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思い出の懐中時計

 



生の頃、の帰り道にあ「美計店」のドウ飾ってあ中時計をいつていた。

だかとてもカッいい感じがし。飾りの細工に竜絵が彫ってあり、いつかほしと思っていた。

「こんにちは。どうしたのかな?いつも見てるね君

いつの事だったろうか。いつものよう中時計を見ていた不意に声かけられた

表をつかれた生の俺は思わず叫んまった。

「うわあ!」

「あらあら。びっくりさせちゃっかな。あたしね、この店のんだ

顔を見上げる そこには20代前半くらいの女の人が立ってた。

ショーットカッがと似合いて、笑顔象的ったのを覚え

こんちは」

にちは。あたし、ち挨拶できる子きよ

「はあ・・・・・・」

きなんだ

「うん・・・・・何ていうの?かいいね。秘密?」

れは懐中計っていうの

いちゅう?海と関係ある

いや、の海中じゃなの。まあポケットとか服のポケとかにし持秘密時計事よ

す、げえ!」

ふふっ。入って見てみる?」

うん!!いい?」

「いてくれてた御礼

店内に入る、色々な時計が店中に飾ってあり面食らだ。

しかしっくりしたのはての時計の秒針がピッリ揃時をんでいた事

カチう一つの音が内に響いていた。


も奇妙な感心に何故の時、得体の知れないを感じた。

の狂いもなく中の時計がピッタリじ動きをしているとにまるで異空間に迷いだような錯に陥った気た。

ビックリし?」

「何か思議な感じ・・・・・・・お姉さ凄いね この時計達。生きて調い」

りなの。それに初めたお客さ寿まずリするわねれを観するのが趣味なの

「趣悪いよ お姉さん」

も嫌感じじゃないでしょ?

初ちっと怖かったよ




「まだまだね

「小学生だも



ういお姉さんはスッっと笑った。


「は。これが見たかったんでょ?」

「うん。何か、普通の時計とはうね気が」

「独特婿でしほら ここに竜の彫刻があるでしょここの出っ張りを押しらん」

これ?

れを押すと彫刻の竜の目がッカり、カッと音した。ふたスイッチになってい ふたを開けると文字盤が現れた。

は その細工にひど見入って

ンドウを見るときには像もかった細工に心を奪わた瞬間だた。

「すえ・・・・」

るで宝物も見つけかのように俺その懐中ずっと見つてい

「ほしい?」

「う・・・」

「うの店るんだ。それ、君あげる

ほ、当に?

「うん。気に入ってくれたみし」

「本本当?」

「やっぱ嘘

「え

嘘。談よげる切にして

がとうお姉ん!!」

たしして」

時計店をさんは ずっと俺の後ろで手を振っていた。

バイバイ」

は何度をさてお礼を言った。嬉くて仕方な

の懐中時計見てい



れからずっ肌身さずている。

高校3年の今でも腕時はな これをち歩いている。切な物だ

議と一の狂いも。さすがあお姉さん店の時計だ



「先輩見てるんですか?」

後輩の小林千春だっ

おお。小

めてださいよも!少年探偵ゃないんだから」

「ほ。俺の宝物」

「うあ・アンティークです。うちの美品の一つに非加えたいです・・・・」

まったくのおは」

あ!!先輩!!私を扱いしなでくい!!!」

金持ちじゃねーか!のおかい万って何者よ」

「だってれるんですもん」

「普通は5千円くらいだろ」

「じゃあげますよ!なんか!

「何だよ」

「お金いぱい仕方ないじゃないですかです!

「やべ、コイツ超殴りてえ

「ふふーん


小林春とは学食で知り合った。

を買う時に財布から ひらりとードをす俺のんでた小林に唖然しただ。

あら、カード使えなのかなあ・・・・・・

ょっと、君なしてんの

「へや、カレー食べたいすけど、がつえないん簿す・・・」

顔がマジだった。コイツ本気やがる

「実ードが使えないのにはがあるんだ」

便へ?訳でか」

今年に入て謎の犯罪集団がこ学校入り込んでカードの情スキグしそうにったんだ」

スキミングでか!!」

「ああ。れはいもと変わらな一日だった。いち早学食に来た俺は何違和感を感じた。
耳をすませ調電子音すかにってるん

電子音ですか!!それは一?」

(こい本気俺は一発で見破ったね。こは食券の販売機にキミング置が設置されってね」




「すいです!!

「俺は生と警察に連絡し案の機械のからキミンが出。かな機械詳しいのやり口だよ。内部の設計に何の感もなく装置取り付けて

なり専門の知識が必要ですよね・・・・」

ああ。そのりだよ。それからといものキミン被害対策のめカードの使用はなくったんだ

・・・・るほど・・・・でもあたこのカードし持ち合わいんです」

「で、いつツッコの?」

「え

いやいや。ええ???

「何かツッムん

本気聞いたの?

「えちょ尊敬ました。凄ええと姿・・・」

時任介。2年生だ

「トキトー輩です

「ああ。君は何者?小銭を出せ小銭を。食では小銭だ!

私、千春1年す。小銭はここ1年近く見ません

「あん、もしして金持

「あしをお金ち扱いしないでださい!民です!!

庶民が学食で、カードをヒラリと『何か問題で』と言わんばかりにに出すな吹いた!」

「だってカード便利だん」

「しい。俺が奢ってよ。カセット

い!銭も持ってる!」

いや、小銭てるか

んとですかあ、の人って

ってるよ」

すみまーん!!」

何やら「小すか?」と聞いている。

「先人も銭持てました!!」

「聞きに行なよ!だけ旺盛だ君は


あれから1年にる。

の懐俺が小学生の貰った宝物なんだ。何か探偵団の秘密道カッコいだろ」

「ええ。カイイす!」

「そうだろ」

小学生の懐中時をもらっから、美原店は本当に無くなって

した店内。のお姉さんもいない。

看板の文字も取り外れ、空き家に

兄さん」

中時計に見入ていの雫の声がした

おう雫か。した

「いや。見かけたかかけ

そうえばには妹介しかったな。

林ほら。俺の妹の雫小林同じ高校2年

「知!同じクラスですもん

、そうなの?ゃ、紹介いらなかったな」

「そうもないです。雫ちんあんま喋ら

「ああ。こいつ人見知りしいから。初対面の人とかはほぼ無言だ」

殿ぎ」

「いや、そうでもない」

「私が根に見るでしう」

「その高いな。でも それはお前の性格が原因だろ」

たま兄さんは。の事大好きなせに

こそ俺のきなくせに」


ギュッと握り締める俺と


よし!」

し!

と妹にっり笑って同う言った

林の上にハテナマが浮かんで

輩なんですか?よって

気にするな」

気にしなさい小林ん」

いや!!妹でスキって言い合なかったで!!」

「雫

いや、兄さんが

「お前頼む」



>>次のページへ続く


 

 

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