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三十路の喪女に彼氏ができたときのお話
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52 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:27:29.34 ID:LZSY7jKs.net
「ん?なに?」

「私、またこの部屋にお邪魔しちゃ駄目かな?」

「駄目だよ」

「えっ、即答かい!」

「うん、ごめんね」

「じゃあ、私と友達になるとかは?」

「…友達」

「うん、友達。その先の下心、全くない」

「友達……は、どうかなあ」

M君は、飲み会の最初のときに見せたみたいな苦笑いをした。


53 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:27:58.09 ID:LZSY7jKs.net
友達増やないにしるかあ」

「え、なにそれ。じゃあ彼女なら?」

「さっき自分心ないって言ったじ

ん、だって本当M君の彼女になりたとかじゃなくてだ単に仲くした思ってよ。M君、M君と私、かなり気が合う

。さすがですね、その押し強さw」


この「すが」は、私業柄さしの言葉です。

しがいっ言いたいこ言っちゃわなと気がんだけど

ど、仕事じ殿ないか 断らても押しかけたしないから夫w」

こううときの立ち直りの早さは、喪歴の長さが物を言ます

さーて、CM曲のイトがわかっただけでもヨよう、なん思いら、なるべく上手にっぱりとち去る準備をしいたら。


54 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:28:24.41 ID:LZSY7jKs.net
「あのさ………俺、友達って、"なりましょう"ってなるもんじゃないと思うんだ」


そんなこと言われなきゃ、こんなこと言う気なかったんだけど。


「うん、まーそうかもしれない。でも、"増やさない"って決めるもんでもないと思うよ?」


よくわからなかったけど、この会話はM君にとって、なにか重要なものらしかった。


「そっか………ごめん。なんか俺、面倒くさいこと言ってるな」

「ううん、私が変なこと言い出したからだよ。こっちこそ、気を遣わせちゃってごめんね!私としては、今日が楽しかったからオッケーさw」

「CD、見つかったらメールする」

「えー、友達じゃないのに?w」

「………うん」


55 :1@(^o^)/2017/01/03(火) 19:28:54.52 ID:LZSY7jKs.net
き、M君が何をど考えてたのか

の後CDが見つかっってルがまた外で食事してれかは なし崩しに、なんとなく呼んだりばれりして 時にはM君の部で、語りして。

まりたちはいつのにか紛れない友達関係にな

としては、最初の望ったわけだら、の文句もなかっんだけど


もだったら、あのM君のきっぱり拒絶は、一体なんだんだろう……?という問と戸惑いが、私中になったわけでは。だど そこに触るのは大人ない気がした。

私は いろなことをく考えない、単純ノン。で調M君はで、繊で思慮深く、ちょっしたとこのある人。だかきっと、私は思いもつかないことを考えていたんん。






56 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:29:17.71 ID:LZSY7jKs.net
正直に言います。


ガサツな私からすると、M君のそんな繊細さ、思慮深さは、時に複雑すぎて面倒で、臆病さを感じさせもした。

前にも書いたとおり、私の好みは、見た目も性格もごつくて男らしい人。

イケメンで、優しくて、控えめで、線の細いM君は、その対極。

失礼ながら、私には彼が ただの気弱な優男にしか見えていなかった。


同じように、M君だって私のことをガハガハよく笑ううるさい女って程度にしか見てなかったと思う。

そんなふうに、私たちは最初、お互いを異性としては全然見てなかったんだ。


それが あることをきっかけに、私の気持ちが大きく動いてしまったのです。


57 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:29:45.59 ID:LZSY7jKs.net
飲み会からは、半年以上たったころだったかな。

M君の車で、ちょっと遠くの美術展に出かけたことがあった。

外で会うときは いつも現地集合、現地解散だったので おー、なんだかデートみたいですぞ!と、ちょっと浮かれた私。

それでバチでもあたったんだろーか。


帰りに寄ったコンビニで、私は自分で出したゴミを捨てようと、鍵を借りて車に戻った。

ゴミの入ったビニール袋を取って振り返ったら、隣の車に袋が当たってしまった。

そしたら その車から、わかりやすいDQNが降りてきた。二人も。


59 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:30:09.89 ID:LZSY7jKs.net
「おい!いまそれぶつけただろ!」

「すっ、すいません!」

「傷がついただろうがああああん?」

「え、え?」

DQNはぶつけたところを見てもいない。

し、しまった〜、からまれた…

おどおどしてるところへ、店内からM君登場。


「どうしたの?」

「え、あんた、こいつのツレ?」

「そうだけど、なに?」



60 :1@\(^o^)/2017/01/03(火) 19:30:50.85 ID:LZSY7jKs.net
DQNは、私が女一人でからみやす思ってたんだろう。

M君ちょとたけど、針は変えなだった。

私がのもなんだけど、優みたいM君です。いける、思ったん


こいつがその袋を俺車にぶけたんだ傷がついたからして


「ぶつけた?」

くるM君。

ん…ちょこっとつけちゃった…」

なにが入ってるの?

はい。お菓子の空き袋と、空のペットボトルです

「こ傷が、一体どんな勢いでぶつければ……」

M君はDQNの車のわきにゃがみこんだ


61 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:31:31.42 ID:LZSY7jKs.net
「どのへんにぶつけた?」

私に尋ねるM君。

「えーと、たぶんこのへん…?」

「どの傷だかわかる?」

DQNに尋ねるM君。

「そんなんわからねーよ。そこらの傷、全部だよ」

「一度ぶつけただけでこんなに傷がつくはずないだろ。どの傷かって聞いてんの」

「わからねーから全部直せっつってんだよ!」

「なんで因縁つけといてンなこともわからねーんだよ!」

………逆ギレとな!?



62 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:32:02.42 ID:LZSY7jKs.net
M君は突然、ガラの悪い人にジョブチェンジしていた。

下から睨むM君、ああン?って感じで詰めよるDQN。

へにゃちょこ優男だと思ってたM君だけど そうやって凄むと、顔キレイなぶん、怖いです。

それにしても、なんか見たことあるなあ、この構図。

………ああ、龍虎図だ。


「ぶつけたって認めといてバックレる気かよ!」

「直さねえとは言ってねえだろ、こっちでつけた傷はどれだって聞いてんだよ!」

な、なに言ってんの、M君!?

やめてー!お願いだから煽らないでー!

争いより愛を、喧嘩売るより通報を!

と思ってたら、DQNは二人でなにか相談しはじめた。





63 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:32:27.97 ID:LZSY7jKs.net
「あー、もうめんどくせーからいいよ。俺ら、ヤクザの知り合いいるから。いまから呼ぶから」

えっ、リアルで初めて聞いたけど…本当に言うんだ、このセリフ!

「わかった。待つから早く呼んで」

えっ、待っちゃうの!?!?

M君は立ち上がると、私の手を引いて車とDQNから少し離れた。

するとDQNは、また二人でごちゃごちゃなにか言ったあとに

「今日はもういいよ、めんどくせー」

とか言いながら、車に乗って行ってしまった。


ぽかーん…。

いないんだ、ヤクザの知り合い…



64 :1@\(^o^)/2017/01/03(火) 19:32:54.94 ID:LZSY7jKs.net
私は車の中った

「ごめんね!迷惑か本当にごめん!

べつに喪子のせいゃないよ。それよ事にならなてよかた」

あの…… M君ひょっとしてこういうのに慣れてる…?

人聞き悪いー。心ビクビクでしたよ

も、けに落ち着いた?

「うーん。俺校卒業してあちこらふらして時期があどさ」

ああ、バックパカー?」

てほど本的でもないけど。それでトラブルに巻き込まれとき応覚えた


65 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:33:21.95 ID:LZSY7jKs.net
M君いわく、因縁をつけられたときは

「抵抗しない、同意しない、相手と同じ人格になる」

が鉄則だそうです。

「だけど、直さないとは言ってないって、同意になるのでは…」

「でも直すとも言ってないし」

「き、詭弁だあ…」

「結果オーライ」

「でもさ、本当にヤクザ呼ばれたら どうするつもりだったの?」

「まー呼ばないでしょうよ。素人相手にタカリ失敗しましたって言いふらすことになるし。それよりも、あそこで弁護士呼ぶぞって言われる方がよっぽど怖いわ」



66 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:33:50.24 ID:LZSY7jKs.net
ケメンで、優て、控で、大人しくて、気弱な優男はずのM君。

かにそれが彼ではあるけど、でも、そで全てじゃあなかった

がけず肝が据たところを見せられて私は初めてM君「かっこ」と思った。

ビついていたマイハートが、めた

吊り橋効果もあっただろうけど、私M君に恋を



67 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:34:34.61 ID:LZSY7jKs.net
言いたいことは言ってしまわないと、気が済まない性分の私。これまでそうして何度となく玉砕してきたわけですよ。

でもこの時は、そのまま突っ走ろうとする自分を引き止めるものがあった。

それはチラチラと見え隠れする、M君の屈折した思考の根っこにあるものだった。

一体それが何なのか、私には全く理解できていなかった。

そんなミステリアスなところもステキ… なんていう乙女な恋愛観が、残念ながらない私には彼のミステリアスさについて、一つの可能性が思い浮かんでいた。

M君ってさ、ひょっとして…………ゲイなんじゃないの?

別に彼は、ナヨナヨしてるとか、オネエっぽいとかじゃあない。

だけど、普段の動作や食事のマナーなんかに男性特有なワイルドさっちゅーか、下品さがなかった。

ごめんね、男の人を貶しているわけじゃないよ。でも私はそういうところに、男らしさを感じるわけさ。


69 :1@\(^o^)/:2017/01/03(火) 19:35:03.61 ID:LZSY7jKs.net
がゲイだとすれば、最に食事くれたとどろもどろさや 私が友なりたいって言ったときの即にも納得

女慣して子は単なるカモフラージュで私と二人きりするのに抵あったんゃ?

私が「る前ずはお達か」と企んでると思っ警戒したじゃ?

分がゲイだくなくて、あな曖昧なてたんじか?

ど私に そ気がなかっ、気を緩めてたんじ沿ゃなだろーか?

れにの顔と性格で女っ気が全ないっていうのも、と不思議だったん

過去の恋愛話を聞いたら、いやあそれに〜」

好みのタイプを聞い、「気に入れば誰でも〜」

なんて、いつもゴニャゴニ魔化されてしまったし

のもM君がイならばなる応だった。




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