109 :なまえを挿れて。:2012/01/06(金) 01:27:50.86 ID:PXB15XQc0
これは良スレ
110 :なまえを挿れて。:2012/01/06(金) 01:35:25.32 ID:ROrHy7oLO
過激な恋愛板にふさわしいスレだな
紫煙
111 : 忍法帖【Lv=34,xxxPT】 :2012/01/06(金) 02:06:51.03 ID:GdFeb6eR0
だんだん創作くさくなってきた
112 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:11:31.25 ID:0pjASFCY0
いろいろ思い出して眠れなかったので続き書きました。
創作と思っていただいても全然OKです。
暇つぶしにお読みください。
113 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:11:51.89 ID:0pjASFCY0
その晩、オレたちはセクロスせずに眠った。
次の日も元カノは浮気の件について一切触れなかった。
オレは「やりすぎたか?」と内心パニクっていた。強い後悔にも
襲われていた。やり過ぎなのは間違いない。しかしこれくらいの
事をして初めて元カノは本気で興奮すると確信してもいた。
そんなふうに戸惑うオレを尻目に、週末には突然元カノに激しく
求められた。浮気の詳細を事細かに伝えさせられ、二日間ほぼセ
クロスばかりしていた。オレはどういえばいいか今も分からない
がとにかく戸惑っていた。
114 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:12:04.41 ID:0pjASFCY0
セクロスの後、浮気の主旨をちゃんと話そうと思っても元カノは
聞きたがらなかった。要するにセクロスの間しかその話をしなかっ
た。オレはやはりやりすぎたんだと思った。深く後悔していた。
そんな毎日がしばらく続いた。
115 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:12:16.89 ID:0pjASFCY0
ある日、オレは田中さんの画像を全て捨てた。
すると元カノは驚いたように何故消したのか問いただしてきた。
オレは素直に「失敗した。やりすぎた。そんなつもりじゃなかっ
た」と話した。
元カノは聞いてくれたが、心がそこにない感じだった。オレは思
い切って言った。
「オレはお前じゃないとダメなんだ。もう浮気はしないから許し
てくれ」と。その言葉を聞いた彼女は、話しにくそうに少しずつ
オレに向かって話し始めた。
116 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:12:33.84 ID:0pjASFCY0
「あなたは田中さんをまた抱きたいでしょ?」
「自分の色に染めて興奮したいでしょう?私の時みたいに」
「田中さんじゃなくてもいいのよね。誰でもいいんだと思う」
「それがあなたが一番興奮することで、私や田中さんじゃないと
ダメなわけじゃないでしょう?」
オレは反論したが、半分は正解だなと思った。
「あなたは愛してる人をいくら傷つけてでも、自分の求める興奮
を選び続けると思う」
オレは何も言えなかった。
117 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:12:46.70 ID:0pjASFCY0
そう言いながらも元カノは「抱いて」と言ってきた。
おまnこに手を持って行かれる。ものすごく濡れていた。
「あなたは私を沢山傷つけるけど、それでしか私は興奮しないの」
「でもずっとは耐えられない。きっと私はあなたと近いうちに別
れると思う」
「でも今はいや。沢山いやらしい事を私でして。沢山傷つけて。
誰にでも抱かれるから。どんな言う事でも聞くから」
彼女はオレの手をおまnこにあて、腰をぐりぐりと指先に押し付
ける。その腰の動きを見ただけでオレは勃起している。
118 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:16:39.17 ID:0pjASFCY0
それらの言葉はいわゆる「プレイ」的なものとは違ったと思う。
だからオレは悲しくもなり、震えるほど興奮もした。
オレはとっくの昔に間違ってしまった。
そして今大切なものを失おうとしている。
なにより、大切なものを傷つけ続けてきた代償なんだ。
にも関わらず、彼女の声・言葉・表情・動きの全てに興奮を覚え
ている。
もう元カノに心も体も預けていた。それしかできなかった。
彼女はいやらしい表情でオレをみていた。
119 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:17:02.50 ID:0pjASFCY0
元カノはしゃがみ、オレのちnぽを愛おしそうにフェラチオする。
オレは我慢できず、彼女に抱きつく。
「今日は私ね」と言って、オレの上に跨る。
優しくやらしい言葉攻め。
声をあげてしまうほど気持ちいい乳首責め。
「元カノ様。捨てないで。愛してます。捨てないで!一緒にずっ
といて!」と叫ぶ情けないオレ。
「ふふ。いっぱい気持よくしてくれる?」と楽しそうに微笑む元
カノ。
オレは悲しみの中で、セクロスの間だけは彼女が本当にオレを愛
してくれていることを感じていた。そして元カノの体と、ツボを
突かれたプレイと、愛情に溺れながら、あっという間に射精した。
120 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:17:14.59 ID:0pjASFCY0
そんなふうに数ヶ月を過ごした。
日常では常に心をもやもやとさせて、セクロスで爆発させる。
浮気はその後一切しなかった。元カノはオレの浮気をものすごく
求めてきたが、もうそれは出来なくなっていた。オレは元カノを
失うのが本当に恐怖だった。耐えられなかった。彼女のこれまで
の傷を癒すことは出来ない。オレにその資格はない。
浮気をしなくなってからも彼女は、オレのケータイもPCもチェッ
クしていた。オレを信じないのが当たり前なのだ。オレの言葉に
は全く意味も説得力もない。こんなことになぜ今まで気付かなかっ
たのだろう。
オレは後悔しながら彼女を抱いた。元カノが拒むことはなかった
し、毎回素晴らしいセクロスだった。だが、オレはとにかく怖かっ
た。彼女を失うのが。いくら抱いても、その気持ちが無くなるこ
とはなかった。
121 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:17:27.62 ID:0pjASFCY0
そんなある日、元カノがオレにあるHPを見せてきた。
「ここに二人で行かない?」
それはカップル喫茶だった。新宿にあるoという老舗だ。ハードな
店で有名だった。
オレは元カノを他の男に抱かせることに興奮していたが、元カノ
の前で他の女を抱くのは抵抗があった。だが元カノが求める浮気
が出来ない精神状態になってしまい、それは元カノを満足させら
れない事をも意味する。浮気が元カノを失う事になる一番の理由
にも関わらず、浮気しなければ元カノを満足させられない。そん
な状況だった。
122 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:17:52.24 ID:0pjASFCY0
そういう意味ではこの店はうってつけだった。目の前でするのは
今までの浮気とも感覚が違うはずだ。そして視覚的にも彼女を興
奮させられる。なにより今のオレたちはセクロスで繋がっている。
そんなふうにも考えていた。そうしたのは自分なのに。オレは元
カノに求められるまま、歌舞伎町裏のカップル喫茶Oに、二人で行
くことにした。
123 :なまえを挿れて。:2012/01/06(金) 06:55:38.37 ID:kKZ8KEBtO
支援age
これが創作に見える人は、性欲がどんな泥沼をひきおこすか知らない人
細部のリアリティが悲しい
126 :なまえを挿れて。:2012/01/06(金) 11:15:15.65 ID:2VmTn/XF0
現在もナンネット通いの俺は、身につまされる。
128 :なまえを挿れて。:2012/01/06(金) 20:59:54.89 ID:UK2CNGHZi
しえんage
129 :なまえを挿れて。:2012/01/06(金) 22:27:07.55 ID:SpaXDKlm0
支援
131 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:56:32.20 ID:2kHSDN2J0
1です。
今回はカップル喫茶編?です。
本当は書かなくてもいい蛇足部分とも思ったんですが、
二人にとっては大事な場所でもあったので書きました。
カップル喫茶ネタは尽きないのですが今回だけにしますのでお許
しください。それでは続けます。
132 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:57:11.53 ID:2kHSDN2J0
それまで単独男性を中心としたプレイしかしてこなかったオレた
ちにとって、カップル喫茶は未知の場所だった。
単独さんとのプレイは、結局オレが主導権を握ることになる。
あれこれと指示をだし、自分と元カノの興奮を引き出すように動
いてもらう。失礼な言い方だが「生きている道具」のような存在
だ。
しかしカップル喫茶は違う。カップル同士はつねに対等だ。
オレは元カノとの今の関係を超気にしながらも、新しい刺激にド
キドキしていた。元カノもそうだった。
133 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:57:37.62 ID:2kHSDN2J0
中に入れてもらうとマスターと奥さん、飼い犬が迎えてくれた。
エントランス部分である程度の説明を受け、荷物を預ける。
ドアの向こうからは80年代の音楽が漏れている。
マスターの後を付いていき、ドアが開かれた。
そこには二組のカップル。
いわゆるバーのような場所で、男性は下着のみ、女性はコスチュー
ムを身に付け、オレたちをみていた。
オレたちは緊張しながらも彼らをみる。小さく会釈する。
「自分たちに近い趣味の人たちか」と心の中で思ったのを覚えて
いる。
134 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:58:03.71 ID:2kHSDN2J0
プレイルームやシャワー室、ロッカーの説明を受け、彼らが座っ
ている場所に一緒に座った。
40歳くらいの男性がオレに「はじめてですか?」と聞いてくる。
オレは「ええ。はじめてです」と答えた。
元カノは興味津々に部屋の中を見渡している。
オレより余裕がある様子。
スタッフに「シャワー浴びますか?」と促され二人でシャワーへ。
シャワーから戻ると二組ともプレイルームのほうに移動している
ようでカウンターには誰もいない。
オレたちはホッとしながらお茶を飲んでいた。
するとプレイルームから聴こえてくる喘ぎ声。
興味本位で覗くと、二組のカップルがお互いのパートナーを交換
しセクロスしていた。
135 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:58:23.26 ID:2kHSDN2J0
交換セクロスが終わると、その二組が戻ってきて、普通にオレた
ちに話しかけてくる。オレたちは状況を受け入れながらも戸惑い、
とにかく雰囲気に慣れようとしていた。
しかし そのすぐ後からラッシュのように新しいカップルが店にやっ
て来る。ほんの30分で8組程度になった。ドアが開く度に、オレの
元カノを一瞬だが舐めるような目で見る男たち。この中の誰かと
やるのか。何だか俺も元カノも不思議な気分だった。
しばらくすると、最初に声をかけてくれたカップル(男性40歳く
らい、女性20代後半)がプレイルームに誘ってくれた。オレは元
カノに確認をとり、小さなOKの空気が流れたので思い切って元カ
ノの手を取り、立ち上がってプレイ部屋に向かった。
136 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:58:38.22 ID:2kHSDN2J0
結果から書くとオレは勃たなかった。とてもキレイな20代後半の
女性だったが、ダメだった。キスをし、前戯をし、フェラチオを
させた。元カノにどう見られているかはあまり気にならなかった。
というか、気にする余裕がオレになかった。
見知らぬ女性とプレイを始めた直後にも、沢山のカップルが自分
の近くでプレイを始めていた。他の女性のあえぎ声、汗の匂い、
おまnこの愛液の匂い、勃起した他人のちnぽがおまnこへ入る
音。それらがどの方向にもあった。元カノは40代男性に導かれる
まま、動じることもなくプレイをし、控えめながら声もだしてい
た。
だがオレは全然ダメだった。フェラで勃たせてもらっても、あっ
という間に中折れした。
137 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:58:59.60 ID:2kHSDN2J0
だいぶ足掻いたが諦め、女性に謝ると「初めてだからしようがな
い。男性にはよくあること」と笑顔で返された。
オレはその女性と壁にもたれて、自分の彼女が中年男にやられる
のを眺めていた。他のカップルのセクロスも眺めていた。興奮は
しなかった。不思議な場所に迷い込んだ気分だった。
元カノは40代の男性をおまnこできっちり逝かせた。終わると二
人がオレの所にきて「元カノさん、素晴らしい体だよ。いいねー。
またお願いね」と男が言った。女性も元カノの体を触りながら
「ホントキレイな体ねー」と笑顔で褒めていた。オレはなんだか
全員に申し訳ない気分になって「役立たずですみません」と謝っ
た。
138 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:59:20.70 ID:2kHSDN2J0
元カノに感想を聞くと「あっちはイマイチだったけど優しい人で
はあった」と冷静に解説していた。
その後もオレたちは何組かのカップルに誘われたが、丁寧にお断
りし、一時間後には店から退散した。
マスターに「まあ気長に頑張りなよ」と帰り際に慰められた。
「勃たなかったね」と帰り道に彼女にも言われた。しょんぼりし
て「うん」と答えた。「もう行くのやめる?」とも聞かれたが
「うーん」と曖昧な返事をして家路を急いだ。
139 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:59:35.74 ID:2kHSDN2J0
帰ってからのセクロスでは見事にギンギンのちnぽが、元カノに
挿入された。元カノがやられたことや、元カノの前で他の女性と
絡んだことよりも勃たなかった事がショックだった。
しかし帰ってきて初めてあの酒池肉林な世界観に興奮していた。
全く役立たずな話だ。男なんてこんなもんだ。元カノは慰めるよ
うにオレに母性的に抱いてくれた。他の女性との絡みをもっと観
たかったと嘆いてもいた。「またいこっか。ダメかも知れないけ
ど」と元カノに言った。「いいよ。大丈夫だよ。1君ならできるよ」
とまた慰められた。
140 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 04:00:01.19 ID:2kHSDN2J0
その後、一年以上に渡ってオレたちはそのC喫茶に通った。
毎週末、多ければ5組程度と絡み、朝方帰宅した。
オレは勃起するようになり、それなりに余裕も出てきた。てか常
連と化した。彼女を他の男に預け、喘ぎ声とパンパンというちn
ぽを挿入する音だけを聞いて、自分は酒を飲んで眺めて楽しんだ
りもしていた。
>>次のページへ続く
これは良スレ
110 :なまえを挿れて。:2012/01/06(金) 01:35:25.32 ID:ROrHy7oLO
過激な恋愛板にふさわしいスレだな
紫煙
111 : 忍法帖【Lv=34,xxxPT】 :2012/01/06(金) 02:06:51.03 ID:GdFeb6eR0
だんだん創作くさくなってきた
112 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:11:31.25 ID:0pjASFCY0
いろいろ思い出して眠れなかったので続き書きました。
創作と思っていただいても全然OKです。
暇つぶしにお読みください。
113 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:11:51.89 ID:0pjASFCY0
その晩、オレたちはセクロスせずに眠った。
次の日も元カノは浮気の件について一切触れなかった。
オレは「やりすぎたか?」と内心パニクっていた。強い後悔にも
襲われていた。やり過ぎなのは間違いない。しかしこれくらいの
事をして初めて元カノは本気で興奮すると確信してもいた。
そんなふうに戸惑うオレを尻目に、週末には突然元カノに激しく
求められた。浮気の詳細を事細かに伝えさせられ、二日間ほぼセ
クロスばかりしていた。オレはどういえばいいか今も分からない
がとにかく戸惑っていた。
114 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:12:04.41 ID:0pjASFCY0
セクロスの後、浮気の主旨をちゃんと話そうと思っても元カノは
聞きたがらなかった。要するにセクロスの間しかその話をしなかっ
た。オレはやはりやりすぎたんだと思った。深く後悔していた。
そんな毎日がしばらく続いた。
115 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:12:16.89 ID:0pjASFCY0
ある日、オレは田中さんの画像を全て捨てた。
すると元カノは驚いたように何故消したのか問いただしてきた。
オレは素直に「失敗した。やりすぎた。そんなつもりじゃなかっ
た」と話した。
元カノは聞いてくれたが、心がそこにない感じだった。オレは思
い切って言った。
「オレはお前じゃないとダメなんだ。もう浮気はしないから許し
てくれ」と。その言葉を聞いた彼女は、話しにくそうに少しずつ
オレに向かって話し始めた。
116 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:12:33.84 ID:0pjASFCY0
「あなたは田中さんをまた抱きたいでしょ?」
「自分の色に染めて興奮したいでしょう?私の時みたいに」
「田中さんじゃなくてもいいのよね。誰でもいいんだと思う」
「それがあなたが一番興奮することで、私や田中さんじゃないと
ダメなわけじゃないでしょう?」
オレは反論したが、半分は正解だなと思った。
「あなたは愛してる人をいくら傷つけてでも、自分の求める興奮
を選び続けると思う」
オレは何も言えなかった。
117 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:12:46.70 ID:0pjASFCY0
そう言いながらも元カノは「抱いて」と言ってきた。
おまnこに手を持って行かれる。ものすごく濡れていた。
「あなたは私を沢山傷つけるけど、それでしか私は興奮しないの」
「でもずっとは耐えられない。きっと私はあなたと近いうちに別
れると思う」
「でも今はいや。沢山いやらしい事を私でして。沢山傷つけて。
誰にでも抱かれるから。どんな言う事でも聞くから」
彼女はオレの手をおまnこにあて、腰をぐりぐりと指先に押し付
ける。その腰の動きを見ただけでオレは勃起している。
118 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:16:39.17 ID:0pjASFCY0
それらの言葉はいわゆる「プレイ」的なものとは違ったと思う。
だからオレは悲しくもなり、震えるほど興奮もした。
オレはとっくの昔に間違ってしまった。
そして今大切なものを失おうとしている。
なにより、大切なものを傷つけ続けてきた代償なんだ。
にも関わらず、彼女の声・言葉・表情・動きの全てに興奮を覚え
ている。
もう元カノに心も体も預けていた。それしかできなかった。
彼女はいやらしい表情でオレをみていた。
119 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:17:02.50 ID:0pjASFCY0
元カノはしゃがみ、オレのちnぽを愛おしそうにフェラチオする。
オレは我慢できず、彼女に抱きつく。
「今日は私ね」と言って、オレの上に跨る。
優しくやらしい言葉攻め。
声をあげてしまうほど気持ちいい乳首責め。
「元カノ様。捨てないで。愛してます。捨てないで!一緒にずっ
といて!」と叫ぶ情けないオレ。
「ふふ。いっぱい気持よくしてくれる?」と楽しそうに微笑む元
カノ。
オレは悲しみの中で、セクロスの間だけは彼女が本当にオレを愛
してくれていることを感じていた。そして元カノの体と、ツボを
突かれたプレイと、愛情に溺れながら、あっという間に射精した。
120 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:17:14.59 ID:0pjASFCY0
そんなふうに数ヶ月を過ごした。
日常では常に心をもやもやとさせて、セクロスで爆発させる。
浮気はその後一切しなかった。元カノはオレの浮気をものすごく
求めてきたが、もうそれは出来なくなっていた。オレは元カノを
失うのが本当に恐怖だった。耐えられなかった。彼女のこれまで
の傷を癒すことは出来ない。オレにその資格はない。
浮気をしなくなってからも彼女は、オレのケータイもPCもチェッ
クしていた。オレを信じないのが当たり前なのだ。オレの言葉に
は全く意味も説得力もない。こんなことになぜ今まで気付かなかっ
たのだろう。
オレは後悔しながら彼女を抱いた。元カノが拒むことはなかった
し、毎回素晴らしいセクロスだった。だが、オレはとにかく怖かっ
た。彼女を失うのが。いくら抱いても、その気持ちが無くなるこ
とはなかった。
121 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:17:27.62 ID:0pjASFCY0
そんなある日、元カノがオレにあるHPを見せてきた。
「ここに二人で行かない?」
それはカップル喫茶だった。新宿にあるoという老舗だ。ハードな
店で有名だった。
オレは元カノを他の男に抱かせることに興奮していたが、元カノ
の前で他の女を抱くのは抵抗があった。だが元カノが求める浮気
が出来ない精神状態になってしまい、それは元カノを満足させら
れない事をも意味する。浮気が元カノを失う事になる一番の理由
にも関わらず、浮気しなければ元カノを満足させられない。そん
な状況だった。
122 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/06(金) 04:17:52.24 ID:0pjASFCY0
そういう意味ではこの店はうってつけだった。目の前でするのは
今までの浮気とも感覚が違うはずだ。そして視覚的にも彼女を興
奮させられる。なにより今のオレたちはセクロスで繋がっている。
そんなふうにも考えていた。そうしたのは自分なのに。オレは元
カノに求められるまま、歌舞伎町裏のカップル喫茶Oに、二人で行
くことにした。
123 :なまえを挿れて。:2012/01/06(金) 06:55:38.37 ID:kKZ8KEBtO
支援age
これが創作に見える人は、性欲がどんな泥沼をひきおこすか知らない人
細部のリアリティが悲しい
126 :なまえを挿れて。:2012/01/06(金) 11:15:15.65 ID:2VmTn/XF0
現在もナンネット通いの俺は、身につまされる。
128 :なまえを挿れて。:2012/01/06(金) 20:59:54.89 ID:UK2CNGHZi
しえんage
129 :なまえを挿れて。:2012/01/06(金) 22:27:07.55 ID:SpaXDKlm0
支援
131 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:56:32.20 ID:2kHSDN2J0
1です。
今回はカップル喫茶編?です。
本当は書かなくてもいい蛇足部分とも思ったんですが、
二人にとっては大事な場所でもあったので書きました。
カップル喫茶ネタは尽きないのですが今回だけにしますのでお許
しください。それでは続けます。
132 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:57:11.53 ID:2kHSDN2J0
それまで単独男性を中心としたプレイしかしてこなかったオレた
ちにとって、カップル喫茶は未知の場所だった。
単独さんとのプレイは、結局オレが主導権を握ることになる。
あれこれと指示をだし、自分と元カノの興奮を引き出すように動
いてもらう。失礼な言い方だが「生きている道具」のような存在
だ。
しかしカップル喫茶は違う。カップル同士はつねに対等だ。
オレは元カノとの今の関係を超気にしながらも、新しい刺激にド
キドキしていた。元カノもそうだった。
133 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:57:37.62 ID:2kHSDN2J0
中に入れてもらうとマスターと奥さん、飼い犬が迎えてくれた。
エントランス部分である程度の説明を受け、荷物を預ける。
ドアの向こうからは80年代の音楽が漏れている。
マスターの後を付いていき、ドアが開かれた。
そこには二組のカップル。
いわゆるバーのような場所で、男性は下着のみ、女性はコスチュー
ムを身に付け、オレたちをみていた。
オレたちは緊張しながらも彼らをみる。小さく会釈する。
「自分たちに近い趣味の人たちか」と心の中で思ったのを覚えて
いる。
134 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:58:03.71 ID:2kHSDN2J0
プレイルームやシャワー室、ロッカーの説明を受け、彼らが座っ
ている場所に一緒に座った。
40歳くらいの男性がオレに「はじめてですか?」と聞いてくる。
オレは「ええ。はじめてです」と答えた。
元カノは興味津々に部屋の中を見渡している。
オレより余裕がある様子。
スタッフに「シャワー浴びますか?」と促され二人でシャワーへ。
シャワーから戻ると二組ともプレイルームのほうに移動している
ようでカウンターには誰もいない。
オレたちはホッとしながらお茶を飲んでいた。
するとプレイルームから聴こえてくる喘ぎ声。
興味本位で覗くと、二組のカップルがお互いのパートナーを交換
しセクロスしていた。
135 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:58:23.26 ID:2kHSDN2J0
交換セクロスが終わると、その二組が戻ってきて、普通にオレた
ちに話しかけてくる。オレたちは状況を受け入れながらも戸惑い、
とにかく雰囲気に慣れようとしていた。
しかし そのすぐ後からラッシュのように新しいカップルが店にやっ
て来る。ほんの30分で8組程度になった。ドアが開く度に、オレの
元カノを一瞬だが舐めるような目で見る男たち。この中の誰かと
やるのか。何だか俺も元カノも不思議な気分だった。
しばらくすると、最初に声をかけてくれたカップル(男性40歳く
らい、女性20代後半)がプレイルームに誘ってくれた。オレは元
カノに確認をとり、小さなOKの空気が流れたので思い切って元カ
ノの手を取り、立ち上がってプレイ部屋に向かった。
136 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:58:38.22 ID:2kHSDN2J0
結果から書くとオレは勃たなかった。とてもキレイな20代後半の
女性だったが、ダメだった。キスをし、前戯をし、フェラチオを
させた。元カノにどう見られているかはあまり気にならなかった。
というか、気にする余裕がオレになかった。
見知らぬ女性とプレイを始めた直後にも、沢山のカップルが自分
の近くでプレイを始めていた。他の女性のあえぎ声、汗の匂い、
おまnこの愛液の匂い、勃起した他人のちnぽがおまnこへ入る
音。それらがどの方向にもあった。元カノは40代男性に導かれる
まま、動じることもなくプレイをし、控えめながら声もだしてい
た。
だがオレは全然ダメだった。フェラで勃たせてもらっても、あっ
という間に中折れした。
137 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:58:59.60 ID:2kHSDN2J0
だいぶ足掻いたが諦め、女性に謝ると「初めてだからしようがな
い。男性にはよくあること」と笑顔で返された。
オレはその女性と壁にもたれて、自分の彼女が中年男にやられる
のを眺めていた。他のカップルのセクロスも眺めていた。興奮は
しなかった。不思議な場所に迷い込んだ気分だった。
元カノは40代の男性をおまnこできっちり逝かせた。終わると二
人がオレの所にきて「元カノさん、素晴らしい体だよ。いいねー。
またお願いね」と男が言った。女性も元カノの体を触りながら
「ホントキレイな体ねー」と笑顔で褒めていた。オレはなんだか
全員に申し訳ない気分になって「役立たずですみません」と謝っ
た。
138 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:59:20.70 ID:2kHSDN2J0
元カノに感想を聞くと「あっちはイマイチだったけど優しい人で
はあった」と冷静に解説していた。
その後もオレたちは何組かのカップルに誘われたが、丁寧にお断
りし、一時間後には店から退散した。
マスターに「まあ気長に頑張りなよ」と帰り際に慰められた。
「勃たなかったね」と帰り道に彼女にも言われた。しょんぼりし
て「うん」と答えた。「もう行くのやめる?」とも聞かれたが
「うーん」と曖昧な返事をして家路を急いだ。
139 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 03:59:35.74 ID:2kHSDN2J0
帰ってからのセクロスでは見事にギンギンのちnぽが、元カノに
挿入された。元カノがやられたことや、元カノの前で他の女性と
絡んだことよりも勃たなかった事がショックだった。
しかし帰ってきて初めてあの酒池肉林な世界観に興奮していた。
全く役立たずな話だ。男なんてこんなもんだ。元カノは慰めるよ
うにオレに母性的に抱いてくれた。他の女性との絡みをもっと観
たかったと嘆いてもいた。「またいこっか。ダメかも知れないけ
ど」と元カノに言った。「いいよ。大丈夫だよ。1君ならできるよ」
とまた慰められた。
140 : ◆aIaziT4xCw :2012/01/08(日) 04:00:01.19 ID:2kHSDN2J0
その後、一年以上に渡ってオレたちはそのC喫茶に通った。
毎週末、多ければ5組程度と絡み、朝方帰宅した。
オレは勃起するようになり、それなりに余裕も出てきた。てか常
連と化した。彼女を他の男に預け、喘ぎ声とパンパンというちn
ぽを挿入する音だけを聞いて、自分は酒を飲んで眺めて楽しんだ
りもしていた。
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