2chの男女恋愛に関わる 復讐寝取られ旅スレVIP系 に特化した話題を掲載していきます。
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厳しい上司の下で働いていたら大変な事になった
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78 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:07:41.54 ID:xLQOpReF0
ニュースになりそうな事故だな
((((;゚Д゚)))))))



75 :名も無き被検体774号+:2012/03/01(木) 23:59:20.21 ID:8wmoJnqO0
おいついた!みてるよー




79 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:12:04.90 ID:zZtEBpyd0
>>75 ありがとー!

今更ながらに我に返った俺は携帯で119番に通報した。

119「はい、119番です。どうされましたか?」
だが口元が震えて声が出ない。
やっとの思いで喋ろうともまともな会話が出来ない。
「助けて!」とか「車が大変なことに!」とか「人が車に挟まって」
とかしか断片的にしか喋る事が本当に出来ないのだ。

そんな時、またもや一台の後続車が俺の体の真横を猛スピードで
駆け抜けたかと思うと、左のガードレールにガガガガガッ・・
ガアガガァァァ・・と火花を散らしながら激突した。

俺「あばばばばば・・・もうやめてぇぇぇぇーーー!!
(涙&ゲロ)」

そう叫ぶと、先程切った筈の携帯に119番から折り返し電話が
掛かって来てくれた。
ながら





80 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:17:15.39 ID:4I46xVOX0
ここまで5台…
なんてこった



81 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:21:21.40 ID:zZtEBpyd0
119番
「大丈夫ですか?!運転手さん。あなたの現在地はもう特
定しましたのでご安心ください!!」

GPSも無い時代にどういうシステムでこの現場が分かっ
たのか、今でも謎である。

程なくして事故現場には パトカー、消防車、救急車、
特殊車両が数台ずつ、合計10台以上の緊急車両が大集結した。

それは さながらテレビでやってる「交通機動隊24時!」
の映像そのものの地獄絵図が目の前に広がっていた。

俺は「ああ、赤いランプがぴかぴか光って・・なんか綺麗だ・・」

などと、ぼんやり強制現実逃避を味わっていた。

これから2時間。N自動車道上り線は完全通行止めとなっ
たのである。




83 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:25:11.97 ID:AkjEUrLh0
>>81
なんで特定出来たんだろう?
トラックの運ちゃんが通報したとしても>>1だとは分からないよね。
携帯の基地局から割り出したにしては早いような…。






85 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:27:31.57 ID:djuMmz/m0
>>83
従兄弟が高速で働いてるけど常に監視してるって言ってたから
カメラに映ってたんじゃないかな



90 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:33:49.46 ID:AkjEUrLh0
>>85
なるほど。
トンネルの出入り口付近ならカメラもあるか。



91 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:39:44.30 ID:zZtEBpyd0
>>85 が正解! すげー!


82 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:23:42.59 ID:Yo30E1+P0
これで帰ったら上司待ってるんだろ
胸熱すぎるw





88 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:30:21.43 ID:zZtEBpyd0
俺を含む事故関係者は救急車やパトカーに乗せられ最寄り
の高速機動隊駐在所へ移送された。

取調室で各人、実況見分が行われた。
これには1時間を要した。

俺は交通刑務所行きを覚悟した。
ああ・・・、もう人生全て終わりだと。会社もクビ。

今後はその償いに全てを捧げなければならない・・・と。

しかし警察官のその後の発言は意外なものであった。

警察官
「えー・・・。今回の事故関係者の皆様、よく聞いてくだ
さい。」

事故関係者達
「ざわ・・・ざわ・・・。」




87 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:29:29.49 ID:IYFXd4Tp0
気になったんだけど、最初のトラックにはぶつかったの?

ぶつかってないなら、後から後続車にぶつけられた運ちゃ
んは本当にかわいそうだね。



91 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:39:44.30 ID:zZtEBpyd0
>>87 良いポイントに気が付いたね。これは大きな誤算だったよ。

警察官
「簡易実況見分の結果ッ!全員、自損事故としますッ!
因みに、一番の加害者は・・・トラックに追突した
ハイエースさんです!
あ、ハイエースさんはさっき油圧カッター
の特殊車両で無事に救出され病院に搬送されたようです。
テヘペロ。」

どういうことだってばよ!?

つまり、最初にトラックに衝突していた、と思っていたのは俺の
勘違いであり、衝突していなかったのだ。

また、俺の車に接触した車はゼロ。

5台にも及ぶ大事故で最大の加害者は「前方不注意」の
あのハイエースの運転手だ、(法的には)というのである。 







97 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:46:44.31 ID:zZtEBpyd0
深夜3時。
俺は恐る恐る事故状況の報告をA所長にするべく電話をした。

こんな深夜に電話に出るかどうか疑問だった。というか
大迷惑を発生させてしまった事に半端ない緊張が走った。

以前、営業車のバンパーに傷を付けただけでゲンコツを食
らった事を考えると今回はキン肉バスターを100回食らっ
てもおかしくは無い。

ところが所長はすぐに電話に出てくれて、またその反応は
意外なものだった。





92 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:41:20.47 ID:pKj+HmnD0
死人とか重傷者は出なかったってことか?

そうじゃないと後味悪すぎるだろうし。



101 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 00:55:11.93 ID:zZtEBpyd0
>>92 奇跡的に皆軽症!

A所長は俺の話をただ黙って聞いてくれていた。

その後「体は本当に大丈夫だったんだな?」と聞いてき
たので「はい」と答えると

「分かった。今からすぐそっちへ行くからゆっくりして
いろ」と言ってきた。

その声に怒りは全く感じられず、むしろ安堵にも似た優
しささえ感じられた。


それと俺はもう一つしなければならないことがあった。

俺自身の「身元引受人」を呼ばなければならなかった。

通常これは肉親がやるのだが当時両親との確執があった
おれは頭を悩ませた。




106 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 01:05:34.34 ID:zZtEBpyd0
俺はダメもとで当時付き合っていた彼女にメールをした。

するとすぐに電話が掛かって来て二つ返事で迎えに来
てくれると言い俺の体を泣きそうな声で心配してくれた。

俺も泣きそうになった。

1時間後、先に来てくれたのはA所長だった。
所長の自宅からの距離を考えると有り得ない速さだった。
所長の顔は相変わらずいつのもしかめっ面だったが
「あんまり無理するなよ」

というと途中のコンビニで買って来てくれたのであろう
肉まんを俺に差し出した。

「無理をさせたのはアンタじゃんかよーーーーーっ!!」
と「日常」のみおちゃんばりの突っ込みを入れたくなっ
たが少し嬉しくて我慢した。w





108 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 01:08:19.32 ID:puMkQHFEO
ムチが強いせいで米粒がアメに感じるwww



111 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 01:09:23.87 ID:pKj+HmnD0
まぁ死者だ、後遺症が残る重傷者がいなかったことだけは、
マジよかったな。

普通高速とか大惨事確定コースだし。



114 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 01:16:35.39 ID:zZtEBpyd0
その後、しばらくして彼女が到着した。彼女は表の駐車場に
停めてあった俺のグシャグシャの車を見て、実は本当はもう俺は
もう死んでしまったんじゃないか?と真剣に思ったらしい。

彼女をアヤとしよう。アヤは俺の一つ年下。
慎重150cm のちょっとぽっちゃり巨乳であまりしゃべり
が上手じゃない女の子だった。

いつも「あたし、ばかだからねぇww」が口癖だった。

そんな彼女とA所長が対面した時、アヤは意外な対応を
見せた。





115 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 01:17:21.43 ID:Yo30E1+P0
wktk



113 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 01:12:26.83 ID:4I46xVOX0
所長が来た時点で何時になってたん?



117 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 01:22:05.32 ID:zZtEBpyd0
>>113 もう朝の4時になろうかとしていたよ。

アヤは普段はいつも「ふにゃ〜」としているのだが、A所長が

俺の上司である事を知ると凛とした表情で、背筋をピンと伸ばし

「い、いつも俺さんがお世話になってますっ!!」

と饒舌に挨拶をかましたのだった。


いろいろあって今日も落ちるけどいい?





119 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 01:23:57.53 ID:2nkgQhTmO
>>117
だめ



126 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 01:35:05.24 ID:zZtEBpyd0
>>119 分かりました。ではもうちょっと続くんじゃ!w


所長は「んん!?今時珍しく謙虚で礼儀正しい子だな。
お前とは大違いじゃないか!!がっはっはっは!!」

と、所長は初めて俺の前で大笑いをした。
(所長は既婚者なので寝取られルートは無いよ!w)

また、内向的なアヤの初めて見せた「外交的な真面目な一面」
だった。

この時、なんとなく「ああ、この人なら結婚しても良いな…」
と感じた。

アヤもまた差し入れと言って肉まんを持ってきてくれていた。w

(肉まんもういいよーーーー!!いらねーよーーーーww!)

その後、所長のおごりでファミレスで飯を食って分かれた。

朝の5時近く。もう空はすっかり白くなり始めて来ていた。







128 :名も無き被検体774号+:2012/03/02(金) 01:42:52.47 ID:zZtEBpyd0

それから所長はあの事件に関して俺に一切詫びる事もなく、
いつもと変わらず厳しかった。

しかし俺はあの事件以来、少しだけ所長の事を尊敬するよ
うになった。

よくよく考えると所長の説教は間違った事は一切言ってお
らずスジもきちんと通っていた。

言われた事に対して仕事をキチンとこなすと
「まあまあだな」とか「この程度で満足スンナよ」などと
辛口ではあるが必ずリアクションをして(褒めて?)くれた。

また、一旦仕事を離れると仕事の話は一切しなくてサッパ
リした人だった。

この人は不器用だけど、案外いい人である事に間違いは無
かった。

いつしか俺はA所長を心の底で尊敬するようになっていた。


また秋がやって来た。

そんな毎日に決定的な転機が訪れたのだ。





>>次のページへ続く

 

 

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