでお前が悪いといわんばかりの言いぐさを言ったとき、すでに二年も肉体関係が
あったんだぞ。大丈夫か?お前は悪くない、私が悪いと言いながら、ずっとお前を有責にし向ける
様にしてるだろうが。しっかりせえよ。




920 :799 ◆TYGtrHd5y. :2011/03/24(木) 00:02:38.52
間男元課長のその後、追加しておきますね。

奥はカンカン。
家、家財、車、貯金、生命保険も解約し、
すべて、奥のもの。

家財と車は売り払ったみたいだけど。
長男さんが4年生で就職することもあって、
離婚は4月までまつことに。

その長男は、
「お前(=間男)の浮気のDNAが俺の血に流れているのは耐えら
れない」と遺書を残し自殺未遂。
間男の退職もばれるし就職の内定も取り消し。
家庭崩壊。

間男元課長は身ぐるみはがされて放逐され、
行方はわかってません。

元嫁も連絡取りたいとも思わない、
と言ってます(うその可能性も高いですか?)。







923 :799 ◆TYGtrHd5y. :2011/03/24(木) 00:18:10.92
またマスかきますね。満足したら落ちます。

そもそもこの板を教えてくれたのは、元嫁。
サークルの先輩Aじゃないです。

元嫁
「こんな板があるよ。相談してみようよ」

元嫁が悪いのに、元嫁にしか責任がないのに 私がしょいこむものだ
から、住人のみなさんに、元嫁をひどく言ってもらおう、
それで現実を受け入れさせようというのが作戦(これはさっき聞いた)。

私は私で、さいしょに書いたように、私が罵倒されて終わるものだ
と思っていた。糞夫婦と馬鹿にされてますが。

>>898
「大丈夫か?お前は悪くない」。
あたりから、汗が噴き出してきた。

それまで、「自己愛の固まり」とか「2年間私股を広げてきて」と
か、そんなに元嫁を悪く言うなよ、と心で返していたんですが、
現実をみると、やっぱり、そうとしか考えれらないですよね。





901 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/03/23(水) 08:25:34.29
仕事のしすぎで流産みたいに言ってるけど
間男の子供を妊娠したからおろしたってことだよな?



907 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/03/23(水) 10:27:31.50
>>901
本当に不倫が流産後だったのか
これは確認するべきだな

妊娠しても嬉しくなさそうだったのはそのせいなんじゃないか?



914 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2011/03/23(水) 18:52:30.19
課長の子だからおろしたんでしょ?w

>>901。>>907。>>914。
赤ちゃんも、間男のかもしれないですねえ。
落ち着いてきたので、夕方、元嫁といっしょにここを見た。

元嫁「あたしこんなこと言ったっけ。でも、あたってるよ。あたし
ひどい女だよね」という反応だったけど、赤ちゃんだけは、真っ赤
になって「信じてくれなくてもいいけど、これだけは違う」。

似ているとフッてみた、777さんごめんなさい。






>>次のページへ続く

 

 

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