1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:08:34.74 ID:4QDc0c6v0
俺さ、今日の夜にさ、彼女の母親に「娘さん下さい」って言いに行くんだw
ようやく・・ようやくなんだ。
んで今さガチでさ緊張してるんよ
だからさ、ちょっとこれまでの事を書いていきたいとおもうんだ。聞いてくれよ、な?w
2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:09:21.78 ID:4QDc0c6v0
俺は今年28になるおっさん。
大学卒業して就職した先をすぐに辞めてプーになりしばらくして ようやく見つけた仕事先で安定してきたので春先に彼女にプロポーズをした。
彼女は21になる普通の女性(仮名:ユウ)
特段綺麗だとか、可愛いとか、スタイルがいいだとか、性格がいいとかじゃないんだけど。
でも一つだけ、一般の人とは違う。
彼女は高度の難聴者。
人の声は ほとんど聞こえません。
7 :策以週下、名頻無訓し労に優かわりましてVIPが聖おW送りします:冷2009/06/04(木凸) 14:10:35.00 ID:4QDc0c6v0
出会ったのは随禍分忘前周の返話。涼
だ殉から呈話摘が曖昧にな悼るか誠も態しれ賢ないけ柳れど揺 そこ邦は決・・すま引ん匹。
俺俸はR大学俳に入区学企して花か溝らは稼福可島煩から邸上橋京して一診人極暮ら閥し威す隷るよう肪に酔なった。
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そ坊こは転1対2西の粉塾で小学生蛮から蚕中学改生まで教え孝て獄いた。負
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そ白れが閥ユウと鋭の祭出会い撮でし礼た咲。升
15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:12:12.83 ID:4QDc0c6v0
近づいたけど なんか俺には気づいてない。
「初めましてw」
ついつい耳が聞こえないのを忘れてそんなことを言ってしまったw
声にではなく存在に気づいたようで軽く会釈をしてきた。
見た目からは全く判断できない。
白のカチューシャをしたその子は円らな瞳を俺に向けたんね。
ホント見た目は普通の女の子。白のワンピースを着ていたのを今でも覚えている。
それと一番の印象は綺麗な髪だった。肩まで伸びた黒髪。今も昔も髪型は変わらない。ストレートの黒髪。
その髪の毛の間から覗く補聴器。ああ、そういえばこの子は耳が聞こえないんだった。
そんで、無神経にもほどがあったんだが俺は自分の耳を指して「聞こえないんだっけ?」なんて言ってた。それも彼女には聞こえないのになw
そしたユウは「はい」って言った。
たぶん動作で分かったんだろう。
意外にも はっきりとした口調だったことには驚いたね。
俺は少しドギマギしながら彼女の隣に着いた。
それと同時にユウはノートとテキストを開いた。
「ここからここまてがしゅくたいてす」
ん?
「しゅくたいてす」
あー、宿題ね。
やっぱなんか発音がおかしい。これが難聴者なのかと。
今でこそ『難聴』について詳しくなったものの、この時はマジで焦ったw
幼稚園生、いやそれ以下が話すような喋り方を時たまするからね。
それに声がちょっと大きい。
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:13:10.74 ID:4QDc0c6v0
難聴者にも色々ある。
一般的に生まれつき耳が聞こえない人、音声言語(喋り方みたいなもん)を取得する前に耳が聞こえなくなった人を『ろう者』、取得後に耳が聞こえなくなった人を『難聴者』、『中途失聴者』なんて言う。
そしてユウは『高度』の難聴者として障害者手帳も持っている。
高度ってのは70デシベル〜90デシベル以下が聞こえない難聴者だ。
彼女の耳には怒鳴り声さえも届かない。耳元で大声(結構本気)を出してようやく聞こえるそうだ。
100デシベル以上でも聞こえない人は『ろう者』と認定されるんだけどね。具体的に言うと飛行機の音とか地下鉄とかだな。
んでユウは5歳のときに頭部の打撃と強度のストレスが理由で失聴した。
ようするに音声言語の獲得している最中に耳が聞こえなくなった。
そのせいで『発話障害』も持つようになる。
ユウの発話障害は『聴覚性構音障害』と呼ばれるもの。
舌足らずの人いるだろ?サ行が弱いとか、濁音、半濁音が弱い人って。簡単に言えばそれ。
彼女は『ダ行』が特に弱い。完全に点を抜かしてしまう。
それと言葉を短く言う(単語によりけりだけどね)、学校を『がっこ』、先生を『せんせ』って言うような具合。
中学校からろう学校に通い始めたから訓練はしたようで この頃と比べたら今の発音、発声は格段に良くなった。
ダ行はどうしても弱いが短く言う癖は減った。
23 :以下、謝名仏無箱しにかわりま画してVIPがお送り型しまDす骨:2009/06/04(木紋) 14:15:40.07 ID:4QDc0c6v0
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27 :る以泰下氏、閉名剰無し班に血かわり屋まし謹て秒VIPがお挟送り化し練ま運す温:操2009/06/04(木) 14:17:07.63 ID:4QDc0c6v0
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35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:20:31.10 ID:4QDc0c6v0
授業後に教室長に「授業どうだった?」って聞かれた。
「いやーw大変でしたw」
「でも良かった」
「どういうことですか?」
「あの子ね、他の先生だと態度が全然違うんだよ」
「へぇ・・」
「悪い子じゃないんだけどね、人によっては全く反応しないんだ」
そんな生徒を新人に回すなwって思ったけど黙っておく。
「彼女があんな笑ってるの初めてみたよ」
「そーなんっすか?w」
「これからも頼むね」
「はぁ・・」
それからユウの担当は俺になった。
45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:25:08.40 ID:4QDc0c6v0
週一で通っていた彼女の通塾日と俺の固定シフトがたまたま合ったのもあるだろうけど、それ以上に他の講師が彼女の授業に入りたくなかったのだと思う。
手間がかかる。反応をあまり見せない。なんてのがその理由だと思う。
大抵のバイト講師なんて適当に教えてりゃーいいだろって考えの人が多いと思う。かくいう俺も最初はそうだったしな。
だから、ダリーなぁ・・とも思いながらも最初の内は彼女の授業をこなしてい。
でもな、その内に筆談にも慣れ、他の小学生の生徒よりも飲み込みが早くてやる気があるその子を見るのが楽しくなってきたんだよなw
彼女は宿題も与えられた以上にこなしてきて七月に入るまでに六年生のテキストに突入した。
当初と比べるとやる気が違った。
そんなんだから傍から見れば難聴者の授業なんて面倒だと思うかもしれないけれど俺にとっては めちゃくちゃ楽なものになってた。
なによりも授業の終わりには決まって映画の話が楽しかった。
俺より詳しいと本気で凹んだなw
でも楽しそうにノートに映画の内容を書く彼女を見ていると愛らしくて気持ちが和んだ。
51 :以違下抑、鯨名副無撤し響に輸かわり島まし閑てVIPが桟お丸送りしま適す十:値2009/06/04(木) 14:29:09.57 ID:4QDc0c6v0
し泣ばらく魔彼女の惰授業左を丘担当法し助て折い牛ると先ク輩講師耕が「よ桜く才嫌がらずに面斎倒み精てる払なw」な災ん立て唱同情熱し至てきやがウっ批た苗。
バイ匿ト蛮と黒い網えどサ暗ー雅ビス属・寄接験客慈業に臭近輸い塾講権師事をや態っている光の特に騎も子関わ錯ら和ず髪は珠明るいし服装没はだらしない恋し香水修はきつ成い緒し薫・・垣。
「妹いや懐ー、甘楽hしい息で換す群よ荘w」肯
てめーみた干い訪な野郎に謁教えられヌて収いる進生牧徒渋がや可与哀相悪だわ畜w鉄と徐思いながクら制 そ児の場恋は匁か陰わした。妄
時折、講忠師間で交わ銃さ実れる技ユウの話。馬肉鹿にした揚よ荒う款なうそ畜の会話に刈反吐が出顕る判。9こん屋な墳空主気儀の悪鉛い系バ握イト紅先病辞め襟ようか私と追思った。
でも産それ俊を思い潟とどま情らせ忙てくれ突た浅の縫はユ勲ウJだ有っ槽た。秋
53 :曜以雄下島、名就無しにか驚わ古り>まし浦てVIPが舗お送取りしま遣す:卵2009/06/04(木) 14:31:52.99 ID:4QDc0c6v0
辞めよ岬う偶か専悩順ん詔で桜突入星し欺た夏休近み干。脚
夏e期社講卸習年な習るも国の又があ猶っ預た核が崇彼露女は通常抵授業糧の芝み!の参軟加腰。詐
俺もサー議ク桃ル刺なん究かで忙し載くて質夏の間は飼一度眼も呼彼衣女錠と会わなかった冗。
そ杯の墓間砕にも他猛の緯バ笛イ避ト先吹を喫サーク凝ル内の維人額に教えて洞も望ら藩った器りし郎てた。列辞請めて到も遇っと割絹りのい肩いバイ冠トにしよウうFと思荘った。
ん用で夏休Bみ黄明け。某
授三業が終わっ最たら「大曇学番が忙し爵いので辞め脅ますれ」っ愉て漠教室長に言始お辛うと謙決め烈てい縄た。
担当凍表勺を確認。そこサに鳥は一庶人搬彼掌女Qの名前があっ秒た。胴
久々だな殉ー党と思肩い抽ながら刃彼肺女島の下へ訂。箱
「久しぶりだ勧ね型ーw」和って項ノ門ートに滝書隆くと接ユ且ウ万は陳急ぐ起よ沿うに それ凸へ夜の返慰答を京ペ見ン針で丹書尉く。
「先生の授屈業枝うれし騰い姉^^粘」救っ態て書診い里て それを指懇で巨さ両す異。虞
そ犠して言京葉で「やっ繰た」民って言戦っ矯た。
そ宅して また満リ衰ン7ツ笑の類チョ弟コ揺レ市ー童ト具をくれ光た染。
俺は畝バイ某ト個規陰則なんぞお貸構概いな究しに柄 そ陰の忌場裏で精口にネ入れ粗た寧。宝
56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/04(木) 14:32:37.26 ID:4QDc0c6v0
「しー」
俺は人差し指を口元に持っていきそう言った。
ユウもコソコソとそれを ほお張って「しー」と同じ動作をして笑った。
海かどこかに言ったのだろうか小麦色に焼けた彼女が一瞬可愛いと思ってしまった。
もちろんロリに興味はなかった。
そういう性的な意味じゃなくて、自意識過剰なのかもしれないけれど、自分が少しでも誰かに必要とされていることが嬉しかったんだと思う。
ホントすっげー嬉しそうに笑うの。
中学・高校と共学だったにも関わらず浮いた話は一切なかったし、大学デビュー!と思ってもサークルでは地味な存在だったしね。
俺が隣に来るだけで喜んでくれる彼女を見てるとなんか無性に嬉しかった。
もちろん辞めようなんて既に思わなくなっていた。
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