2chの男女恋愛に関わる 復讐寝取られ旅スレVIP系 に特化した話題を掲載していきます。
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中国人に恋した話
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59 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 05:05:58.06 ID:Cx/ZWRb/0
>>57
全力で阻止!…したい




58 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 05:04:23.28 ID:Cx/ZWRb/0
それはさておき、将来の事を考える暇もなく、多忙になりはじめた
俺は研究室(M1の冬)で忙しかったし、就活も始まるころだった

小麗も卒論をまとめるのに苦労していた(この時4年生ね)

日本語研究を行っていて、3年生から配属になる厳しい研究室に
入っており修論と大差ないような分量の研究をしていた

あと、日本に残ることを俺に会うまでは考えていなかったが、
嬉しいことに俺と日本に残る決心をしてくれて、就職活動も行っ
ていた。ちなみに小麗曰く

「日本は大好きな寿司と兄ちゃんがいるからここにいたい」
俺は寿司と同列なのか。


まぁそれでも嬉しいので、卒論の校正だったり就活のESの手伝い
をしたりして、全力で小麗をサポートしていた

小麗
「兄ちゃん大好き!本当に頼りにしてばっかりだね。ありがとう」

そんなん言われたらサポートせざるを得ない。





62 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 05:13:29.65 ID:Cx/ZWRb/0
そんな感じの忙しい日々を過ごしていたが、重要な出来事があった

2011年の1月、休みを使って来たんだ、両親が。
中国から。

俺は慌てに慌てた。いつかは話す相手だとは思ってたが、付き合っ
て4か月でエンカウントするとは

中国語も碌に喋れない俺が、英語も日本語も喋れない中国人と話
すことになるなんて
(数か月前までは)夢にも思ってなかった…
しかも、結婚を前提に付き合ってると話す必要があるとは…

正直、面接なんかより遥かに緊張した。
だって面接なら相手と話通じるし…

小麗は一人娘ですごく愛されていて、
いつも好きなようにしてくれたから
今回もなんとかなると思う、と言っていた

小麗
「がんばって!通訳する時に良い言葉にかえてあげるから!」

妙に頼りがいがあった。いつもは能天気なのに
ただ、やっぱり小麗は能天気だった。
そう簡単にはいかなかったんだ





66 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 05:27:58.53 ID:Cx/ZWRb/0
小麗のご両親は娘に似て(?)お父さんは精悍で、
お母さんは太ってたが美しかった
昔の面影があった
それでいて、柔らかい人柄で常識人な印象を受けた

実は、小麗の出身は慰安婦問題の煽りを受けていた場所で、かな
り反日な教育を受けている場所なんだ

それだから、俺は殴られたりするんじゃないかとばかり思ってい


だから大人な対応をしてくれただけで俺は結構驚いた
ただ、結婚をする、となると話は別のようだった



「小麗さんはとても真っ直ぐな子で、表情も豊かで、本当に良い
子です。将来、彼女と日本で暮らしていきたい」

小麗父
「小麗は卒業したら中国に戻って暮らさせるよ」

力強い口調でそう言われた。だが、そう言われる可能性は考え、
覚悟を決めていた


「中国語を勉強して、将来は中国に住んでお父さんたちと共に暮
らしたい。2年間、彼女を日本に預けて下さい」

小麗父
「…その覚悟はすごいが、信じられない」

似たような押し問答を続けたが、決着はつかなかった。

小麗母
「もう、遅いから帰りなさい」


「…はい。おやすみなさい。日本旅行楽しんでくださいね」

追い出されるように出ていく事になった。





68 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 05:34:32.58 ID:Cx/ZWRb/0
とりあえずご両親は1週間ほど小麗と日本を周って、帰っていった

小麗はあまり詳しくないので、各観光名所を俺が入念に調べて、
ちょっと恩を売っておいた…

この時はまだ、話せばなんとかなる相手だと思っていた

彼らの行動が強硬派になったのは、やっぱりあの時を境にしてか
らだと思う

2011年、3月11日。日本人だけじゃなく、世界中の人が忘れられな
い日です





69 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 05:39:21.03 ID:+5zUikn90
おい・・・俺と同じじゃねーか・・・311で外国人女との運命
変わったの・・・



71 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 05:40:52.93 ID:Cx/ZWRb/0
>>69
マジすか…多分色んなところで起こってる話なんだろうね




70 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 05:40:17.80 ID:Cx/ZWRb/0
その日 俺は小麗と病院に行った帰りだった。
小麗は胃が弱いのでその薬を一緒に買うためだ
研究室をお互いに抜け出して、病院の帰りに
小麗の大好きなポンデリングを買って車を走らせていた

小麗
「なんでこんなにおいしいんだろうね!これは日本人の発明だよ!
日本人すげー!」

胃が痛いんじゃなかったのか?あと、
付き合ってから言葉使いが大分悪くなった
俺のがうつったらしい

「うるせー」とか「いてー」とか、そんな感じ

ちなみに、「怖い」を崩したのが「こわえ」だと思って使ってい
るが、可愛いので直してない




80 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 05:48:20.23 ID:Cx/ZWRb/0
周りの車が急停車し、路肩に寄り出した。
人も外から出てきた

はじめは気付かなかったが、信号機の異常な揺れ具合を見て俺も
路肩に車を停め、小麗の上に被さった

小麗
「すげー揺れ!すごいよ!」

最初はそんな感じで興奮してた小麗だが、尋常じゃない揺れに静
かになった

揺れが収まったあと、とりあえず車を大学に走らせながらラジオ
を付け、震度を確認した

震度は わからんが相当大きな揺れだった。
(ちなみに震度は6強の地域でした)
研究室はぐちゃぐちゃだったが、
幸いけが人は出なかった

しばらくは避難をしていたが、大きな揺れはなかったので解散と
なった

俺も、小麗と合流し、他の中国人の友人を避難所に送り、小麗と
俺の家に戻ることになった





81 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 05:58:54.46 ID:Cx/ZWRb/0
家はあまり被害がなく、断水していたが幸い電気は通っていた
夜、テレビで見た光景は作り話のようだった。津波で人が沢山死
んだみたいだ

小麗
「今日はありがとう、守ってくれて。
怖かったよ、一人じゃ絶対泣いてた」


「ちょっと楽しんでたじゃないか」

小麗
「最初はね。でもあんなすごいとは思わなかったから」

この日を境に、よりお互いを好きになった気がする。
吊り橋効果ってやつだろうだが、一緒にいられる時間はそう長く
はなかった




83 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 06:08:41.89 ID:Cx/ZWRb/0
原発問題で、外国人が日本から脱出していった

このあたりの中国人も同じで、どんどん小麗の知り合いが日本を
離れていった

小麗は、父親から何度も帰ってくるように促されたが、頑なに日
本にいることを通していた

小麗
「私は兄ちゃんと一緒がいいから、ずっと日本にいるよ」

嬉しかったが、小麗のご両親の気持ちを考えると、申し訳ない気
持ちにもなった

愛を確かめ合っても、不安で満たされない、そんな日々が続いた





84 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 06:14:09.08 ID:Cx/ZWRb/0
3月下旬、小麗は明らかに疲れた顔をしていた


「…どうした?」

小麗
「お母さんが、泣いて帰ってきてくれって…」


「…そうか。一度帰った方がいい」

小麗
「!…ごめんね、兄ちゃん。一緒にいるって言ったのに」


「いいよ、ずっと今まで残ってくれただろ?」

小麗
「…うん、ありがとう」

飛行機をFixするのは大変だったが、月末に小麗は中国に帰った





85 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 06:14:55.27 ID:OZaf7ADC0
分からない
何故一緒にいかなかったのか



86 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 06:19:33.49 ID:Cx/ZWRb/0
>>85
3月末からは就職活動まっただ中で、それを全て捨てて行ける
ほどの勇気は俺にはなかった

それに、小麗も望んでいなかったと思う。多分ね




87 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 06:20:22.88 ID:Cx/ZWRb/0
それからは、スカイプで夜に連絡を取る日々が続いた


「そっちはどう?」

小麗
「こっちは寒い!-20℃とかだ!…それより大丈夫?水はある?
水道水は危ないから飲んじゃだめだよ」


「分かってるよ、ちゃんとしてるから」

小麗
「そっか、それならいいよ」


「大好きだよ、小麗」

小麗
「私も大好き。兄ちゃん、会いたいよ」

離れてから愛の確認をすることが多くなった。
お互いに不安だったんだと思う

関係ないが、
「愛してる」とは言わない約束だった
これも俺の謎信念のせいだ

「愛」とは特別な言葉で、結婚する相手にしか使うべきではないと
考えていた





88 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 06:22:42.04 ID:pd9FYHxu0
ん?彼女中国東北部の出身か?



90 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 06:31:41.81 ID:Cx/ZWRb/0
>>88
そうだよ、黒竜江省




89 :名も無き被検体774号+:2012/03/04(日) 06:30:19.79 ID:Cx/ZWRb/0
離れた生活は2ヶ月ほどで、その間に俺の就職も無事決まった
研究を続けたい気持ちがあったので博士課程に進む道も考えたが、
小麗との将来を考え就職活動を続けていたんだ


そして、5月末に小麗が日本に戻ってくることになった

小麗
「卒業証書は直接貰わないとダメだって嘘ついてきた!ww」
ということらしい。


戻ってからは、小麗の就職活動を開始した。
日本に残る口実をつくるためだ
既卒でも入れる会社は多くないが、
必死で俺が探し、ESを出し続けていた
しかし、中々就職先が決まらない。
時期も悪いし、既卒だしな
外国人だと分が悪いのもある

そんなある日、小麗の父親から連絡があった

「就職先を決めたから、帰ってきなさい」





>>次のページへ続く

 

 

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