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絶対に読んではいけない本を小学生の頃に読んでしまった話

 



http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1371537628/


63 :本当にあった怖い名無し:2013/06/27(木) 23:08:21.46 ID:wOLSy2A2T
この前、他のスレで2ちゃんオカルト板の過去スレ読みまくってたんだが、検索してる所に自殺マニュアルって懐かしい本の話が出てきた。

最近出来たスレで懐かしいなーとか思って読んでたんだけど そこでフト、そう言えば昔俺の友達の兄貴が聞いた事も無い通販サイトで自殺マニュアルを注文した事を思い出した。

聞いた事も無い通販サイトだったから、凄く胡散臭かったけど500円って格安の値段に惹かれて頼んだらしい

で、一週間後にちゃんと届いて一安心だったんだけど届いたのは自殺マニュアルじゃなくて完全犯罪マニュアルって題名だった。

しかも、B5のコピーでホッチキスで纏められた何ともしょぼい作り

最初見た時は全員笑ったね、兄貴もちょっと恥ずかしそうだった。



64 :本当にあった怖い名無し:2013/06/27(木) 23:13:26.67 ID:wOLSy2A2T
500円という値段からして自殺マニュアルをコピーしたいわゆるB版は許せるとしても自殺マニュアルと完全犯罪マニュアル、題名からして間違えてる不手際さ、何とも言えない空気だった。

場の空気を読んだ兄貴はひとしきり笑った後に表紙をめくった。

するとひきつった笑顔から一変して怪訝そうな顔をしたんだ。

その顔を見た俺たちはコピーでも自殺マニュアル、やっぱり凄い事が載ってるのかと思って顔を寄せて本を覗き込んだ。

するとそこには解錠の仕方が載っていたんだ。

南京錠から自転車の鍵、果てはシリンダーの構造から全て図解と白黒の写真(コピーだから)でどう針金を入れれば開けられるか克明に書かれていた。

俺たちは頭に一瞬疑問符を浮かべてアホヅラを見合わせたんだけど。

全員が理解した途端口の端をあげて針金を探したね。

まずは南京錠、余裕でした。

自転車、更に楽勝、最後は家の鍵

克明に書かれたそれの通り針金を曲げて、針金が通らない時は少し硬めの金具を本の通り曲げて、誰が一番か競い合うように開けていったんだ。



65 :本当にあった怖い名無し:2013/06/27(木) 23:15:32.68 ID:wOLSy2A2T
ひとしきり家の中で開けれるもの全て開ける頃には自殺マニュアルスゲーとか言って、さっきまで複雑な顔をしてた兄貴が大威張りの態度に豹変してたから、笑った。

さすがに開けるのも飽きてきたんで兄貴に次の項目を見ようって頼んだら勿体ぶるもんだから、また笑った。

次の項目は何だろう、ドキドキしながら次の項目を読むと自動販売機とかゲームセンターのゲーム機の壊し方、その他とりあえずコインを投入する系全般が載ってたけど、俺たちはガキだから目がいったのはゲーム機の壊し方だった。

多分これは結構有名だし、試す人がもしかしたら出るかもしれないから書かないけど(犯罪助長)ある道具で簡単にゲームのクレジットが無限になる方法。

それを一通り目を通した後、俺たちは近所の駄菓子屋に置いてあるゲーム台にダッシュで向かったんだ。

そこの駄菓子屋は店舗の外にゲーム機を数台置いてる店なんで、中のおばちゃんに気づかれる心配も無いし、割と毎日行ってたんで俺たちが団子になってゲーム台を囲っても不審に思われる事は無いから安心して行動に移った。

1回目、画面真っ暗。2回目変な数字出る。

3回目、祈る思いで力を入れた。

すると、画面に1P、2P選択画面が出た!

クレジットを全員で覗き込むとグチャグチャの数字。

大成功!それを見て静かな雄叫びをあげると俺たちはソッと裏のコンセントを引き抜いて元の状態に戻すと笑いながらダッシュで家まで帰った。




66 :にあったい名無し:2013/06/27(木) 23:19:49.00 ID:wOLSy2A2T
んなこんなで楽んだ俺達だったんけど今日は遅い(子な時間)解散しようっになったんだ。

満はたけど、れるは嫌だし渋々解散した。


日学では、昨日のメンバー(俺とAと本を買った貴の弟)と日はあのマニアルワクワクし隅でコソコソ話


るとュアルを買っ兄貴の弟が「兄貴がもうあは捨言って

は素っ頓な声をあげて、問い詰た。

あんない本てたをつ、さは兄貴がるのでるんセコイ貴だ

色々馬雑言ったが、らないけど兄貴う言ってたの張りた。

弟自体してた本人を問い詰めるしかな、そう思俺達学校がのをたすら待っ


わり湿の会でした後てカバンを捨てると弟の家に急いでた。

丁度Aと合流出来たので、その勢いのままピンポを押すと弟が困った出てきた。

話を聞くとどうや高校から帰っていらしい

俺達は案内されていったん弟の部にあらせてもらった。

して部屋の中の悪口を宿い合ってたんだけどAがあるに気付い口を開いた。

のうち兄貴の部屋湿入っらいじゃね?

若干嫌をし、三人を見合わると何か意しち上

Aと俺もそれに合わせて立上がると弟の後にいての部屋に向かっ



67 :本当にあった怖い名無し:2013/06/27(木) 23:40:51.61 ID:wOLSy2A2T
一番奥に位置する兄貴の部屋に着いた俺たちは、早速中に入ろうとしたが、弟がドアを開ける事は出来なかった。

鍵が掛かっている。

普段鍵なんてした事は無いのにと弟が小声で俺達に伝えた。

Aが弟の顔を見て任せとけと言うと財布の中から昨日作った針金を出した。

弟と俺はAの物持ちの良さに感心しながら、作業が終わるのを見守った。


ガチッと音がして扉が奥に開かれていくのを見て俺達は笑うと中に入って行った。

絶対に本はある、そう確信してゴミ箱、机、ベッドの下とあらゆる所を探したが全く見つからなかった。


時間ばかりが過ぎていき、もしかしたら鍵をかけたのはフェイクで学校に持って行ったんじゃないかと思い出した。

Aと弟がもう無いんじゃないのと疲れた顔で床に座りこんだ時、弟があっと声を出した。

俺達は弟の方に顔を向けると、弟は開かれた引き出しの下に目線をやっていた。

もしかしたらと思い、俺もしゃがんで目線を引き出しの下に合わせるとビニールの端が見えた。

更に近づいて手で探ると、ビニールの中に本の存在を確認できた。

ゆっくり底から抜くと、B5のコピー用紙の表紙にはしっかりと完全犯罪マニュアルと書かれていた。

俺達は小さくガッツポーズをとると、そこに座り皆で新しい項目を読んだ。


次の項目はカエルの解剖だった。



68 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 00:05:18.09 ID:5bIaa9ZrT
ポカーンとした、カエルの解剖?カエルどころかザリガニでさえ解剖?してきた俺達は今までの流れが嘘の様に呆気に取られた。

下らねーと言い出したAの声を切っ掛けにその項目はペラペラと流し読みした。

途中わざわざ白黒写真でいつもの通り細かく説明してくれてるのを鼻で笑いつつ次の項目に進んだ。


次の項目は車両関係だった。

流石に年齢的に全く必要性はかんじられなかったけど、カッコつけたい年頃の俺達は とりあえず鍵の外し方から直結の仕方を他人が聞いたら疑いの目で見られてもおかしくない様な知ったかを交えて話し合った。



73 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 20:27:26.20 ID:5bIaa9ZrT
今思い返せば車両関係は物凄く危険な項目だった。

防犯がしっかりしてない時代だったので、その気になれば大半の車を盗難出来たと思う。

バイクに至っては鍵の意味はなく鍵が挿さった状態で放置してるのと同じ位の感覚で乗っていけたと思う。

写真も白黒だったけど、実物を前にしたら多分すぐ分かる程度の画は保っていた。

やり易い順番に車種も載っていたので狙いをつけて効率よくやる事も出来たかも知れない。

映画60セカンズのリアル版も出来たかも知れないけど、当時の俺達は原付も乗れない子供だったので勿論それは無理だったんだけどね。



しかし、一度だけこの鍵開けを使った事がある。

友達が原付のキーを落とした時に予備のキーを家に取りにいくには時間がかかり過ぎるので、仕方なくやった。

本を持ってる人がいたらどれ位の時間でエンジンをかけれたか分かると思うけど、あっという間だった。

ついでにメットインも開けてヘルメットを取り出してあげた。


※重要な話しなんだけど、他人のバイクはもとより、自分のバイクとかで試さないでね、修理代が高くつくから



74 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 20:30:22.04 ID:5bIaa9ZrT
特に弟が性格は大人しかったけど兄貴の受け売りをページをめくるごとに披露して自慢気に語っていた。

相槌を打ちつつ当時の俺には分からないパーツ名を弟がドヤ顔で語るのは少し悔しかった。

しかし、項目自体はさほど興味をそそる事が無かったのでページをめくるスピードは早かった。

Aも写真には興味を持っていたが文字は読んでないような雰囲気だったので、俺は一気にページをめくった。



次の項目は、、、エアーガンの改造だった。

これは結構盛り上がった、弟の兄貴もそうだが兄貴の友達も結構持っていてたまに遊ばしてくれた。

その時Aが何かに気づいた様に得意気に皆に話した。

「もしかして、兄貴はこのページ見せたくなかったんじゃない?」

一瞬何を言ってるのかわからなかったが、確かにそうかも知れないと俺も思った。

エアーガンの優劣を分けるのはやはり飛距離と威力、兄貴のエアーガンは色々弄ってはいるみたいだけど少し威力が物足りなかったので、いつも痛い目にあっていた事を思い出した。

「次に遊ぶ時に改造した事を黙ってて驚かそうとしたのかな?」

俺が思ってる事を弟も気づいたらしく笑顔で答えた。

Aは多分そうだろうと言うと、全員納得した。

しかし、改造出来るエアーガンは限定されていて、兄貴の持っていたエアーガンでは出来そうに無い内容が載っていたのだが、誰もその事は言わなかった。

それ以前に、こんな改造出来るものなのかと更に疑問に思ったが口に出すのはやめておいた。




75 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 20:33:32.30 ID:5bIaa9ZrT
エアーガンの話に盛り上がりつつページをめくると、そこで俺達は少しギョッとした。

意味が全く分からなかった、なんで次の項目が猫なんだろうと。



ページ半分が改造の話し、その半分のページがエアーガンでの捕獲方法や罠の作り方、縛り方等についてだった。

弟はかなり嫌な顔をしていた。

Aは童心を発揮して、狩りみたいで楽しそうだと言った。

俺も今程道徳や倫理、そこら辺の感覚は薄かったのでAに同意していたが、次のページを開いた瞬間

俺は咄嗟に本を押さえていた手を引いた。

弟は驚いて声をもらした。

Aはうぇー、と半分冗談の様に気持ち悪いような仕草をした。

三人の視線は白黒写真の一点に注がれていたと思う。

最初に目に飛び込んできたパーツの欠けた写真は全員の目を奪うのに充分過ぎる程非道徳だった。

Aはオモチャじゃないのと茶化すように言った、弟は可哀想と言いながら視線を泳がせた。

時代的に今程動物に対する情は低かったとしても、人の手によってワザとここまでするかという行為が俺に得体の知れない恐怖を感じさせた。



77 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 21:49:48.61 ID:5bIaa9ZrT
俺はページをめくる事に躊躇した。

Aが言うオモチャがこの後どのようになっていくかすぐに見当がついたからだ。

前のページで見たカエルの様になっていくのは容易に想像がついた。

Aの方を見ると文章を目で追っていた、俺もならって読んだが内容も惨過ぎて頭に入ってくる事を拒むようだった。

ここは一気にページを飛ばしていくのが良いと思った俺は数ページつまみあげて開けた。


最悪だった。

Aでさえも軽口が出なかった。

シーンとした部屋はこのまま続くのかと思ったが、弟の後ろの扉が開いて怒声が響いた。

兄貴が帰ってきた。

普段マジメそうな顔が引きつり聞いた事もない様な声で怒鳴られた。

「お前ら、みたのか!」

弟は泣きそうだったのでAが代わりに頷くと

「どこまで見た!?」

まくしたてるように更に聞いてきた。

俺は開いてるページを指差すと、兄貴はバッと取り上げて本を閉じた。

兄貴は興奮を抑えて俺達に帰れと一言だけ言うと弟を連れて部屋を出た。



78 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 22:12:00.97 ID:5bIaa9ZrT
兄貴に怒られて意気消沈して弟の家を出たAと俺は、行く当てもなくガードレールに腰掛けて話しをした。

Aは回復が早いのかポツポツと本の話をして俺が相槌を打つ、そんな感じで数分経った時にAがまた思いついた。

「本屋に行って探そうぜ」

そうだった、コピーに惑わされていたが、基本的には売ってる本なのだから、本屋に行けば売ってる事は間違い無かった。

俺も動揺はしていたが、どちらかと言うと普段温厚な兄貴が声を荒げて怒った事に対してなので、本に対しては既に回復してる感じだった。

幽霊の写真が載っている本でも時間が経てば、くだらないと言い合えるAと俺が写真位で長々怯える事は無かった。

早速ガードレールから降りて近所の1番大きな店に向かった。



79 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 22:26:01.07 ID:5bIaa9ZrT
本屋は今で言う大手古本チェーン店並みの規模を誇る新刊しか置いてない店だった。

この店に置いて無い筈が無い。

早速俺達は配置してそうなコーナーへ向かうと、何とも簡単に見つけた。

流行りの自殺マニュアルを筆頭に、それに類似する本が10種類位あった。

俺達は他の本に目もくれず目的の自殺マニュアルを手に取ると適当なページを開いた。

が、それはまさに本当の自殺マニュアルだった。

俺達はここにきて始めて自殺マニュアルの題名間違いと思っていた完全犯罪マニュアルが別の物と気づいた。

その本はそれはそれで何と無く子供心をくすぐる内容だったが、時間が無かったのでAに自殺マニュアルは今度見ようと伝えると今度は別々に類似品を漁った。

結果は、無かった。

どういう事かさっぱり分からなかった。

Aにどうすると聞くと時間がヤバイから明日にしようと意見が一致したので、その日はモヤモヤしながら家に帰った。




>>次のページへ続く


 

 

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